科学技術の革新的なイノベーションによって、私たちの生活や価値観、社会のあり方が大きく変わろうとしている昨今、世界主要国では、客観的な根拠(エビデンス)に基づく科学技術イノベーション政策の形成を目指した取り組みに期待が寄せられています。もちろん、日本も例外ではありません。

日本では2011年度より、文部科学省による「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』推進事業」(SciREX: Science for RE-designing Science Technology and Innovation Policy)がスタート。経済や社会の状況を多面的な視点から把握・分析したうえで有効な政策の立案を行う「エビデンス・ベースド・ポリシー」の実現を目指し、体制や基盤の整備、研究推進、人材育成などが進められています。

本連載では、全4回にわたってSciREX事業の活動や研究について紹介していきます。

[PR] 提供:政策研究大学院大学 科学技術イノベーション政策研究センター(SciREXセンター)

第1回:答えのない問題を議論するために、土壌を整備する – SciREXセンター 白石隆センター長

【「政策のための科学」とは何か? #1】答えのない問題を議論するために、土壌を整備する – SciREXセンター 白石隆センター長

第2回:国際比較研究から運営費交付金の論点を考える – 政策研究大学院大学・林隆之教授

【「政策のための科学」とは何か? #2】国際比較研究から運営費交付金の論点を考える – 政策研究大学院大学・林隆之教授

第3回:政策実務者とともに、動きながら考える – 大阪大学・平川秀幸教授

【「政策のための科学」とは何か? #3】政策実務者とともに、動きながら考える – 大阪大学・平川秀幸教授

第4回:幹細胞生物学者としての経験をもとに、”内側”から再生医療の普及に貢献する – 神奈川県立保健福祉大学・八代嘉美教授

【「政策のための科学」とは何か? #4】幹細胞生物学者としての経験をもとに、”内側”から再生医療の普及に貢献する – 神奈川県立保健福祉大学・八代嘉美教授