今回は3件のacademist新着プロジェクトをご紹介いたします!

水銀から金をつくる「原子炉錬金術」を実証する!

夢物語ではありません。元素の核変換が生じる原子炉の仕組みを活用して、戦略的に元素を生成するための研究が進んでいます。不要なものから必要なものを、豊富なものから希少なものを、安価なものから高価なものを。期待が膨らむこの技術の実現に向けて、高木さんと竹澤さんは、象徴的な元素である「金」の生成を実証することで第一歩を踏み出したいと言います。現代の「錬金術」を志す2人の研究者のチャレンジに、応援をよろしくお願いします!

「へら絞り法」の精度を検証しブラックホール撮像を目指す!

天文学を専門とする三好さんが今回着目するのは、匠の技として知られる「へら絞り法」の加工精度。へら絞り法は、銀やプラチナの高級グラスから宇宙ロケットの製作にまで使われている金属加工技術でありながら、その精度については検証が追いついていません。優れた技術の精度を科学的データに基づいて評価することで、ブラックホール撮像の実現に向けた一歩を踏み出すだけでなく、その技術のさらなる応用にも役立てていきたいという三好さんのチャレンジに、応援をよろしくお願いします!

脳腫瘍は克服できるのか? ナノマシンで挑む!

がんが治る時代と言われている昨今ですが、未だ人類が太刀打ちできないのが脳腫瘍です。Sabinaさんが研究対象とする「GBM」は、外科手術では完全に除去することが難しく薬剤を投与しても腫瘍に辿り着かないため、治療が極めて難しい病気です。今回その難問に、「ナノマシン」を活用して挑みます。

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これらのほかにも多くのプロジェクトが公開中です。ぜひ一度、クラウドファンディングサイトをご覧ください!