厚生労働省との3年以上にわたるやり取りの末、“高密度焦点式超音波療法による前立腺がん標的局所療法”が先進医療Bとして承認され、加藤勝信厚労大臣により告知されました。
この治療は、2022年4月に承認されたMRIに基づいた前立腺生検法により、癌が一部に限局した患者さんに対して実施されます。適応となる患者さんの数は、転移のない前立腺癌の患者さんのうち、約20%と考えられ、年間20,000人ほどが想定されています。
施設基準のハードルは高く設定されましたが、これから集積される治療結果が、わが国の前立腺癌治療において、大きな役割を果たすことが期待されています。
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