ご支援いただきました皆様のお力をもとに、知的・発達障害のある子どもたちの体育・スポーツ活動をより充実させられるよう続けています。
2024年度に入って、会としては18年目に突入しています。
昨年度末から、本学の施設での活動も解禁となり、GボールやJPクッションといった、色々なアイテムを用い、子どもたちの運動をより広げられる活動を展開できるようになりました。
特にJPクッションは、乗る、跳ねるというだけでなく、バランスを保つことや、組み立てて遊ぶなど、展開がいろいろとあり、子どもたちの発想は見ていて、こちらが勉強になります。
研究の成果の一端として、2023年3月14日に報告をいたしました。
日本体育測定評価学会第22回大会 第5回身体科学研究会 合同大会でのポスター発表を行いました。
大会HPは以下の通りです。
https://academist-cf.com/mypage/challenger/projects/243/progresses/new?lang=ja
「障がいのある人たちの体力を測る」というテーマで発表し、会場の先生方からご意見を色々と頂戴することができました。抄録は添付の通りです。
大学の予算の関係ですが、7月に入ってから、予算が動きワットバイクの購入ができる情報が届きました。
皆様から託していただいた、研究の1番の軸が動き始めます。
そこで、ワットバイクの展示会に行ってきました。
写真は、今年新しく開発されたATOMというタイプのものです。
私(赤いシャツ)が、ワットサイクス社の担当から説明を受け、6秒間のピークパワーテストにチャレンジしているところです。
土台部分が四角くて安定してることや、サドルやグリップの調整もしやすいこと。
もちろんこれまでの機能はそのままであることも含めて、このATOMXを軸にワットバイクでの研究を進めていくことにしました。
予算が動き始めれば9月には納品になるかもしれません。
皆さんにも体験してもらえる日が近づいています。
毎週土曜日には、体操教室を開催し、子どもたちのできることを広げてゆくアダプテッド・スポーツの提供を行っています。
普段は跳び箱を、どのように跳ぶかが授業の内容としても大切になります。
ですが、私たちの活動の中では、跳び箱も一つの道具になっていきます。
この日は、バスケットボールに興味がなかった子どもが、跳び箱に乗った時に、ゴールに興味を持ったことから、ボールを渡してみました。すると、ボールを投げ込んで遊び始めました。
跳び箱にとびのる遊びが中心だったのですが、とび乗ると遊びの世界が広がることに気がついてくれました。
写真は、その面白さにはまって、跳び箱をずらし、何度もシュートを始めた時の様子です。
できることが広がる面白さを味わっています。
なかなかこちらで報告できていませんでしたが、8月に入ってやっと自身の研究に傾ける時間が取れるようになってきました。
これまでにリターンの一部としてお話ししていました、放課後デイサービスの運動支援を行ってきました。体操にはじまってエアロビクスや、毎回、子どもたちの様子に沿ったアダプテッド・スポーツの提供を行なってきています。
写真は、キックベースを行なっているところです。
活動の内容は、その時に集まった子どもたちの様子や、やってみたいという声を聞き、その上でスポーツをアダプテッドしながら構成しています。
活動場所は、公民館のホールですので、決して広くはありませんが、その中でも楽しめる活動にしています。
この研究で購入予定のワットバイクですが、現在は、学内で他の研究に使用している機材を借りて使用しております。
昨年12月からお借りし近隣の特別支援学校で使用していた機材を回収してきました。回収の際、使用状況についてデータを受け取りましたが、その結果にビックリ!生徒の測定値が、大学のアスリート並を叩き出していました!!
先生方の話では、昼休みに乗ることが楽しみになり、ペダリングがスムーズになるだけでなく、足の回転が速くなったため、走るスピードにも変化が出ています。
このクラウドファンディングを達成し、さらに多くの機材を貸し出し、データを収集し、障害のある子どもたちの体力は、まだまだ未開拓であることを示していきたいと思います!
今夜、3月17日(木)19時〜、academist Barに出演することになりました。
これまでの研究の進捗なども含めてお話しいたします。
ぜひ、ご覧ください!
https://youtu.be/tzbD4gKsmxo
週末に、神奈川県秦野市の放課後デイサービスに運動プログラムを提供する活動を行なっています。
約2時間の運動プログラムとして、前半は、ラジオ体操やストレッチ運動、手遊びなどを含めた頭の体操や音楽を用いたエアロビクス運動を行なっています。後半は、レクリエーション活動として、参加している児童の経験やニーズ、様子に合わせて運動遊びを提供しています。
今回はバルーンゲームを実施しました(写真)。
子どもたちも熱中して活動し、あっという間の2時間でした。
この運動プログラムは、アダプテッド・スポーツの考え方に沿って、できることを増やしつつ、子どもたちの「またやりたい!」を引き出す活動となるよう構成し、実施しています。
昨年12月から地元、神奈川県内の特別支援学校に今回の研究し使用するエアロバイク「ワットバイク」を貸し出しし、学校で活用していただいています。見学はオンラインで30分でしたが、10名近い生徒が6秒間ピークパワーテストに挑戦する様子を拝見し、楽しんで漕いでいる様子がわかりました。高いスコアーが出ると歓声が湧くなど、盛り上がっている様子もありました。
以前よりもとても滑らかなペダリングができている様子を見て、とても感動した30分でした。
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