沈没艦「アルバコア」調査続編！ 中型無人潜水機で全貌解明に挑む

ご支援くださった皆様、Returnが遅れていて申し訳ございません。
私共のプロジェクトの米国の協力者が、私たちの調査結果を分析し、11月初旬にワシントンの「the U.S. Navy’s Naval History and Heritage Command」に、私たちの発見した沈没艦が「Albacore」である、という報告書を提出しました。その報告書は審査されていますが、結論が下されるまでしばらく時間がかかるとのことでした。第二次調査のReturnとしての報告書やビデオを準備していますが、米国の結論を受けてから、その内容を含め、配布しようと考え、Returnについて何らご連絡をせぬまま今日に至っています。現在、結論を待っているところです。Returnの発送は、もうしばらくお待ちください。米国側からも「辛抱強く待て」と言われています。
なお、
2019年6月5日に沖縄海域でGato級潜水艦「Grayback」が発見されています。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35145244.html
しかし、「the Lost 52 Project」が正式に発表したのは、2019年11月10日で、5か月が経過しています。
https://www.warhistoryonline.com/ships/uss-grayback-discovery.html?edg-c=1
ABC Newsが遺族たちへのインタビューを含めて報道をしています。
https://abcnews.go.com/US/world-war-ii-submarine-found-off-coast-japan/story?id=66893943
ご参考まで。

多くの方々からご支援をいただいて、10月2日に無事に実行ができました米国潜水艦「アルバコア」の中型潜水艦による調査データを分析しています。まだ未熟ですが、写っている部分がいったい何なのかを取りまとめ速報としてZOOMで講演いたします。ぜひご視聴ください。どなたでも参加できます。

10月 5日 (水曜日)：午後8:00～9:00
https://us06web.zoom.us/j/89563210096?pwd=RWVWNGQ4YkhVZ0ROK0g3VkJwSkM5UT09
ミーティングID: 895 6321 0096
パスコード: 745381

なお、クラウドファンディングは、10月6日17時まで開いておりますので、よろしくご支援ください。

2022年10月２日米国の潜水艦「アルバコア」の探索調査を中型ROVでおこないました。添付の写真は、237m深度の海底に横たわる艦橋後部の状況です。上の方に手すりとそれを支える支柱が写っています。その下の四角いものは窓です。漁具に阻まれながらも、多くの映像を撮影することに成功しました。
このプロジェクトにラウドファンディングを通じてご支援いただきありがとうございます。10月4日10時現在８４％を超えるところまでご支援をいただきました。もう一歩でゴールです。ゴールへと到達するために、クラウドファンディング情報をお知り合いの方々にお知らせくださいますようお願いいたします。
https://academist-cf.com/projects/252?lang=ja

10月2日、ROVをアルバコアに投入しました。台風が近づいてきて風が10m以上になり、白波も立ってきたので、調査活動を15時までに終了しました。漁網や索具類がアルバコアにかかり、全体調査はうまくいきませんでした。しかし、砂に埋もれる艦尾や、艦橋の様子など、多くの画像を得ることができました。

アルバコア 第二次調査の前日、10月1日朝9時半から、私共がおこなている沈没船調査についての総合的な紹介、アルバコアの第一次調査の成果、二次調査の具体的なやりかた、などを一時間半に渡って函館のホテルで講演し、生中継いたします。ニコニコ生放送でぜひ視聴ください。
https://live.nicovideo.jp/watch/lv338632583
この講演会はZOOMででも参加できます。
　https://us06web.zoom.us/j/85276494389?pwd=NlhqODdyQUFHTWJ2U21pSHhjMWZVUT09
　ミーティングID: 852 7649 4389
　パスコード: 416407
翌日2日の調査行動の理解を助けてくれるはずです。

調査船は、函館港中央埠頭に着き、10月1日17時にアルバコアに向けて出港します。