2015.1.27
本プロジェクトは目標金額200,000円に達したため、サクセスとなりました!ご支援いただいた皆様、ありがとうございました!チャレンジ終了1日前の達成となり、ギリギリまで胃が痛いプロジェクトでしたが、ここまでたどり着けたのも皆様のおかげです。いただいた気持ちの分以上に、現地の調査だけでなく、しっかりと論文を形にしたいと思うので、引き続き気を引き締めて参ります。重ね重ねになりますが、本当にありがとうございました!残り僅かな時間ではありますが、もうしばらくおつき合いいただけると幸いです。ちなみに、近日中にFacebookの方で研究関連の別のプロジェクトを発表するので、そちらの方もご覧あれ...。
かつては富裕層に限られたものというイメージが強かった「世界一周」ですが、現代では多くの若者が「世界一周」を実践しています。私自身、大学3年生の頃に休学をして1年間海外を放浪し、その中で何人もの「世界一周」を実践している若者たちと出会いました。
お金を切り詰めながらも時間をかけて旅を続ける彼らの姿は力強く、そして印象的で、私はどうしても彼らが「世界一周」を始めたきっかけや、「世界一周」中の変化、その後の人生の過ごし方を調べたくなり、卒業研究のテーマにしました。「世界一周」に関しては、人類学の論文がほとんどなかった為、まずは限られた卒論期間の中で、20名の若者の「世界一周」について分析して現状をまとめました。そして更に「世界一周」の具体的な影響や、その行為が人間行動の中でどのような位置づけとなっているかを分析していきたいと思い、大学院に進学しデータ数を増やしながら研究を進めることにしました。
修士論文では「世界一周」の現状分析から一歩先の、行動分析と考察をする為にデータの母数を増やす必要があると感じ、100名にインタビューをする研究計画を立てています。一般的に人類学においては、新しい文化や事象を研究する際には、その文化の中に入り込み、その文化圏にいる人々と関係を築き上げ、彼らの思考に触れることが非常に重視されます。とくに20世紀以降は、ポーランド出身の有名なイギリスの人類学者B.マリノフスキーを筆頭に、このような”生の”情報を元にするフィールドワーク型の調査が人類学の原則となっています。
参考文献
1. B.マリノフスキー:『西大西洋の遠洋航海者』〔1922〕
2. 山下晋司:『バリ 観光人類学のレッスン』〔1999〕
3. 大野哲也『旅を生きる人びと バックパッカーの人類学』〔2012〕
私の研究では、実際に「世界一周」をしている人々が集まる場所に出向いて調査をします。「世界一周」真っ只中の旅行者と出会い、短い期間でも行動を共にすることによって、旅を通じた彼らの行動やモチベーションの変化を自分の目で確かめたいと考えています。これは帰国後に話を聞く形になってしまうと、どうしても旅の記憶が美化されてしまうこともあり、ありのままの情報とは異なる可能性があるからです。私が研究で滞在できる期間は限られていますが、できるだけ”生の”情報を集めることにこだわりたいと思っています。
「世界一周」中の旅行者とコンタクトをする為に、いくつかの海外地域へのフィールドワークを検討していますが、現在費用が不足しています。これまでの3回のフィールドワークはすべて自費でまかなってきましたが、研究に関する下準備や既存データの整理・分析を進めながら、並行して費用を調達することに限界を感じてきています。
そこでacademistを通じ、私自身の研究内容について発信をしながら、皆様に渡航費用の一部をサポートしていただきたいと考えています!現在、2015年2月〜3月の間に南米地域(ペルー、ボリビア、アルゼンチン等)でのフィールドワークを予定しています。この時期は南米に雨季が訪れ、多くの旅人が集まることが知られているため、限られた期間の中で集中的にデータを集める絶好の機会となっています。
一緒に世界を巡る人々の軌跡を追ってみませんか?
皆様のご協力、よろしくお願い致します!
