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ウィトゲンシュタイン哲学の国際ワークショップを開催したい!

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SUCCESS
木本 周平、槇野 沙央理
東京都立大学、博士課程/城西国際大学、非常勤講師
支援総額: 1,350,000 円
目標金額: 1,000,000 円
達成率
135 %
サポーター
174
残り時間
終了
募集期間は終了しました
ウィーンでの国際ワークショップへの参加につきまして

サポーターのみなさま

今年の9月11日から13日にかけて、ウィーン大学にて、国際ワークショップ“Wittgenstein and Hegel on the Foundations of Logic”が開催されます。槇野と木本が一般研究発表枠に応募したところ、アクセプトされました。(詳細はこちら→http://wittgensteinhegel2017.weebly.com/vienna-2023.html

ここで皆さまにご理解をお願いしたいのは、今回の渡航費用を、クラウドファンディングで得た資金から支出させていただくことです。
サポートを募った2020年の時点では、2021年に国内で国際ワークショップを開催する予定でしたので、皆さまにご協力いただいた支援金をオーガナイザーの渡航費用にあてる予定はありませんでした。
しかし、コロナ・パンデミックにより開催の延期を余儀なくされ、さらに、ヨーロッパ側のオーガナイザーとのやりとりから、2023年の開催も見送ることになりました。(詳細は、2022/09/23に投稿した進捗報告「開催年につきまして」をご覧ください。)
このように準備期間が長引く中で、槇野と木本は、2024年の開催に向けて、小さな研究成果を少しずつ積み上げてきました。具体的には以下の通りです。

・2021年8月から、木本が中心となって、Wittgensteins Hegel (Berg, A., Brill, 2021)の読書会を行い、ウィトゲンシュタインがケンブリッジ大学の同僚から受けたヘーゲル哲学に関する影響について検討した。(読書会は、関連領域内の異なるテクストで現在も継続中。)
・木本が「ウィトゲンシュタインとヘーゲル」をめぐる国内外の取り組みを取りまとめ、同タイトルで研究ノートを執筆し、『ヘーゲル哲学研究』(28号、pp. 95-98、2022)に寄稿した。
・2023年4月に、プレワークショップ“Wittgenstein and German Philosophical Tradition 2023"を東京都立大学で開催し、これまで焦点が当てられていなかったウィトゲンシュタイン哲学の大陸的バックボーンについて議論を行った。(発表者5人、参加者約30人)

以上の取り組みを通じて、私たちの研究に進展があり、日本国内で国際ワークショップを開催する前に、今年9月にウィーンで開催されるワークショップにて、研究成果を発表する準備が整いました。

ウィーンでのワークショップでは、以下の活動を行う予定です。

・槇野が、“Logical Notation and Everyday Language: Salvaging the Conception of Logic”という題目で発表する。
・木本が、“Elucidation and Therapy in Hegel’s Logic”という題目で発表する。
・2024年に東京で開催する国際ワークショップの告知・宣伝を行う。

また、帰国後は、ワークショップの様子をレポートとして取りまとめ、こちらの進捗報告に投稿いたします。

当初の予定とは異なりますが、これまで積み重ねてきた研究成果を踏まえ、ウィーンで槇野・木本それぞれの研究の進展を公開しつつ、海外の研究者と情報交換を行い、日本でのワークショップへの関心を高めるために、資金を利用したく思います。
渡航費の高騰もあり、今回の支出は決して小さな額ではありませんが、ご理解いただけますと幸いです。

オーガナイザー 槇野・木本
連絡先:witthegeljapan@gmail.com

槇野 沙央理 / 2023年08月15日
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現時点での会計報告

サポーターのみなさま

東京での国際ワークショップWittgenstein and Traditional German Philosophy開催のためのご支援、ありがとうございました。
2024年にワークショップを開催するため、現在、準備中です。

今回は、現時点で使用した金額の収支報告をさせていただきます。ご査収ください。
https://drive.google.com/file/d/1QLsUWzRBkhnxG2wboz34b6oJdN1bvwzB/view?usp=sharing

疑問点・不明点のある方は、恐れ入りますが、witthegeljapan@gmail.comまでご連絡いただけますでしょうか。
期日は、いったん8月4日までとさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

オーガナイザー槇野・木本

イベントウェブサイト:https://witthegeljapan.weebly.com

槇野 沙央理 / 2023年07月29日
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Pre-workshopの発表資料を期間限定公開します

サポーターのみなさま

去る2023年4月15日に、国際イベントのためのPre-workshopとして、Wittgenstein and German Philosophical Tradition 2023を開催することができました。
30名近い参加者に恵まれ、60分と比較的長い発表時間の中、5人の発表者とゆっくり議論をすることができました。

