2025年度のクラウドファンディングでは、皆さまからのご支援により、皮影戲の実演・研究・記録・教育・国際交流を総合的に進めることができました。ここに活動成果と収支をご報告いたします。
11月には、中国湖南省平江県から皮影戯演者3名を招聘し、静岡大学にて皮影戲公演と国際シンポジウムを開催しました。本場の技法を用いた実演、語り・音楽・身体技法の紹介、若手研究者の発表、伝承者との対話など、多角的な学びの場となり、観客からは「本場より面白い」「圧倒された」といった声が寄せられました。シンポジウム後には、早稲田大学および静岡大学にて、中国文化特別講座「中国平江の無形文化遺産 影絵芝居の魅力」(実演付き)を実施し、より多くの方に無形文化遺産の魅力を体験していただきました。(https://enpaku.w.waseda.jp/ex/21097/)
また、本プロジェクトの成果は、静岡大学アジア研究センター発行『アジア研究』第21号に**シンポジウム特集として正式に刊行**されました(https://wwp.shizuoka.ac.jp/croa/archives/85) 。収録内容は以下の3編です。
- 張盛開「方言・無形文化遺産国際シンポジウム」の紹介
- 馬場英子「中国浙江省温州市での木偶戯調査 その1」
- 石汝杰「冯梦龙编《山歌》中所见的方言和文化现象」
これにより、公演・研究会の成果が学術的に整理され、皮影戲と方言研究の接点が体系化されました。
教育面では、早稲田大学の無形文化遺産講座で約30名、静岡大学の授業で約130名が皮影戲を体験し、「映像では分からない本物の迫力を知った」との声が多く寄せられました。さらに、公演後には国内4大学から追加公演の依頼があり、早稲田大学の受講者が弟子入りを希望し、2026年4月から静岡大学で平江皮影戲の研究を開始するなど、文化交流の広がりも生まれました。
研究ネットワークも強化され、影法師劇団、包鋒先生、柴廣義先生、国内外の若手研究者との連携が進み、今後の展示・対談・ワークショップへとつながる基盤が整いました。
**収支報告(総額 944,000円)**(支援総額より手数料を引いた金額)
- 招聘皮影戯演者(中国湖南省平江県より3名、日本国内より1名等)の国際・国内旅費・滞在費:692,389円
- 公演中継・録音機材(字幕用モニター、録音マイク等):155,531円
- 謝金(学生スタッフ・協力者):90,620円
- 寄付領収書郵送料:5,460円
皆さまのご支援が、文化継承と研究の大きな力となりました。心より御礼申し上げます。
支援者の皆様へ
平素より温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、皆様のご支援により実現した皮影戯公演の動画を 一般公開 いたしました。
ぜひご視聴ください。なお各演目の詳細は動画の下にそれぞれ説明リンクがあります。
今回の公演は、皆様の応援があってこそ実現できたものです。心より感謝申し上げます。
今後とも活動を温かく見守っていただければ幸いです。
平江(皮)影戯_《関羽盤貂》(関公盤貂) 琴(京胡伴奏)戯
平江(皮)影戯_《范丹問世尊》(範丹は世尊に問う)
平江(皮)影戯海外初公演ー後英雄
張盛開
2025年11月14日〜17日に関西学院大学で開催された第五屆佛經音義研究國際學術研討會において、「平江道場佛經研究」をテーマに研究成果の報告を行いました。本発表では、葬儀の場で採集した貴重な動画資料を基に、唱経の実態とその音義的特徴を分析しました。
その結果、文語のみで記された経本に対して、実際の唱経では地域の方言が多く取り入れられていることが明らかとなり、儀礼の場における言語的多様性が浮き彫りになりました。さらに、地域社会における唱経の役割や、儀礼の中で形成される音声表現の多様性に注目し、平江道場における仏教儀礼の文化的意義を考察しました。
