今月は古代マヤ文明の一大都市、ティカルの建造物マウンドのサイズ分布に見られる冪乗則のチェックを行いました。具体的にはマウンドサイズ(㎡)と順位(Rg; Ranking)とを両対数グラフを用いて表示し、直線グラフが得られるかどうかによって冪乗則に従っているかどうかを確認しました。
下に示した図がその両対数グラフです。王族や貴族に属すると考えられる大型マウンド(図中a;上位30位程度)では傾き
さて、第11回のライブ配信は「2021年12月24日(金)PM8:00」より実施致します。別日程でも下記のように適宜対応致しますので是非ご連絡ください。
これまでの研究成果として、新しく「考古物理学」というものを提唱しようと考えており、今回はその概要についてお話しようと思います。
トピック: 第12回進捗報告、『考古物理学の提唱とその基礎理論について』
時間: 2021年12月24
今月は躍進の月となりまして、ティカル遺跡におけるマウンドサイズと、それぞれのマウンドから出土する推定出土遺物量の2つの数式を作りました。前者はこれまでに扱ってきたティカル遺跡中心部の測量図に基づくもので、後者については理論値に基づいて作成しています(下図)。推定遺物量については2020年に調査したStr.4F-20のデータを使用していますがデータ量が1地点のみですので、年明けに実施予定の調査におけ
さて、第11回のライブ配信は「2021年11月26日(金)PM8:00」より実施致します。別日程でも下記のように適宜対応致しますので是非ご連絡ください。
今回は進捗報告というよりはこれまでに目指して来た法則定立的研究の成果報告として「考古学、モノからみた歴史における法則性②」についてお話しようと思います。
トピック: 第11回ライブ配信 『考古学、モノからみた歴史における法則性②』
まず初めに10月29日(金)に実施予定であったライブ配信が諸事情により実施できず申し訳ございませんでした。ご支援者の内、下記(最下段)にありますような特別日程の方々に対しては実施できたのですが、通常日程のご支援者の対応ができず、またこのように変更連絡が遅れたことをお詫び申し上げます。
さて、第10回のライブ配信は「2021年11月5日(金)PM8:00」より実施致します。別日程でも下記のよ
下図に示したようにティカルにおけるマウンドサイズに見られるべき乗則を数式やグラフで示すことはこれまでにほぼ完了しました。一方で前回の報告にあったように、考古学的な資料の実数を使用した古典期ティカルの貧富の差について報告できればと考えていましたが、適切に取り扱える旧調査データが見つからず、そちらの作業を一時停止しています。これに関してはやはり、皆様のご支援を頂いている1月~3月のティカルにおける発掘
第10回のライブ配信は「2021年10月29日(金)PM8:00」より実施致します。別日程でも下記のように適宜対応致しますので是非ご連絡ください。
今回は進捗報告というよりはこれまでに目指して来た法則定立的研究の成果報告として「考古学、モノからみた歴史における法則性」についてお話しようと思います。
トピック: 第10回ライブ配信 -10月の進捗報告-
時間: 2021年10月29日
大変申し訳ございませんが報告に書いたように喘息に悩まされておりまして、話すと咳込んでしまう状況です。そのため勝手ながら今月は進捗報告に関するライブ配信をお休みさせて頂きます。どうぞ10月末の報告・ライブ配信をお待ちください。
これまでに実施してきたティカル遺跡の精度の高い測量図9枚を利用した個々のマウンドのカウントと、それぞれのサイズに関するデータの取得を完了致しました。
一方で8月末より体調を崩して入院しまして、退院した後も何度かぶり返しておりました。現在は喘息の発作が出て通院しております。そのような状況もありまして9月はほとんど研究活動を行えず、病床に伏しておりました。
未だ完治していない状況ではあ
今月の主な作業は、ティカル遺跡にて実施予定の発掘調査の計画書を作成したことです。調査許可を申請するための計画書ですが、期間はいつか、どのマウンドを対象とするか、人員を何名にするのかについてはほぼ確定しました。コロナ禍の問題があるのですが現状では年明けに実施できる見込みとなっています。
またこれまで継続的に行ってきた9枚のティカルマップから各マウンドのサイズデータを取得する作業については9枚