Tag archives for 生物物理学 - Page 2

研究成果

体内時計は冷やすとブランコになる – 物理学が明らかにする体内時計のとまりかた

リズムがあるのかないのか、それが問題だ 体内時計によって私たちは時計を見なくとも寝起きをすることができ、植物は決まった時間に花を咲かせることができたりします。このように体内時計のおかげでおこる約24時… この記事を読む
研究成果

細胞小器官の動きを理解する方法 – ゴルジ体の形成過程を物理で再現する

細胞の中の形 私たち人間を含め動物、植物、カビ、原生生物など目に見えるほとんどの生きものは真核生物に分類されます。真核生物は細胞の中に核を持つ生きものという意味ですが、この細胞(真核細胞)には核以外に… この記事を読む
研究成果

光エネルギー変換の新常識! – 光駆動2価多原子アニオン輸送体の発見とその分光特性

生物と光 地球上の生物は、直接あるいは間接的に太陽光エネルギーを利用して生命活動を営んでいます。たとえば、植物は光合成システムにより光エネルギーから有機物や酸素を産生し、自身の成長に利用するとともに、… この記事を読む
研究成果

生物にとって「温度」とは何なのか – 細胞1個の”アツい”熱の研究最前線

熱産生し「恒温」動物のようにふるまう魚 小中学校で、哺乳類や鳥類は自分の周りの環境によらず体温を一定に保つ恒温動物、魚類や両性類は周りの環境の温度によって体温が左右される変温動物、と習った人も多いので… この記事を読む
研究成果

「細胞質流動」の再現に成功! – 人工細胞を作って、細胞の仕組みを解明する

細胞質流動とは? 細胞質流動(cytoplasmic streaming)とは「細胞の内部を占めている液体や細胞小器官(これらを総称して細胞質(cytoplasm)と呼びます)が、細胞内で流れる現象」… この記事を読む
研究成果

染色体の太さはなぜ一定なのか – 染色体凝縮の謎に、物理学から挑む

  染色体凝縮とは? 私たち生命の遺伝子DNAは、細胞核の中に染色体として納められています。たとえば、ヒトの染色体は46本あり、染色体に含まれるDNAを足し合わせた全長は、2メートルにもなり… この記事を読む
研究成果

分野横断型の研究を進めるための◯◯力とは? – お茶の水女子大・郡宏准教授

葉脈や河川の形成、魚の集団運動など、身のまわりの複雑な現象を数値シミュレーションで記述し、自然界の普遍的な構造を探ろうとする研究分野がある。しかしそのような研究では、物理学や生物学、工学など、分野を問… この記事を読む
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