加えて、参加者からは「これはすごい資料であり、なかなか採集できないものをよく収集し、分析まで行った大変意義のある研究だ」との評価をいただきました。このコメントは、研究の独自性と学術的価値を裏付けるものであり、今後の無形文化遺産研究の展開に向けた重要な励みとなりました。
2025年11月5日、静岡大学において平江無形文化遺産の実演と講座を実施しました。今回の企画では、中国伝統芸能である皮影戯と灯戯を取り上げ、現地伝承者による実演を通じてその芸術的魅力と文化的背景を紹介しました。併せて行った講座では、両芸能の歴史的展開や地域的特色、さらに現代社会における保存・継承の課題について解説し、参加者との意見交換を通じて多文化共生の視点からその意義を再確認しました。
特に、幕を用いない操作が披露され、その高度な技術に観客が強く魅了されたことは印象的でした。参加者からは「本場の公演よりもこちらのほうが面白い」との声も寄せられ、学術的意義のみならず教育的・文化交流的な成果が大きかったことを示しています。本取り組みは、学術研究と教育実践を結びつけるとともに、国際的な文化交流の深化に寄与するものです。
【ご支援者の皆さまへ】
このたび、皆さまの温かいご支援により、静岡大学にて開催された皮影戯(ピーインシー)公演が無事に終了いたしました。心より御礼申し上げます。
今回の公演では、伝統芸能の魅力を多くの方々に届けることができ、会場は笑顔と感動に包まれました。
この公演は、文化の継承と発信を目指す私たちの活動にとって、大きな一歩となりました。皆さまのご支援がなければ実現できなかったことを、改めて実感しております。
今後も、無形文化遺産の保存・活用に向けて、さらなる活動を展開してまいります。引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。
張 盛開
静岡大学
皮影戯クラウドファンディングを通じて、日本で長年にわたり皮影戯の普及に尽力されてきた影法師劇団、包鋒先生、柴廣義先生と出会うことができました。
この貴重なご縁により、 「影人形づくりのワークショップ」に加え、以下のような新たな企画も実現可能となっています:
① 皮影戯のアーティストによるご講演(日本語)
② 華麗なる影人形の展示
③ 各地の皮影アーティストによる対談
影絵の光と声が、いま静かに、しかし確かに広がり始めています。
このプロジェクトは、皆さまのご支援によって動いています。そして、皆さまのお力添えがあったからこそ、このような素晴らしい出会いと展開が生まれました。
現在、101名の応援者とともに、目標金額の108%を達成!
いよいよ残りあと7時間。
皆様の力で、第一の目標を達成することができました。
次のゴール【118万円】では、支援者の皆様とともに「影絵×言語×教育」の可能性を広げる活動を展開していきます。共に文化を育てる仲間として、引き続きよろしくお願いいたします。
皮影戯クラウドファンディングを通じて、日本で長年にわたり皮影戯の普及に尽力されてきた影法師劇団、包鋒先生、柴廣義先生と出会うことができました。
この貴重なご縁により、 「影人形づくりのワークショップ」に加え、以下のような新たな企画も実現可能となりました。
① アーティストによる皮影戯のご講演(日本語)
② 華麗なる影人形の展示
③ 東北、唐山、平江出身皮影アーティストによる対談
影絵の光と声が、いま静かに、しかし確かに広がり始めています。
このプロジェクトは、皆さまのご支援によって動いています。そして、皆さまのお力添えがあったからこそ、このような素晴らしい出会いと展開が生まれました。
現在、91名の応援者とともに、目標金額の89%を達成!
いよいよ残りあと1週間。
どうか最後のひと押しを、よろしくお願いいたします。
皆さまの温かなご支援により、皮影戯アーティストたちの渡航チケットを無事に手配することができました。
これにより、来日公演と文化交流の準備がいよいよ本格的に始動します。
アーティストたちは、10月31日に静岡へ到着予定。
公演は11月2日(日)午後、静岡大学にて開催されます(入場無料・要予約)。
当日のプログラムも決定しました!