サポーターのみなさまに支えていただいたことで、ここまで活動を継続し、プレイベントの開催にまで漕ぎ着けることができました。このことにまず感謝申し上げます。
今後も、2024年の国際ワークショップ開催のため、協力し合ってまいります。

発表資料の配布を希望される方がいましたので、一週間の期間限定で公開いたします。
関心のある方はぜひご覧ください。

公開期間:2023年4月23日〜30日
公開先:https://witthegeljapan.weebly.com/2023.html

オーガナイザー
槇野・木本

槇野 沙央理 / 2023年04月23日
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Pre-Workshopのお知らせ

Pre-Workshop: Wittgenstein and German Philosophical Tradition 2023を、4月15日(土)に東京都立大学にて開催します。奮ってご参加ください。

場所:東京都立大学、1号館110教室

9:30-9:40 あいさつ
9:40-10:40 吉田 廉 (Ren Yoshida)
ウィトゲンシュタインの治療の弁証論的構造/The Dialectics of Wittgenstein's Therapy
10:50-11:50 木本 周平 (Shuhei Kimoto)
反省をモデル化する:「感覚的確信」の中の超越論的論証/Modeling Reflexion: Transcendental Argument in “Sense-Cetainty"
13:00-14:00 木本 蒼 (So KIMOTO)
ゲーテ的伝統から見るウィトゲンシュタインの「記述」概念/Wittgenstein’s Concept of Description and Goethe's Methodological Tradition
14:10-15:10 浅野 将秀 (Masahide ASANO)
相対化されたアプリオリとウィトゲンシュタイン/The Relativized A Priori and Wittgenstein
15:30-16:30 槇野 沙央理 (Saori MAKINO)
同じことを述べるとはどんなことか——ウィトゲンシュタイン哲学における「ヘーゲル的な場面」/What does it mean to speak of the same thing?——The “Hegelian scene” in Wittgenstein’s philosophy

16:30-16:35 閉会のあいさつ

*発表言語は日本語です。

なお、参加者数の把握のため、事前登録をお願いしております。

参加登録
https://forms.gle/6mJCKqucCCfpP9Ly8

Wittgenstein and German Philosophical Tradition 2023ウェブサイト
https://witthegeljapan.weebly.com/2023.html

本イベントは、2024年に東京で国際ワークショップWittgenstein and Traditional German Philosophyを開催するためのプレイベントです。2024年の国際ワークショップは、2017年以降、継続的にヨーロッパで開催されているWittgenstein–Hegel conferenceシリーズの一環として開催される予定です。2023年はウィーンでの開催となり、それを受けて、東京での開催は2024年となりました。

Wittgenstein–Hegel conferenceシリーズのウェブサイト
http://wittgensteinhegel2017.weebly.com/vienna-2023.html

academistを通じてクラウドファンディングにご協力いただいた皆さまに、感謝申し上げます。

オーガナイザー:槇野 沙央理・木本 周平

槇野 沙央理 / 2023年03月12日
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2023年春のワークショップのお知らせ

サポーターのみなさま

2024年に開催予定である国際ワークショップの準備として、2023年4月15日に、東京都立大学にて、小規模なワークショップ“WITTGENSTEIN AND GERMAN PHILOSOPHICAL TRADITION 2023”を開催します。
発表を希望される方は、1月末日までに、witthegeljapan@gmail.comまで要旨をお送りください。
日本語・英語どちらの言語でも応募可能です。

詳細は以下のページでご確認ください。
https://witthegeljapan.weebly.com/2023.html

槇野・木本

槇野 沙央理 / 2022年12月08日
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開催年につきまして

サポーターのみなさま

長らくお待たせしておりますが、ワークショップの企画・開催について進捗がありましたのでご報告さしあげます。

9月14日に、国際ワークショップ“Wittgenstein and Traditional German Philosophy”の、東京での開催に向けて、当初来日予定であったAlexander Berg氏とDenis Kaidalov氏とミーティングを行いました。

厚生労働省ホームページにて発表される最新の「水際対策」を参考に、こちらからは、2023年の春か秋にワークショップを開催することを提案いたしました。

他方、Berg氏とKaidalov氏からは、同様のテーマでヨーロッパで連続して開催される国際ワークショップとシリーズにすることを提案されました。そのシリーズではすでに、2022年9月にバルセロナで、2023年9月にウィーンで開催することが決定・発表されています。(参考URL:http://wittgensteinhegel2017.weebly.com/self-consciousness-and-self-reference.html
両氏の提案に従えば、東京での国際ワークショップは、2024年の開催となります。

私たちとしましては、すでに2021年と2022年の開催を見送っており、支援者の方々の期待に応えるために、できるだけ早く開催したいと考え、その旨を伝えました。しかし、両氏の提案も合理的であり、同様のテーマで連続して国際ワークショップを開催する場合、より多くの参加者を見込むためには、あまり短い間隔で開催することは望ましくないだろうと思われます。

