このたび、私たちが提案してきた「Systems Ethology(システム行動学)」の考え方をまとめた論文が、国際誌 Artificial Life and Robotics にて公開されました。
システム行動学とは?今後の動物行動学はどうなって行くのか?近年の動物行動学の動向は?をまとめた論文となっています。
システム行動学研究会が目指しているのは、分野を超えた研究者がつながり、動物行動研究を加速させるコミュニティづくりです。今回の論文は、その“共通言語”となる考え方(Systems Ethology)を、学術論文として形にしたものになります。
支援者の皆さまの応援が、研究会運営やアウトリーチだけでなく、こうした形での発信にも大きな後押しになっています。本当にありがとうございます。
引き続き、システム行動学研究会をどうぞよろしくお願いいたします!
—論文概要 (日本語訳)—
私たちは、動物行動学において「行動を全体として捉える(ホリスティックな)動物行動学の視点」の価値を改めて打ち出すために、「システム行動学(Systems Ethology)」という新しい研究分野を提案します。システム生物学の基本的な考え方を取り入れ、動物の行動を、相互に結びついた要素からなる統合的でダイナミックなシステムとして解釈しようとするものです。近年、行動研究の各分野はますます専門化しており、複数の学問領域をつなぎ、階層(遺伝子・神経・個体・集団など)にまたがる幅広い行動システムを扱える統一的な枠組みの必要性が高まっています。さらに、実験技術や解析技術の進歩により、モデル生物に限らず、非モデル動物を含む多様な種でも研究が行いやすくなってきました。私たちは、動物行動学にシステム指向の視点を導入することで、今後の動物行動学研究がどこへ向かうべきかを改めて考えるきっかけを作りたいと考えています。
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論文閲覧専用URLはこちら
タイトル:Toward understanding the principles of animal behaviors: a systems ethology approach
著者:Hayato M. Yamanouchi / Yusuke Notomi / Shumpei Hisamoto
*責任著者
掲載誌:Artificial Life and Robotics
DOI:https://doi.org/10.1007/s10015-025-01112-3
12月5日~ 12月7日 に開催された日本比較生理生化学会第47回大会にて、シンポジウム「動物の運動系:古典と新技術により問い直す」を開催しました! 津田先生、善方先生、日下部先生、合原先生、ありがとうございました。どの先生方も非常に面白い研究を紹介してくださり、大変勉強になりました。また、若手の会では、「生成AIを研究に活用しよう」 をテーマとして、若手同士の交流を目的とした集会で、生成AIの研究への活用法をシェアするグループワークや、近年の生成AIの研究に使えそうなツールについての紹介などを行いました。こちらの活動はGoogle AI学生アンバサダーのサポートもあり、改めて生成AIの研究活用について考える、貴重な機会となりました。
本シンポジウム、企画ともにずっとやりたかったことを実現できたものでした。最新技術に目が行きがちですが、行動学において昔から使われている技術も非常に重要なものが多くあり、その視点から新たな技術や研究が生まれたりしています。システム行動学の名称はついておりませんが、通ずるものは非常に多くあると考えています。我々の影響を及ぼし得る範囲からでも、どんどん行動学を盛り上げていけたらと考えております。これからも応援いただけると嬉しいです!
別件ではありますが, 今回の日本比較生理生化学会で山ノ内がポスター発表を行い、「発表論文賞」を受賞しました。この受賞を励みに、自身の研究、そしてシステム行動学研究会の活動を続けていけたらと思います!
