クラウドファンディングのプロジェクト前から続けてきた研究がようやく査読論文として発表されました!
https://doi.org/10.1016/j.isci.2023.106985
オープンアクセス論文なので、どなたでもご覧になれます。
本研究には、クラウドファンディングでの支援金の一部を使用させていただきましたので、謝辞(Acknowledgments)に掲載いたしております。あらためて、サポート頂きました皆様に感謝申し上げます。
本研究は、「幸せ」にはまだ遠く及びませんが、「飲みたい」(おそらく「食べたい」も同様)という欲求を正または負に調節できる神経細胞群を脳の島皮質と呼ばれる領域で発見したという内容です。島皮質が、さまざまな状況(例. 空腹(満腹)・危険(安心)・美味しい(まずい)など)に応じて摂食(飲水)行動をコントロールしている可能性が見えてきました。
久しぶりのご報告となりました!
事後報告になりますが、11/5-6の第72回西日本生理学会(Zoom開催)において、現在進行中の研究の成果発表を行いました。研究テーマは、CFのプロジェクトのものとは少し異なりますが、関連するテーマですので、支援金の一部は本研究でも使用させていただきました。したがいまして、発表資料の謝辞に掲載ご希望のサポーターの方のお名前を掲載させていただきました!後日、発表資料(電子版)を送付いたします。
現在、今回学会発表した研究成果をまとめた論文の執筆作業と、CFプロジェクトの本題に踏み込んでいくための足掛かりとなる実験を進めております。成果が出た際にはまたご報告いたしますので、お楽しみに!
12/7(土)に品川にてサイエンスカフェを開催いたしました。少人数のご参加となりましたが、深い議論となり、私自身も今後の研究の方向性を考えるとても良い機会になりました。ご参加いただいた皆様はもちろん、すべてのサポーターの皆様に、あらためて厚く御礼申し上げます。来年の第2回研究報告レポート(4月頃予定)もお楽しみに!
クラウドファンディングの活動なども含めて本研究テーマを学内でアピールした結果、その挑戦性や独創性が評価され、学内の研究推進事業に採択されました!
http://poie.kumamoto-u.ac.jp/division03
あらためまして、ご支援いただいた方々に厚く感謝申し上げます。
本研究プロジェクトに直接関係はしませんが、危険を知らせる音とそうでない音を区別させる音弁別恐怖学習課題をマウスにさせたところ、危険を知らせる音ではないもう一方の音に対して安心行動を示すことが分かりました。この研究成果は、Cold Spring Harbor Laboratory Press社の『Learning & Memory』誌に掲載されることが決定しました!この実験系で見られる安心行動が、なんらかの形で幸福感と関係する可能性もありますので、今後の研究に応用できるように考えていきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします!
学内の諸手続きに時間がかかりましたが、ようやく支援金を使って研究に必要な物品を購入できるようになりました!早速、満足感の再現実験をするための試薬や実験装置に必要な消耗品等を購入しました。面白い結果が得られるよう頑張りたいと思います!
学内の諸手続きに時間がかかりましたが、ようやく支援金を使って研究に必要な物品を購入できるようになりました!早速、満足感の再現実験をするための試薬や実験装置に必要な消耗品等を購入しました。面白い結果が得られるよう頑張りたいと思います!
25人のサポーターの皆様、ご支援いただき誠にありがとうございます!お陰様で達成率54%にまでたどり着き、ゴールも微かに見えてきた(?)ような気がします!期限まで残り6日、もう一押し、拡散のご協力をよろしくお願いいたします!
脳の直接刺激による心のコントロールというのは倫理的に問題があるので容易に実用化できる訳ではありませんが、私たちを日頃悩ます精神的ストレスにしても、脳の活動を整えれば改善されるということを科学的に理解できれば、脳内マッサージの実現も夢ではないと思っております。そのためには基礎研究が必須です。よろしくお願いいたします!
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研究報告レポート(PDF版)
18
人
が支援しています。
(数量制限なし)
学会発表資料の謝辞にお名前掲載 他
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)
サイエンスカフェ参加権 他
14
人
が支援しています。
(数量制限なし)
論文謝辞にお名前掲載 他
3
人
が支援しています。
(数量制限なし)