こんにちは、いしざかです。
いつも応援していただき、ありがとうございます。
梅雨入りしたかと思ったら急に暑くなりましたね。
今週末は、老年学会に参加しています。
老年医学会、老年看護学会など、老年系の7つの学会の合同開催です。
以前、他の分野の友人と話してて気づいたのですが、○○学会というのがやたらたくさんあるのは医療系分野の特徴のようです。
細かく分かれているよさもありますが、認知症のように老年看護、精神医学、ケア領域などにまたがっている場合は大変なこともあります…
今月は、どの分野も学会シーズンですね。
時差がありますが、本日は6月上旬に行われた認知症ケア学会の感想をおすそ分けです。
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認知症カフェのこと
認知症カフェでは拾えないニーズがある、という話題がありました。
認知症カフェは、認知症のある人や介護する人にとって大切な場所です。
ただ、今はそこまで介護が必要ではないけど今後必要になる、という人にとっては少し早いサポートになるのだと知りました。
病状の進行状況によって参加者を分けると、話に共感しやすかったり、必要な情報をタイムリーに共有できるというメリットがあります。
その一方で、介護状況によらず一緒に話すことで、今後必要になる話やアドバイスを聞けるというメリットがあります。
これらをバランスよくまぜていけることが大事なんだなぁと、当たり前のことながら思いました。
受診付き添いは文化を反映する
受診に付き添う家族の続柄が変化しているという話題がありました。
実際に数えているわけではないのですが、これまでは嫁が多かったのが、最近は息子など男性の付き添いが増えた印象があるそうです。
性別に関係なく、すべての人が当事者になりつつあるのだなと思いました。
安心は安全管理ではない
見守りカメラと聞くと、いかにプライバシーに配慮しつつ安全を守るかということを考えてしまいます。
ですが、一方向ではなく相互にコミュニケーションできる方が、当然ながらよいのだと、テレビ電話の事例を聞いていて思いました。
生存確認をして安心するだけではなく、どんなふうに生活しているかを知ることで、改善できることに気づけることもあります。
機器を簡単に使えるようにして、コミュニケーションができるように整えることが大事だなと思いました。
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長くなったので、あとは先生方の素敵すぎる語録を紹介します。
松本一生先生
(認知症の人やせん妄を発症している人が)混乱していても、まったくわからなくなるのではなくどこかでわかっている。殴りたくて殴ってる人はいない。
松本先生の言葉からは、本人の言葉をきちんと聞こうとする姿勢を感じました。
津野田尚子先生
医療と福祉はよく似ているようにいわれるけど真逆で、医療でどうにもならなかった患者さんたちを、福祉のケアスタッフが命を守って大切にしてくれている。
ケアスタッフたちはもっとわがままになってほしいし、やめないでほしい。
ケアスタッフに真摯に向き合っていないといえない言葉で、福祉への敬意を感じました。
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今日は、体がお酢を欲してる気がしたので、行きしに黒酢ドリンクを買って飲みながら電車に揺られています。
無性にこれが食べたいいい!というときは、体はどんな栄養を摂れと訴えてきてるんだろうと考えるのが癖です。
みなさんもご自愛くださいねぇ。
2023.6.17
いしざか
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