公演に加え、各地の皮影戯に関する対談や、貴重な文章資料の報告など、見応えある内容を予定しています。
伝統と創造が交差するひとときに、ぜひご来場ください。
引き続き、滞在費・会場設営・字幕制作などの費用をカバーするため、皆さまのご支援をお願いしております。
文化をつなぐこの旅路に、どうぞお付き合いください。
方言之韵・皮影之声:方言与非遗国际研讨会
プログラム已发布|プログラム公開中:
https://wwp.shizuoka.ac.jp/hanyushizhe/fangyan_feiyi/
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★ 讲演与研究交流|講演と研究交流
来自中国、日本的学者与非遗传承人将齐聚静冈,围绕地方戏曲、山歌、皮影戏等非遗形式展开跨学科交流。
中国・日本の研究者と伝承者が静岡に集い、地方戯曲・山歌・影絵などの無形文化遺産をめぐって学際的な交流を行います。
★ 皮影戏艺术展演与对谈|影絵芸術の実演と対談
平江皮影花灯剧团将带来多部经典剧目,结合讲解与工作坊,展现皮影艺术的魅力与技艺。
平江皮影花灯劇団による名作上演、包鋒氏による皮影戯の解説、柴広義氏によるワークショップを通じて、影絵芸術の魅力と技術を体感できます。
★ 山歌与语言文化研究|山歌と言語文化の探究
将深入探讨山歌、乳名、韵书等非遗的传承与保护,展现方言的多样性与文化深度。
山歌・乳名・韻書などの無形文化遺産の継承と保護をめぐり、方言の多様性と文化的深みを探ります。
★ 展示与互动体验|展示と体験型企画
皮影相关演讲与演出、展览与互动艺术赏析会将开放给公众,工作坊亦欢迎参与者亲手体验传统工艺。
皮影戯の講演、公演及び影絵人形の展示と対話型アート鑑賞会は一般公開され、ワークショップでは伝統工芸を自ら体験できます。
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活动时间|開催日程:2025年11月1日(土)〜11月2日(月)
活动地点|開催場所:静冈大学人文社会科学部B棟401(静岡市)
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皆さまの温かなご支援と祈りに支えられ、皮影戯のアーティストたち(写真の3名)が日本へのビザを正式に取得いたしました。
遠く中国——私のふるさと、平江という小さな田舎町から、物語と光を携えて、彼らは今、旅立ちの準備を整えています。これが彼らにとって、初めての海外渡航であり、海外で皮影戯を演じるのも、生まれて初めての経験となります。
私にできるのは、渡航費の準備と渡日後のサポート、そして静岡大学で彼らの才能が輝く舞台を整えること。
けれども、この一歩は、単なる渡航ではありません。世代と土地を越えて、皮影戯という古きよき芸能が、駿河の国にてで再び息を吹き返す瞬間です。
🕊️ 文化の継承と出会いの場を、皆さまと共に創ることができる喜びに、心より感謝申し上げます。
どうか引き続き、彼らの旅路と私たちの取り組みに、あたたかな眼差しとご支援をお寄せいただけますよう、お願い申し上げます。
🎉【通知】皮影戏艺术家即将赴日——签证已顺利取得!
在大家的支持与祝福下,三位皮影戏艺术家(见照片)已正式取得赴日签证。
他们即将从遥远的中国——我的故乡平江,带着故事与皮影,踏上前往日本的旅程。
这是他们第一次走出国门,展现才华。
我所能做的,是筹备旅费、提供来日后的支持,并在静冈大学为他们搭建一个展现才华的舞台。
这一步不仅仅是一次旅行——这是跨越世代与地域的文化传承,让皮影戏这门古老的艺术在駿河之國再次焕发生命力。
🕊️ 能与大家共同打造一个文化传承与交流的舞台,我深感喜悦与感激。
恳请大家继续关注并支持他们的旅程与我们的努力,让这段文化之旅更加丰盈圆满。
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皮影戯公演のオンライン視聴 他
42
人
が支援しています。
(数量制限なし)
公演時の氏名表示 他
15
人
が支援しています。
(数量制限なし)
皮影戯の操作体験 他
38
人
が支援しています。
(数量制限なし)
シンポジウムの予稿集にお名前掲載 他
7
人
が支援しています。
(数量制限なし)
研究室HPにお名前掲載 他
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)
出張講義 他
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)
出張講義(皮影戯の生中継と解説) 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)