研究室の片付けが済み、自宅の転居も一区切りついたので、今日はお世話になった先生方に挨拶とお礼をすべく大学に来ていました。長年研究を続けた大学を去るのはさみしい事ですが、来年度からも就職先で新しい研究に従事することになりそうですので、これまでに得た経験を糧にして、社会人として頑張ってこうと思います。
戴いたご支援の方は現在執筆中のヤグラタケ論文の英文校正費の他博士論文製本化、寿命が来ていたSep
このたび羊土社が出版しております生命科学系の月刊誌実験医学の2022年4月号にて私が筆頭著者となって執筆した記事が掲載されました。
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/contents/?doibc=6987-00007-0000112-00
キノコの研究ではなく、論文執筆の際の英文ツールに関する内容ですが、若手研究者の情報発信として、有意義な執
約2年にわたり本プロジェクトをご支援いただき大変ありがとうございます。
これまでの活動報告の中でも少し触れておりますが、本プロジェクトは来月3月31日をもちまして終了する予定です。来年度より就職し、現在の研究室を離れるためです。
私自身ここまで研究を進めてこれたのはひとえに皆様からのご支援のおかげだと思っております。
心より御礼申し上げます。
残り少ない期間ではございますが変わらぬご支援をい
ヤグラタケの成分研究は抗酸化活性試験が無事終了し、論文化に必要最低限と思われるデータの取得が済んだため取り急ぎ論文執筆を進めております。執筆に当たり、有料版のGrammarlyを最後の切り札として導入しました。全体の分かりやすさだけでなく、細かい冠詞の使い分けや文法ミスについても検出して指摘してくれるので非常に作業が捗ります。相変わらず留学生相手に英語で会話しようとするとたどたどしいブロークンイング
現在ヤグラタケから見つかった抗酸化成分についてより具体的にどの程度の強さの抗酸化作用を有しているのかを測定する試験を行っています。
今回はDPPH法を用いて抗酸化作用を評価しています。この方法では紫色を呈するDPPHという物質が抗酸化物質と反応を起こしてどの程度消失=色が薄くなるかを機械で測定し、その度合いを数値化することで抗酸化物質の効果の強さを調べることができます。
また数値はTro
少々遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年末年始はコロナの関係もあり帰省しなかったため普段通り実験しながら過ごしていました。
盆と正月は人がほとんどいないので機器類を予約や順番待ちせずに使えるなど快適に研究できるというのもあるので、寧ろその時期に積極的に実験をするようになりつつあるような気もします。
残り少ない期間ではございますが、何とか最大限成
HPLCでBrunnein Cを単離した際に実はもう一つ副産物的に化合物を単離していました。こちらは抗酸化作用を示さない物質だったのですが、念のためNMRスペクトルを取得し構造解析を行ったところ、フェニルアラニンと同定しました。必須アミノ酸として有名な物質ですね。
化合物の探索研究を行っていると脂肪酸や核酸、アミノ酸、糖類などのありふれた物質に出会うことも多々あります。希少アミノ酸や希少糖など
今年もいよいよ残りわずかとなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私の研究室では先日大掃除があり、実験台やテーブルを綺麗にしたほか、不要なサンプルを処分したので室内が大変快適になりました。残るは自宅の方の大掃除ですね・・・。
さて、今回は第29回で報告しましたヤグラタケ子実体高極性画分(ブタノール画分)にて見られた抗酸化性成分につきまして、その一つを単離し構造決定に至りましたので報告させ
academist Journal様より本ファンクラブプロジェクトを取り上げていただきました。
https://academist-cf.com/journal/?p=16342
残り少ない期間となりましたが、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。
就活関連の用事などで研究があまり進まず、前回の報告から一ヶ月以上空いてしまいました・・・。
最近ようやく落ち着きつつあり、来週には概ね研究に専念できそうなのでこれからラストスパートをかけたいところです。
とはいえ、全く研究をやっていなかったわけではなく、この期間を利用して菌の大量培養を幾つか実施していました。
特にウシグソヒトヨタケの固体培養物は先日メタノール抽出まで終了し、これから分液操作に
0人が支援しています。
(数量制限なし)
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