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東シナ海に沈む客船「大洋丸」を求めて

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SUCCESS
支援総額: 2,293,600 円
目標金額: 2,000,000 円
達成率
114 %
サポーター
239
残り時間
終了
募集期間は終了しました

目標金額を達成しました!

238名の方にご支援いただき、ファンディングのプロジェクトは終了しました。有り難うございます。お会いしたことのない多くの方々に支えられることは、身が引き締まります。目的の大洋丸を発見しました。その記者発表を9月5日10時からおこないます。その模様は、ニコニコ生放送にて放送されますので、ご覧下さい。本当に有り難うございました。次のプロジェクトは一年後ぐらいにおこなおうと考えています。どうぞ引き続きご注目ください。

academist スタッフからの一言
最先端の海中技術で沈没船を探し出す!

柴藤亮介

前回に引き続き、ROVを用いた沈没船調査に乗り出したラ・プロンジェ深海工学会の浦環(うら・たまき)博士。ロボット開発歴35年の浦博士は、今年8月に東シナ海に沈む客船「大洋丸」を求めて調査を進めます。academist では初めての事例となる2回目のクラウドファンディングです。バイタリティあふれる浦博士の活動に、ぜひご声援をお願いします。

ROVで沈没船5隻の船名を確認する

2017年に「伊58呂50特定プロジェクト」を行い、五島列島沖合に海没処分された24艦の潜水艦の特定に成功しました。そのニュースを読んだ方から、「東シナ海に沈む『大洋丸』を発見できないものだろうか」というご要望を受けました。

これをきっかけに戦時徴用船を調べていくうち、沈没した戦時徴用船のなかでも「大洋丸」は非常に大きな存在であることを知りました。その後、海上保安庁海洋情報部からのデータを得て、「大洋丸」が沈んだとされている位置の周囲に5隻の沈没船(下図:大1〜大5)があることがわかりました。

そこで、これら5隻に遠隔操縦式の無人潜水機(ROV)を潜らせ、船名を確認するプロジェクトを開始します。5隻は、いろいろな情報を集めると「大洋丸」「りま丸」「富生丸」「錫蘭丸」ではないかと思われます。プロジェクトでは、ROVの調査によって船名を確認し、これら沈没船の位置と現状を明らかにします。歴史的にも、犠牲者の鎮魂のためにも大切なことであると考えています。

歴史を忘れ去らないために

海の底へと落ちていったものは、たいてい、そのまま放置され、忘れ去られていきます。しかし、そうした時代はもう終わりです。新たな海中技術を使って、その位置を特定し、状況を観測し、必要があれば引き上げることのできる時代になったのです。海上保安庁海洋情報部は、マルチビームソナーを使って水平分解能が数メートルの東シナ海の地形図を作っています。そしてそこに、沈没船を発見しています。次の段階は、それがどの船で、現状はどうなっているのかを明らかにすることです。それにより「大洋丸」と関係する物語を掘り起こしましょう。

研究費サポートのお願い

海上保安庁海洋情報部は、海底地形を計測するために調査を行っています。そして、東シナ海の大陸棚のように浅い(200m以下)海では、調査で得られた地形図のなかに沈没船を見いだすことができます。しかし、沈没船を発見することは海上保安庁の調査の目的ではありませんので、それが何なのかを調べるところまでは行われません。沈没船の特定は、私たち民間人が私財を投じてやるしか道がないのです。大洋丸と他の4隻の船を特定することに意義を感じる方々のご支援とご協力がなければ、それらの船は忘れ去られてしまいます。

調査主体は、一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会で、メンバーはすべてボランディアです。海洋調査は船を使わなければできませんが、用船料として1日数百万円を要します。そこで今回、調査船経費をまかなうためにクラウドファンディングに挑戦します。調査は、8月末までに終了する予定です。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

