Archives for 研究成果 - Page 59

研究成果

「教え」、「気遣う」赤ちゃん – 1歳半児は相手の知識や注意状態を踏まえてコミュニケーションする

コミュニケーションと他者の「こころ」 わたしたちは、他者との関わりのなかで生きています。周囲の人の知覚状態(どこを見ているか)や知識状態(何を知っているか)を適切に認識したうえで、その人(たち)の行動… この記事を読む
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好きなものに目が向くのか、目を向けたものを好きになるのか – サッカー好きな人で検証

好きなものにはつい目が向く? 目を向けたものを好きになる? 我々はしばしば「好きなものにはつい目が向く」と言います。しかしながら逆に、「目を向けたものを好きになる」こともあると過去の心理学研究は示して… この記事を読む
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プレート境界からの「水漏れ」が深部低周波地震を抑制? – 西南日本の高精度地震波解析で明らかになったこと

西南日本の深部低周波地震 西南日本は、その下にフィリピン海プレートが沈み込み、1944年東南海地震や1946年南海地震のようなプレート境界巨大地震が過去に何度も発生し、大きな被害を受けてきました。これ… この記事を読む
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謎多き稀少動物「キューバソレノドン」の研究最前線 – 従来の説を覆す!

キューバソレノドンとは? キューバソレノドンは、真無盲腸目のソレノドン科に属している頭胴長30cm、体重500〜800グラム程度の哺乳動物です。真無盲腸目とは聞き慣れない言葉かもしれません。この分類群… この記事を読む
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和歌山県・白浜沖に秘められた生物多様性 – 未知の種が10種以上見つかる

  生物多様性とは? 生物多様性とは、砕いていえば、「この地球上にどのような生物がいて、それぞれがどのように関係しているか」ということを表す用語です。生物多様性には、遺伝子(種内)の多様性、… この記事を読む
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日本で見つかった首長竜「フタバスズキリュウ」の研究秘話 – 東京学芸大・佐藤たまき准教授に聞く

フタバスズキリュウは、今から50年近く前の1968年に、当時高校生だった鈴木直(ただし)氏により福島県でその化石が発見された”国産”の首長竜です。長いあいだ科学的な検証が十分に行われず、正式な論文とし… この記事を読む
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南極産の菌類で酒造り!? – 極限環境を生き抜く菌類の魅力

  南極にも菌類が住んでいる 「南極」と聞くと、年中、氷と雪に覆われた白銀の世界と想像する人も多いでしょう。私自身も南極の菌類を研究する前までは、そのように考えていました。実際に南極大陸の約… この記事を読む
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ウミガメって、どんな一生を送っているの? – 東京大学大学院・木下千尋さんに聞く

「ウミガメ」と聞くと、テレビなどで観たその産卵風景などを思い浮かべる方も多いのではないだろうか。私たちにとって身近な動物のように思えるが、ウミガメがどこで生まれ、どのように成長しているのかということは… この記事を読む
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“怖さ”をコントロールする脳活動 – 過剰な恐怖記憶を防ぐ脳内ブレーキメカニズムとは

  嫌な記憶 - 過ぎたるは猶及ばざるが如し 日常生活において、不快感や恐怖をもたらす出来事は私たちにとってストレスとなりますが、このような嫌な体験を記憶することによって、私たちは事前に危険… この記事を読む
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細胞の運命を巻き戻す遺伝子を発見! – 生命と生命をつなぐ仕組みの一端が明らかに

  生命の連続性を担う唯一の細胞、生殖細胞 私たちの生はたったひとつの卵にひとつの精子が受精した瞬間に始まりますが、不可逆的な時間経過により恒常性を保つことが困難となった個体は最終的には必ず… この記事を読む