すい臓がんの「がん幹細胞」をピンポイントで退治したい！

2020年4月1日に製薬会社(A社)との共同研究契約を締結しました。
製薬会社との基礎研究および前臨床試験により妊婦さんの化学療法の実現を進めます！

2020年5月に予定されている国内最大規模の学会である第69回高分子年次大会において広報委員会パブリシティ賞を受賞しました（総数1,494件中11件が選出）。発表タイトルは「妊娠期の化学療法に向けた高分子ミセルのサイズ制御」です（共著者：鈴木研資、永松健、片岡一則、カブラルオラシオ）
また、受賞内容について報道機関へのプレスリリースが行われる予定です。
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2020年2月にサンディエゴおよびサンフランシスコで開催されたビジネスプランに関するピッチコンテストにおいて最優秀発表賞（１位）、優秀発表賞（２位）をダブル受賞しました。
ビジネスプランはベンチャー企業設立のためには必須であり、今回受賞したビジネスプランをもとに創薬ベンチャーの設立を目指しています。
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2019年10月5日に開催された「第4回academist PRIZE」においてビットマイスター賞(最優秀発表賞に相当)を受賞しました。https://academist-cf.com/journal/?p=11882
発表タイトルは「妊婦さんの化学療法を実現するナノカプセルの開発」です。
受賞賞金20万円は妊娠期の化学療法に向けてのPMDAとの相談費用に使用いたしました。
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1/25に博士号(工学)取得のための本審査が行われました。博士論文の第4章の中でリガンド分子による遺伝子治療の可能性について議論いたしました。体内でタンパク質を作り出すメッセンジャーRNAを高分子ミセルに内包し、リガンド分子を表面に修飾することにより、培養細胞内でのタンパク質合成に成功しました！今後は動物実験を進め、体内での治療用タンパク質合成に取り組み、がん以外の難病への展開を行います。今回の審査の結果、博士号の授与が認められました！ありがとうございます！

12/15に早稲田大学で行われた国際学会(Glowing Polymer Symposium in KANTO)で口頭発表を行いました！発表タイトルはDevelopment of Polymeric Micelles for Mitochondria Targeting through Phosphocoline Ligand Installation (ミトコンドリアを指向するホスホコリンリガンド搭載高分子ミセルの開発, 共著者: 五十嵐一紀, 松本有, 片岡一則, カブラルオラシオ)です！

12/7にリガンド分子に関する特許の出願が完了しました！今回の特許はがん細胞の中のミトコンドリアと呼ばれる器官を標的とするリガンド分子の発明に関するものになります。このリガンド分子により、がん細胞のミトコンドリアにダメージを与え、効率的にすい臓がんを治療できるようになると思います！