Tag archives for 神経科学 - Page 4

研究成果

やる気が出ると目がさえる – モチベーションと睡眠覚醒の関係の謎を明らかに

退屈な講義や会議にでているとき、ついウトウトしがちです。逆に、車の運転中など何かに集中しているときや、気持ちが揺さぶられるような出来事があったときは眠気がなくなります。 私たちは日々の体験から、モチベ… この記事を読む
研究成果

コオロギも「ビックリ」したときに記憶する

「あの人の名前が思い出せないの!」 映画「君の名は。」のワンシーンですが、冷静に考えれば一大事です。私たちの生活には、適切に物事を記憶することが欠かせません。大切な人の名前を覚えることも、仕事の手順を… この記事を読む
研究成果

わたしたちはなぜエアコンをつけるのか? – 意識的な体温調節の仕組みを探る

体温調節には2種類ある 「体温調節」という言葉からみなさんは何を思い浮かべるでしょうか? 夏の暑い日に汗をかいたり、冬の寒い日に筋肉が震えたりするのを想像するかもしれません。こうした体の反応は「自律性… この記事を読む
研究成果

リン酸化酵素が神経細胞で担う機能とは? – 概日リズム障害と加齢依存的な運動異常を示す変異マウス

神経細胞による概日リズムおよび運動の制御 神経系は生体の恒常性維持のためにさまざまな機能を制御しています。概日リズムや運動の制御は、神経系の重要な役割のひとつです。概日リズムは約24時間で周期的に繰り… この記事を読む
研究成果

パーキンソン病の病因に迫る − αシヌクレインの神経伝達に対する毒性とそのメカニズム

パーキンソン病とαシヌクレイン パーキンソン病は世界で約1千万人の人々が罹患している神経疾患で、日本では1000人に1〜人、60歳以上では100人に1人が発症していると言われています。この病気は制御不… この記事を読む
研究成果

アルツハイマー病の初期病態の回復可能性 – 実験モデルから推察できること

アルツハイマー病の脳に溜る異常タンパク質 アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は認知症の原因疾患のなかで、最も患者数の多い疾患です。この病気の脳には細胞の外部(細胞間隙)に、アミロイドβタンパク… この記事を読む
研究成果

認知症の一種「前頭側頭葉変性症」の発症メカニズム – なぜ神経変性疾患の治療は困難なのか

これまでにメディアで「社会的地位にあった人が痴漢で逮捕」とか「立派な家がいつの間にかゴミ屋敷に」などのニュースに接したことがある方は多いかと思います。でも、こうした事件のなかには前頭側頭葉変性症(FT… この記事を読む
研究成果

“怖さ”をコントロールする脳活動 – 過剰な恐怖記憶を防ぐ脳内ブレーキメカニズムとは

  嫌な記憶 - 過ぎたるは猶及ばざるが如し 日常生活において、不快感や恐怖をもたらす出来事は私たちにとってストレスとなりますが、このような嫌な体験を記憶することによって、私たちは事前に危険… この記事を読む