今後も、Berg氏・Kaidalov氏とのミーティングを重ね、少しずつ詳細を決定していく予定ですが、ひとまず、2024年に東京での開催を行う方向で進めて参りたいと思います。ただし、プレ・ワークショップとして、2023年中に日本語で類似テーマのイベントを開催できればと考えております。

アップデートがありましたらこちらの「進捗報告」にてまず皆さまにお伝えいたしますので、引き続き見守っていただけますと幸いです。

オーガナイザー 槇野・木本

連絡先:morerain19@gmail.com(槇野)

槇野 沙央理 / 2022年09月23日
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academist Journalに寄稿しました

支援者のみなさま

久しぶりの活動報告となります、槇野です。
academist Journalというウェブメディアにコラムを寄せましたので、そのお知らせです。

「クラファンする哲学者の日常:私たちがお互いを見られるようにするために」
https://academist-cf.com/journal/?p=16301

現在継続しているWittgenstein's Hegelの読書会や、2022年のワークショップ開催の見通し等に触れながら、クラウドファンディングをしてみて、何が変わったか、現在の活動はどうなっているかについて書いています。

academist Journalは携帯からの閲覧を前提としているデザインらしいので、もしよければ、空き時間にでもお読みいただければと思います。

槇野沙央理

槇野 沙央理 / 2021年11月03日
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Wittgensteins Hegel読書会のお知らせ

支援者の皆さま

ワークショップWittgenstein and Traditional German Philosophyの東京開催の目処はまだ立っておりませんが、モチベーションを保つため、関連書籍の読書会を開催します。

対象書籍:Alexander Berg (2020), Wittgensteins Hegel, Brill.
第一回日時:8月16日(日)14:00-16:00
参加方法:オンライン(Google Meetを使用する予定です)

初回は槇野が§1 Wittgenstein über Hegelの節について簡単にまとめ、その後、レジュメ担当の方々数人とそれぞれが担当したい箇所を話し合います。
レジュメを担当しないライトな参加も歓迎します。参加希望の方には開催前にURLをお知らせしますので、ご連絡ください。

参考までに、目次の一部を添付しますので、ご覧ください。(画像を一枚しか添付できないようなので、続きは出版社のサイトhttps://brill.com/view/title/54766?language=deでご確認ください。)
またテクストの入手に関して、常勤職にある方、科研費や学振などで研究費のある方は、ご自身で手配するようお願いいたします。そうでない方は、槇野までご相談ください。

連絡先
槇野沙央理:morerain19@gmail.com
木本周平:kemotyke@gmail.com

槇野 沙央理、木本 周平 / 2021年08月03日
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「国際ワークショップのホームページへお名前掲載」を実施しました

30,000円以上のサポートをしてくださった方へのリターン「国際ワークショップのホームページへお名前掲載」を実施しました。

ホームページ上でお名前をご確認ください。
https://witthegeljapan.weebly.com/appreciation.html

なお、お名前の掲載は、事前のアンケートにて、「掲載可」を選んだ方のみとさせていただいております。
事前のアンケートにて「掲載可」を選んだにも関わらずお名前が掲載されていない方は、お手数ですが、以下のアドレスのいずれかにご連絡をお願いいたします。

槇野:morerain19@gmail.com
木本:kemotyke@gmail.com

槇野 沙央理、木本 周平 / 2021年02月28日
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支援者の方、特に一万円以上の支援をしてくださった方へ

明日、1月16日(土)の15:00-17:00に、入門セミナーを開催します。
上記の日程は、プロジェクトページに記載したものと同じです。
開催場所であるZoomのURLに関しては、12日にAcademistの担当者の方からメールでお知らせがあったかと思います。
もし万が一、一万円以上の支援をした方で、ZoomのURLが記載されたメールを受け取っていない方がいらっしゃいましたら、恐れ入りますが槇野か木本までご連絡いただけますでしょうか。

槇野:morerain19@gmail.com
木本:kemotyke@gmail.com

槇野 沙央理、木本 周平 / 2021年01月15日
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このプロジェクトは、 2020年10月14日(水) 09時00分 から 2020年12月08日(火) 17時00分 までの間に目標金額1,000,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード(VISA, Mastercard)、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

1,100 円(税込)

研究報告レポート(PDF版)

92 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

オンラインコミュニティ(Slack)参加権

42 人 が支援しています。
(数量制限なし)

11,000 円(税込)

オンラインセミナー参加権

30 人 が支援しています。
(数量制限なし)

33,000 円(税込)

国際ワークショップのホームページへお名前掲載

4 人 が支援しています。
(数量制限なし)

55,000 円(税込)

個別ディスカッション権

2 人 が支援しています。
(数量制限なし)

110,000 円(税込)

出張講演

4 人 が支援しています。
(数量制限なし)

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