東海大学は1942年に学園を創立。翌1943年静岡県清水市(当時)に、東海大学の前身である航空科学専門学校を開設したことに始まります。
その後1946年に旧制大学令により東海大学が認可されました。当時の文部省に提出された大学認可申請書には、人文科学と自然科学の融合による確固たる歴史観、国家観、世界観を把握せしめるとあります。これが本学の「文理融合」の教育理念となっています。
創立者松前重義が掲げたこの建学の理想、建学の精神に基づき、知識偏重教育を取らず幅広い視野と柔軟な発想力を持つ人材の育成を目指しています。
教育・研究機関として人材、知識、技術、機能を有し、全国にキャンパスを展開する総合大学として常に教育改革を推進し、最新の研究に取り組むと共に、その成果の社会への還元に努めてまいります。
〈東海大学総合研究機構について〉
東海大学総合研究機構は研究の社会的使命を果たし、国際的なアクティビティを発揮し、人類社会の発展に貢献していくため、1976年(昭和51)4月に発足。学園の広範な研究活動の有機的結合や、研究・運営・開発の統合化を行ない、外部機関との共同・受託研究等を積極的に推進し、「QOLの向上」に向けたイノベーションを創出する研究の実践により、人類の恒久平和と福祉の向上に寄与します。