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すい臓がんの「がん幹細胞」をピンポイントで退治したい!

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SUCCESS
支援総額: 407,420 円
目標金額: 300,000 円
達成率
135 %
サポーター
41
残り時間
終了
募集期間は終了しました

目標金額を達成しました!

多くの方々からのご支援のおかげで、目標金額の30万円を達成しました。
本当にありがとうございます。
ご支援をもとに動物実験を開始し、高分子ミセルのすい臓がんに対する薬効を評価したいと思います。

今回のクラウドファンディングを通して研究資金をいただけたことは非常に重要でしたが、私の研究への応援コメントにも非常に勇気づけられました。
研究においては先生や研究員、学生さんやお医者さんと関わることが多いですが、他の多くの方にも支えられているということを再認識しました。
また、抗がん剤の研究においては、研究内容を特許化・学術論文化するだけでなく、臨床試験に展開し、臨床応用を目指さなければならないと実感しました。
さらに、クラウドファンディングを進めていく中でアカデミスト様を通して異分野の方と交流する機会をいただき、他分野の研究者のお話を伺って、私の研究に対するモチベーションもさらに向上しました。

今後はセカンドゴールとして50万円を設定し、臨床応用を目指した以下の動物実験を計画しています。
1. 自然発症膵がんマウスを用いた動物実験
2. 患者さん由来のがん細胞を用いた細胞実験
今回のご支援で予定している動物実験においてはすい臓がんを実験用マウスに移植することにより抗がん剤の薬効を評価しますが、セカンドゴールのさらなるご支援により、臨床に近い条件において薬効を評価したいと思います。これらの実験により抗がん剤としての有効性が広く認められ、臨床試験に進むための大きな一歩になると考えられます。

引き続きご支援・ご声援よろしくお願いします。

宮崎拓也

academist スタッフからの一言
ナノマシンによる「体内病院」の実現に向けた第一歩

柴藤亮介

最も治療が難しいと言われる「すい臓がん」。ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の宮崎さんはこの難問に、「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」でチャレンジします。宮崎さんの研究が発展すれば、すい臓がんが発症したと同時に、体内に仕込んであるナノマシンがそれを発見し、がん細胞を倒してくれる「体内病院」が構築できるかもしれません。このアイディアが実現する日に向けて、ぜひご支援をお願いいたします!

すい臓がんは治療が難しい

がんは日本における死亡原因の第1位であり、肺がんや胃がん、乳がんなど、さまざまな種類のがんが身体の全身で発症します。身体の表面のがんは外科手術や放射線治療などで治療が進められていますが、身体の内部のがんはこれらの方法を用いた治療が難しく、抗がん剤による化学療法が行われています。

私の研究対象であるすい臓がんは、最も治療が難しいがんとして知られており、化学療法による治療が行われているのですが、抗がん剤はがん組織だけでなく正常な組織にも浸透するため、さまざまな副作用を引き起こしてしまいます。

がん組織のみに薬剤を届ける

そこで最近では、必要な場所にだけ薬剤を届ける「ドラッグデリバリーシステム」が注目されています。がん治療においては、ナノサイズのカプセル「高分子ミセル」に抗がん剤を封入することで、がん組織にのみ薬剤を送り込むことができます。高分子ミセルは、ナノレベルのサイズ調整が可能です。すい臓がんには小さなカプセルが浸透することがわかっており、小さなカプセルに抗がん剤を封入した高分子ミセルは、臨床試験に進んでいます。

がん幹細胞にも作用する技術の改良を目指す

ただ、高分子ミセルでがん細胞を破壊できたとしても、がんの母親である「がん幹細胞」を破壊しなければ、がんは再発してしまいます。このような特定の細胞を倒すためには、高分子ミセルのサイズの調整に加えて、新たな技術開発が必要であると考えています。

そこで今回、すい臓がんの治療精度を高めるべく、革新的な高分子ミセルの開発を行いたいと考えています。具体的には、がん幹細胞と結合する「リガンド分子」で高分子ミセルの表面をコーティングすることにより、抗がん剤の特異性を高めたいと考えています。