時期 | 計画 |
---|---|
2014年12月~2015年1月上旬 | クラウドファンディングに挑戦! |
2015年 2月〜3月 | 南米フィールド調査 |
2015年 4月〜12月 |
国内調査
|
2016年 1月〜3月 | 論文執筆 |
調査フィールドから感謝の気持ちとともに、皆さんのお名前を叫んだビデオレターを送らせていただきます。場所は南米ならではの景観の良い場所を選ばせていただきます。
お礼のビデオメッセージ
1人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
調査フィールドのローカル感ただようポストカードを、現地より直接皆様に送らせていただきます。投函場所・種類などは様々となります。
お礼のビデオメッセージ / 現地調査フィールドからお礼のポストカード
4人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
調査フィールドのローカル感がただようTシャツを購入し、帰国後(2015年3月)にお届けいたします。写真はイメージです。(このTシャツはガラパゴス諸島のものです)
お礼のビデオメッセージ / 現地Tシャツ
18人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
着れば「世界」に飛び出したくなる!ポロシャツ(サイズ:S, M, L, XL)を送らせていただきます。世界を巡る旅人と地球を原子に見立て、旅と学問を結びつけようという思いでデザインしました!
お礼のビデオメッセージ / 世界一周ポロシャツ
0人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
東工大ELSIでのサイエンスカフェにご招待します(2015年3月上旬・11月開催予定)。3月上旬は調査前サイエンスカフェ、11月は調査報告サイエンスカフェという形で二回開催する予定です。 佐藤研究員に色々な質問、調査の裏話を聞くチャンスです!顕微鏡でのSSF観察もできますので、皆さま奮ってご応募ください。(もしご予定が合わない場合には、当日の様子を撮影した動画をご希望に応じてお送りいたします。) さらに、佐藤研究員直筆のカンブリア爆発イラスト・オリジナルマグカップもプレゼント致します!
お礼のビデオメッセージ / 現地調査フィールドからお礼のポストカード / フィールドレポート(簡易製本版)
2人のサポーターが支援しています (数量制限なし)
調査フィールドであるウユニ塩湖から塩の結晶をお土産として持って帰ります。写真はイメージです。帰国後(2015年3月)に送らせていただきます。
お礼のビデオメッセージ / フィールドレポート(簡易製本版) / ウユニ塩湖の塩の結晶
0人のサポーターが支援しています (限定 2 個)
私の研究内容に興味を持っていただいた法人および団体様向けに出張講演を行います。内容は原則として本プロジェクトでご紹介している内容とさせていただき、時期は学会発表を終えた11月頃を予定しています。詳しい日時や講演会場についてはサクセス後にご相談させていただきます。なお、講演会場までの交通費は上記50000円には含まれておりませんので予めご了承ください。
お礼のビデオメッセージ / 現地調査フィールドからお礼のポストカード / フィールドレポート(簡易製本版) / アルパカセット
2人のサポーターが支援しています (限定 2 個)
研究結果をまとめた論文を送らせていただきます。希望者には論文の謝辞にお名前を加えさせていただきます。ハードカバーで製本したものをお届けいたします。お届け時期は2016年3月を予定しています。
お礼のビデオメッセージ / 現地調査フィールドからお礼のポストカード / フィールドレポート(簡易製本版) / 修士論文
4人のサポーターが支援しています (限定 10 個)
当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。
お礼のビデオメッセージ
1
人
が支援しています。
(数量制限なし)
現地調査フィールドからお礼のポストカード 他
4
人
が支援しています。
(数量制限なし)
現地Tシャツ 他
18
人
が支援しています。
(数量制限なし)
世界一周ポロシャツ 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)
フィールドレポート(簡易製本版) 他
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)
ウユニ塩湖の塩の結晶 他
0
人
が支援しています。
(限定 2 個)
アルパカセット 他
2
人
が支援しています。
(限定 2 個)
修士論文 他
4
人
が支援しています。
(限定 10 個)