12/5, 6, 7の3日間で、日本比較生理生化学会 早稲田大会(東京)が開催されます。
山ノ内が代表(納富くんも幹事)を務める若手の会では、本大会でシステム行動学に関連する集会を2件開催します。
①「生成AIを研究に活用しよう」
若手同士の交流を目的とした集会で、生成AIの研究への活用法をシェアするグループワークや、近年の生成AIの研究に使えそうなツールについての紹介などを行います。
②「動物の運動系:古典と新技術により問い直す」
運動系の行動レベルと器官レベルでの統合的理解を目的とした大会企画シンポジウムを開催します。
講演者は以下4名を招待させていただきました。
・津田 佐知子 先生/ 埼玉大学大学院理工学研究科 准教授
・善方 文太郎 先生/ 自治医科大学医学部生理学講座統合生理学部門 講師
・日下部 りえ 先生/ 関西大学化学生命工学部 生命・生物工学科 准教授
・合原 一究 先生/ 筑波大学 システム情報系 准教授
詳細は以下をご覧ください。
https://jscpb.w.waseda.jp/conference-symposia.html
日本比較生理生化学会 早稲田大会でお会いする皆さまは、どうぞよろしくお願いいたします。
11/22 (土) 〜 11/24 (月)に開催された第44回日本動物行動学会大会にて、ラウンドテーブル「システム行動学的思考で階層を超えて動物行動を理解する」を開催しました!
フィールド調査を主軸とした江指さん、理論と実証の両輪で幅広い研究をされている土畑さん、神経科学を中心に研究されている上岡さんと、どのご講演も非常に刺激的な内容で、あっという間の時間でした。分野のバックグラウンドが大きく異なる発表にも関わらず、総合討論では多くの方からご質問をいただき、会場全体がとても盛り上がりました。
ふだん触れる機会の少ない行動学の領域に、少しでも「面白い」「もっと知りたい」と感じてもらえていたら、このラウンドテーブルを開催した意味があったと思っています。今後も異分野交流を加速させる取り組みを続けていきますので、これからも応援いただけると嬉しいです!
さて、別件ではありますが、今回の動物行動学会で納富くんがポスター発表を行ない、「最優秀賞」を受賞しました!本当におめでとう!!!!
11/22 (土) - 11/24 (月)に函館で開催される「第44回 日本動物行動学会大会」で、システム行動学を題材にしたラウンドテーブルの開催が決まりました!
第1回システム行動学研究会に続き、今回のラウンドテーブルも豪華な方々にご登壇いただけることになりました。今回は登壇者の方々の研究を聞くだけでなく、さらに深掘りし、ミクロからマクロまで多層的な視点で議論を展開する予定です!こうした試みによって、新たなセレンディピティが生まれることを期待しています。
ぜひお越しください!!!
登壇予定者
江指 万里(北海道大学)
上岡 雄太郎(東京大学)
土畑 重人(東京大学)
支援者の皆さま
「分野を超えたコミュニティで、動物行動研究を加速する!」の支援期間が終了しました。
最終的に、達成率152%、支援118人、912,500 円と大変多くのご支援をいただくことができました。
皆さまからの応援、温かいコメント、ご周知に心から感謝申し上げます。
以下、メンバーから個別に御礼コメントを述べさせていただきます。
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・浜道 凱也
ご支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
正直に申しますと、ここまで支援していただけるとは思っておらず、ここ2ヶ月は驚きと感動の日々でした。皆様のおかげで目標金額も達成することができ、本当に感謝してもしきれない気持ちで溢れています。本当にありがとうございました。
システム行動学研究会はたくさんの人に支えられて成り立っていることを強く感じました。第2回大会だけでなく、それ以降も、皆様の期待に答え続けられるよう、全力で頑張っていきます。今後ともシステム行動学研究会をよろしくお願いいたします。
第2回大会で、皆さまと祝杯をあげられることを今から楽しみにしています。派手にいきましょう!
・納富 祐典
応援してくださったすべての方に感謝を伝えたいです。
思えば不安な気持ちを抱きつつ、背伸びしながら始めたクラウドファンディングでした。
こんなにも多くの方に応援していただけるとは……。本当に夢のようです。
私はこんなに色々な方に普段から支えられているのかと、それをしみじみと感じた2か月でした。
システム行動学研究会はまだ始まったばかりです。皆で一緒に盛り上げていきましょう。
まずは名古屋大会での祝杯を楽しみに、頑張って準備して参ります。皆さんぜひ来てくださいね!
