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渡邉文隆

京都大学、研究員

挑戦期間

2022/11/01 - 2025/03/31

最終活動報告

2024/11/11 22:34:23

活動報告

51回

サポーター

42人

経過時間

2022/11/01 10:00:00

#2 博士研究の中身を仙台で(初めて日本語で)発表してきます

おはようございます.
明日11月6日は,日本NPO学会セミナー「寄付・ファンドレイジング研究の最前線 -Emerging Scholarsの研究に学ぶ」で仙台に行ってきます.

申込者の方だけですが,YouTube配信もあるそうです.
大学ファンドレイザー仲間の方々が結構申し込んでくださっているようで,ありがたいです!

私の発表は,簡単に申しますと,以下のようなものです.

・非営利組織への寄付をマーケティングの観点から見た時,4P,つまり
 -Price(寄付フォームの金額の選択肢やクラウドファンディングの目標額)
 -Place(寄付決済のチャネル)
 -Product(寄付先の法人格やミッション)
 -Promotion(寄付者への発信方法,キャンペーン等)
という要素がある.

・これらの組み合わせや,より上位にある「ファンドレイジング戦略」の効果を知りたいのだが,これまでは包括的に論じることのできるデータが揃うことはあまり多くなかった.
(Promotionとしてどんな文言が効果的か,寄付単価を上げ下げするとどうか,といった個別のPについての研究は多かった)

・今回はプラットフォーム企業との連携により,Placeを一定とし,包括的なデータセットを構築できた.
 Place以外の3つの要因の相互作用や,戦略の選択肢とその帰結を検討できた.
 (特に,Productごとに効果的なPromotionがあるのか,等が実務的には重要)

・戦略の選択肢としては,1回のまとまった額の寄付を募るか,小口の継続寄付を募るか,がある.
 どちらがどんな条件下で成功するのかを,質的な研究も組み合わせて追求した.

というものです.

これまで,上記の一部を国際学会で口頭発表したり,別の箇所をポスターセッションに出したり,質的研究の部分をワークショップで発表したりしてきたのですが,まるごとを発表するのは初めてです.
(そもそも日本語で外部向けに発表するのが初めてです)

明日の仙台では,日本の寄付研究のトップランナーの先生方からフィードバックを受けられる予定なので,とても楽しみです.

大学や研究機関等への寄付募集に応用する際に,どんなポイントが重要そうかも議論したいと思います.

皆様も,よい週末をお過ごしください!

Fumitaka Watanabe 2022/11/05 06:01:59
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