研究費サポートのお願い

現在は、リガンド分子で高分子ミセルをコーティングして、がん細胞を用いた細胞実験に取り組んでいます。しかし、私は実績の少ない大学院生ということもあり、臨床応用に向けた動物実験を行うための費用が不足しています。そこで今回、実験用マウスおよび抗がん剤の購入費用を皆さまにご支援いただきたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

私の所属するiCONMでは、将来的にさまざまな機能が搭載された高分子ミセルからなる「ナノマシン」が自力で体内の異常を検出し、診断・治療を行う「体内病院」の構築を目指しています。私が研究を進めている抗がん剤を封入した高分子ミセルのドラッグデリバリーシステムの実現は、体内病院を構築するための第一歩となります。

今回のプロジェクトによりすい臓がんの根治を目指すとともに、皆さまから「この病気を治して欲しい」というニーズをもとにした新たな研究プロジェクトを作って行きたいと思います。ぜひ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

挑戦者の自己紹介

宮崎拓也

はじめまして、宮崎拓也(Miyazaki Takuya)です。鹿児島で生まれまして、小学校まで福岡で、中学校と高校を長崎で過ごしました。大学進学と同時に東京に上京しまして、大学院進学後から高分子ミセルの研究を始めまして、今年で5年目になります。研究においては先生および学生とのコミュニケーションを大切にしていまして、クラウドファンディングにおいても支援者様および患者さんとのコミュニケーションを大切にしたいと思います。よろしくお願いします。

研究計画

時期 計画
2018年05月 クラウドファンディング挑戦
2018年08月 実験開始
2018年12月 特許出願
2019年3月 論文執筆(〜2019年9月)
2019年5月 学会発表@高分子学会
2019年6月 学会発表@DDS学会

リターンの説明

リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
1,100 円 (税込)
注目のリターン : 研究報告レポート(電子版)

本プロジェクトの研究報告レポートをメールにてお送りいたします!

リターン内容

研究報告レポート(電子版)

10人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

5,500 円 (税込)
注目のリターン : iCONMの公式サイトにお名前掲載

1,000円のリターンに加えて、iCONMの公式サイトにお名前を掲載いたします!(注)支援時にご登録いただいたフルネーム(漢字)を掲載いたします。

リターン内容

iCONMの公式サイトにお名前掲載 / 研究報告レポート(電子版)

17人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

11,000 円 (税込)
注目のリターン : サイエンスカフェ参加権

5,000円のリターンに加えて、サイエンスカフェにご招待いたします。日時は2018年9月1日午後か9月2日午後、場所はiCONMを予定しています。当日来られない方々には当日の資料(電子版)を送付いたします。

リターン内容

サイエンスカフェ参加権 / iCONMの公式サイトにお名前掲載 / 研究報告レポート(電子版)

10人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

33,000 円 (税込)
注目のリターン : 研究室ツアー

10,000円のリターンに加えて、私が普段研究を進めている研究室をご案内いたします。日時は2018年9月1日午後か9月2日午後、場所はiCONMを予定しています。サイエンスカフェの後の時間帯で開催予定です。ぜひお越しください!

リターン内容

研究室ツアー / サイエンスカフェ参加権 / iCONMの公式サイトにお名前掲載 / 研究報告レポート(電子版)

1人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

55,000 円 (税込)
注目のリターン : 論文謝辞にお名前掲載

30,000円のリターンに加えて、本研究の成果を発表する際の論文の謝辞にお名前を掲載させていただきます。

リターン内容

論文謝辞にお名前掲載 / 研究室ツアー / iCONMの公式サイトにお名前掲載 / サイエンスカフェ参加権 / 研究報告レポート(電子版)

3人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

このプロジェクトは、 2018年05月21日(月) 10時00分 から 2018年07月27日(金) 19時00分 までの間に目標金額300,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
追加支援について
リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

1,100 円(税込)

研究報告レポート(電子版)

10 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

iCONMの公式サイトにお名前掲載

17 人 が支援しています。
(数量制限なし)

11,000 円(税込)

サイエンスカフェ参加権

10 人 が支援しています。
(数量制限なし)

33,000 円(税込)

研究室ツアー

1 人 が支援しています。
(数量制限なし)

55,000 円(税込)

論文謝辞にお名前掲載

3 人 が支援しています。
(数量制限なし)

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