・山ノ内 勇斗
ご支援誠にありがとうございました。
クラウドファンディングは人生初の試みであり、わからないことだらけでしたが、さまざまな方からのアドバイスやご支援をいただき、目標金額の達成ができました。
システム行動学研究会を通じいろいろなことにチャレンジをしていきたいとともに、日本の基礎研究をもっと盛り上げて行けるよう、精進していきたいと思います。
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もう既に動いている企画もありますが、これから色々な所で「システム行動学」の名を冠したイベントを実施していきます。
今後の活動報告レポートを楽しみにしていただけますと幸いです。
なお、一部のリターンについては、別途ご案内させていただきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
システム行動学研究会 納富祐典、山ノ内 勇斗、浜道 凱也
皆様のご支援、ご周知に深く感謝申し上げます。Next Goal達成まで残り13万円です。
おかげさまでサポーターは110人を超えました!
非常に多くの方々に支えられてこの活動ができていることを身に染みて感じます。
さて、残り1日となりましたが、Next Goal達成に向けて頑張ります。
また、第2回システム行動学研究会の内容も、より具体的に考えていくとともに、研究会の組織としての活動もどんどんやっていきたいと検討しております。
今後のシステム行動学研究会の活動を楽しみしていてください!
より日本の基礎研究、ないし動物行動研究を盛り上げるべく、活動して参ります。
皆さまの引き続きのご支援と応援、そして、身近な人へのご周知や拡散をお願いいたします。
おかげさまでサポーター100人、支援金は80万円を超えました。皆様のご支援、ご周知に深く感謝申し上げます。Next Goal達成まで残り20万円です。
システム行動学研究会では第2回システム行動学研究会開催の他に、オンラインでの研究セミナーの開催などのオリジナルイベント企画も検討しております。
今後のシステム行動学研究会の活動を楽しみしていてください!我々も今後どんなことができるのか非常に楽しみです!残り1週間、皆さまの引き続きのご支援と応援をお願いいたします。また、身近な人にもご周知をお願いいただけたら助かります。
9月2日にスタートしました第2回システム行動学研究会開催に向けてのクラウドファンディングが、お陰様で開始から3週間で目標の60万円を達成しました。これによって、2026年7月に計画している第2回システム行動学研究会の開催が可能となりました。サポーターの皆様一人一人の温かいご支援と応援に心より御礼申し上げます。
一方で、今回のクラウドファンディングでは、第2回研究会の開催のほか、システム行動学を普及させるという取り組みを多くの人に知っていただき、さまざまな分野の動物行動研究者の交流の場をさらに拡充することをその目標に掲げていました。60万円達成はその重要な一歩となりましたが、この目標をさらに推し進めるために、私たちは残りの約1ヶ月も挑戦を続けて参ります。
続いての挑戦では、Next Goalを100万円に設定しました。いただきましたご支援は、第2回研究会のさらなる充実化と、研究会のその後の継続的な活動への資金に充てたいと考えております。より魅力ある研究会を実現するために、是非皆さまの引き続きのご支援と応援をお願いいたします
---開催詳細---
日時:2026年 7月11日(土), 12日(日), 13日(月)
場所:名古屋
第2回システム行動学研究会HP
第二回システム行動学研究会の日時と場所が決定しました。
2026年7月11日-13日 第2回システム行動学研究会 @名古屋
通常参加費は高くなることが見込まれます。
本クラウドファンディングの学生・一般参加費免除にご支援いただけると通常の参加費よりもお得にご参加いただけますのでぜひご利用ください。
システム行動学研究会HP
https://systemsethology.github.io/website/
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研究会開催の活動報告レポート
42
人
が支援しています。
(数量制限なし)
[学生限定] 研究会参加費免除 他
37
人
が支援しています。
(数量制限なし)
[一般限定] 研究会参加費免除 他
23
人
が支援しています。
(数量制限なし)
オンラインサイエンスカフェ 他
6
人
が支援しています。
(数量制限なし)
研究会HPへのお名前の記載 他
4
人
が支援しています。
(数量制限なし)
宣伝ポスター・動画による宣伝 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)
研究会HPへのお名前の記載と研究会中でのご紹介 他
4
人
が支援しています。
(数量制限なし)
個別ディスカッション 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)
研究会で展示・宣伝ブースを設置 他
1
人
が支援しています。
(数量制限なし)
ブロンズスポンサー 他
1
人
が支援しています。
(数量制限なし)
シルバースポンサー 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)
ゴールドスポンサー 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)