挑戦者の自己紹介

浦 環

浦環(URA TAMAKI)と申します。私は35年にわたって自律型海中ロボット開発を行い、海中技術を発展させてきました。戦後73年、ようやく技術レベルが上がり、200m水深の海底に鎮座する沈没船を莫大な経費をかけずに調査できるようになりました。現在の技術を最適なやり方で使い、目的を果たしたいと思います。

研究計画

時期 計画
2018年07月26日 クラウドファンディング開始
2018年08月22日 大洋丸調査開始予定(海況による)
2018年08月25日 大洋丸調査終了予定(海況による)
2018年08月31日 クラウドファンディング終了

リターンの説明

リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
1,100 円 (税込)
注目のリターン : 調査報告レポート(電子版)

今回の調査の様子をまとめた「調査報告レポート(電子版)」をお送りいたします。気合いを入れて作成しますので、是非ご支援ください!(画像は「伊58」プロジェクトの表紙の一部です。)

リターン内容

調査報告レポート(電子版)

48人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

5,500 円 (税込)
注目のリターン : オリジナル画像(電子版)

1,000円のリターンに加えて、今回の調査で撮影した画像をメールにてお送りいたします。「大洋丸」はどのような姿で海の中に眠っているのでしょうか。

リターン内容

オリジナル画像(電子版) / 調査報告レポート(電子版)

42人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

11,000 円 (税込)
注目のリターン : オリジナルTシャツ

今回のクラウドファンディングのために作成したオリジナルTシャツ(注:画像はイメージです)をお送りします。大洋丸を線画にして作成する予定です。限定作品ですので、この機会に是非ご購入をお願いします。また、ラ・プロンジェ深海工学会のHPにご支援時のお名前を掲載いたします。

リターン内容

オリジナルTシャツ / ラ・プロンジェ深海工学会のHPにお名前掲載 / オリジナル画像(電子版) / 調査報告レポート(電子版)

138人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

33,000 円 (税込)
注目のリターン : 特別講演会参加権

2018年10月下旬に支援者限定・特別講演会を開催します。大洋丸の調査のお話はもちろん、これまで私が行った調査経験を含めて海の魅力を余すことなくお伝えする予定です。ご予定の合うかたは、奮ってご参加ください!

リターン内容

特別講演会参加権 / オリジナルTシャツ / オリジナル画像(電子版) / 調査報告レポート(電子版)

5人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

55,000 円 (税込)
注目のリターン : ロボットが撮影した水中のビデオ生映像

今回の調査で撮影した映像を高解像度版でお届けいたします。

リターン内容

ロボットが撮影した水中のビデオ生映像 / 特別講演会参加権 / オリジナルTシャツ / オリジナル画像(電子版) / 調査報告レポート(電子版)

5人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

110,000 円 (税込)
注目のリターン : サイン入り著書「海の大国ニッポン」

著書「海の大国ニッポン」をサイン付きでお送りします。ご支援お待ちしております。

リターン内容

サイン入り著書「海の大国ニッポン」 / ロボットが撮影した水中のビデオ生映像 / 特別講演会参加権 / オリジナルTシャツ / オリジナル画像(電子版) / 調査報告レポート(電子版)

1人のサポーターが支援しています (数量制限なし)

このプロジェクトは、 2018年07月26日(木) 07時00分 から 2018年08月31日(金) 17時31分 までの間に目標金額2,000,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
追加支援について
リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

1,100 円(税込)

調査報告レポート(電子版)

48 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

オリジナル画像(電子版)

42 人 が支援しています。
(数量制限なし)

11,000 円(税込)

オリジナルTシャツ

138 人 が支援しています。
(数量制限なし)

33,000 円(税込)

特別講演会参加権

5 人 が支援しています。
(数量制限なし)

55,000 円(税込)

ロボットが撮影した水中のビデオ生映像

5 人 が支援しています。
(数量制限なし)

110,000 円(税込)

サイン入り著書「海の大国ニッポン」

1 人 が支援しています。
(数量制限なし)

注目のプロジェクト一覧
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