現在までにマウス脳内へのウイルスベクター注入を行い、報酬系に関与する
ニューロンを活性化させるための受容体タンパク質を発現させることに成功しました。添付写真の赤い点々が報酬系を活性化させるために必要な受容体の発現を示しています。
みなさまからの支援金をもとにキーエンス『BZ-X800』という顕微鏡を購入させていただきましたのでご報告させていただきます。
条件付け位置嗜好性試験用ケージの試作品が完成しました。このケージを用いることで、実際にマウスの報酬系が活性化されているかどうかを行動解析により調べることができます。
この試験ではマウスが識別可能な二つの部屋を用意します。私たちの試験用ケージでは白い壁で凸凹の床、黒い壁でツルツルの床という2つの部屋を用意しています。
試験は4日間かけて行います。
1日目は、マウスが2つの部屋を自由に行き来できるように真ん中の仕切りを除いた状態にし、そこでマウスを15分間放します。
2日目に二つの部屋を行き来できないように仕切りをし、マウスのドーパミンニューロンを活性化させた後(腹腔内にCNOという試薬を投与)、マウスを一方の部屋に15分間放します。
3日目は2日目同様二つの部屋を仕切った状態にし、マウスのドーパミンニューロンの活性化が起こらないコントロール処理(腹腔内に生理食塩水を投与)を施し、マウスを2日目とは別の部屋に15分間放します。
4日目に2つの部屋を行き来できるようにし、そこにマウスを15分間放します。
マウスは報酬系活性化時(2日目)に滞在していた部屋を心地よいと考え、1日目に比べ4日目に2日目にいた部屋への滞在時間が長くなると予想されます。最終的にコントロール群との比較を行い、報酬系の活性化の有無を評価します。
SSL encryption communication is used in this Web site, and the informations filled out are safely transmitted.
研究報告レポート(電子版)
9
supporters
back
(No quantity limit)
学会講演資料(電子版) and others
3
supporters
back
(No quantity limit)
オリジナルTシャツ and others
22
supporters
back
(No quantity limit)
サイエンスカフェへの招待 and others
4
supporters
back
(Limited to 30)
研究室見学ツアーへのご招待 and others
6
supporters
back
(No quantity limit)
論文謝辞掲載 and others
1
supporters
back
(Limited to 10)
中尾教授によるアレルギーについてのプチ講義・相談会(食事付き) and others
4
supporters
back
(Limited to 5)