皆さま
この度はクラウドファンディングを応援していただき、本当にありがとうございました。
食性情報の蓄積は、気軽に参加したり成果を共有できる調査ですが、登録フォームやウェブサイトの煩雑さがハードルになっていることが課題でした。
そのため、ウェブ基盤を改善し、気軽に調査や研究に参加する人を増やしたい、そして保全や鳥類学の発展に繋げたいという思いから、クラウドファンディングに挑戦いたしました。
開始前は成功するか不安もありましたが、沢山のご支援と応援メッセージをいただき、関係者一同、とても励みになりました。
今後、皆さまからご支援を大切に活用し、登録フォームやウェブサイトの改善を進めて参ります。進捗はSNS等で随時報告いたしますので、今後もご関心いただけますと幸いです。
あらためて、この度は誠にありがとうございました!
7月19日(金) から実施しているクラウドファンディングは、とうとう明日17時で終了となります。
たくして頂いたご寄付は、鳥の食性データを蓄積するウェブ基盤の改善に活用させていただきます。
私達バードリサーチは様々な参加型調査を行っていますが、今回のテーマである食性情報の蓄積は、身近な鳥の情報で気軽に参加できる調査だと思っています。ですが、登録フォームやウェブサイトの煩雑さがハードルになっていることが課題でした。
今回のクラウドファンディングでは、ご支援と共にウェブ基盤の改善案も多くいただきました。皆さんからの声も聞くことができ、とても良い機会になったなと思っています。寄せられた意見を参考に、手軽で分かりやすいウェブ基盤になるよう検討し、ご寄付を活用していきます。
クラウドファンディングの終了まではあと1日。ぜひ最後まで応援していただけますと幸いです!
よろしくお願いいたします!
この度は、野鳥の研究や保全の土台となる【食性情報の蓄積】に温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。たくして頂いたご寄付は、食性情報を蓄積するためのウェブ基盤の構築に、大切に活用させていただきます。
野鳥の食性情報は全国から継続的に収集する必要があり、そのためには手間をかけずに情報投稿できることが大切だと考えております。
第一目標では、必要経費をすべてカバーすることができず、観察地点など一部項目の自動入力を盛り込むことが難しい状況でした。そのため、ネクストゴールを設定させていただき、追加でお預かりしたご寄付は、入力の手間を減らし、繰り返し投稿できる機能の開発に活用させて頂きます。
※ネクストゴールを達成できなかった場合でも、ご支援いただいた資金の範囲で、投稿フォームやウェブサイトの改善を実施いたします。
期間終了まで引き続きよろしくお願いいたします。
昨日のオンライントークには沢山の方にご参加いただきました!
ありがとうございました。
最大139名の方に参加いただき、チャットもとても盛り上がりました。
アーカイブ配信もありますので、お時間があるときにぜひご覧ください。
(イベント時間が長くなってしまい最後まで見られなかった方、申し訳ありません!)
▼アーカイブ
https://youtube.com/live/wtk0Q672NMg?si=N7bIjxRDns5lPj1o
クラウドファンディングを通じて、現ウェブ基盤を下記の様に改善します!
・専門知識がなくても投稿できる
・手間をかけずに繰り返し投稿できる
・どんなデータが蓄積されたか一目でわかる
残り期間もあとわずか。引き続き宜しくお願い致します。
先日お知らせした「鳥の食性×自由研究」をテーマにしたトークイベントは本日20時からです。
申し込み不要、誰でもご視聴可能です。
ご都合あいましたら是非のぞきにきてください!
https://www.youtube.com/live/wtk0Q672NMg?feature=shared
もうすぐお盆ですね。お休みを取る方も多いのではないでしょうか?そんな折、野鳥が何かを捕ったり食べたりしている様子を見かけたら、ぜひ記録に残していただけると嬉しいです。同じ種でも場所により異なる餌を食べている可能性があります。お盆に普段と違う場所で過ごされる方は、いつもの野鳥のいつもとは違う食性が見られるかもしれません。
例えば、ベルリンで行われたチョウケンボウというハヤブサの仲間の調査では、市街地のチョウケンボウは郊外のチョウケンボウと比べてイエスズメなどの小型の鳥が多く食べられていることがわかりました。郊外で餌として割合の多いネズミやトガリネズミが都会では手に入りにくいためと考えられています。日本のチョウゲンボウでも環境が異なる2地点を比較した結果、周辺に市街地が多い地点の方がスズメの割合が多く、河川敷ではその他の小鳥が多く食べられていたそうです。スズメは都市部で減少傾向にあるため、都市部にすんでいるチョウケンボウへの影響も気になります。
今後たくさんのデータが集まれば、環境による食性の違いについて他の鳥でも研究が進むかもしれません。休暇中のちょっとした時間でも気軽にデータ蓄積ができるようにしたいと考えています。本プロジェクトを応援していただけると嬉しいです。
参考文献:
Kübler S, Kupko S & Zeller U (2005) The kestrel (Falco tinnunculus L.) in Berlin: investigation of breeding biology and feeding ecology. J Ornithol 146, 271–278. https://doi.org/10.1007/s10336-005-0089-2
今井絢子・黒田貴綱・葉山嘉一・加藤和弘・勝野武彦(2010)都市近郊で繁殖するチョウゲンボウによるスズメの捕食. 群馬県立自然史博物館研究報告 14, 45-50.
8月10日はハトの日です。私たちの身の回りにいるハトと言えば、カワラバト(ドバト)とキジバトです。この2種は同じハトといっても見た目や生態など多くの点で異なっていますが、とったり食べたりする行動にも違いがあるようです。
※写真の右側がカワラバト、左側がキジバト
食性データベースにはこれまでにカワラバト40件、キジバト29件の記録が寄せられています。このデータを見てみると、両種間で食性が多少違っていそうだということがわかってきました。キジバトはカワラバトよりも多様な種子や果実を食べているようで、カワラバトは植物以外に加工食品(ヒトの食べこぼし等)の記録が比較的多くあるのが特徴です。
また、餌を食べる場所にも違いがみられます。カワラバトは地上で餌をとったり食べたりしている情報が多いですが、それと比べるとキジバトは植物の幹の上などでも採餌をすることが多いようです。まだまだ記録数が少ないので、今後もっと情報が集まると傾向が違って見えてくるかもしれません。今回のクラウドファンディングで、より投稿をしやすい仕組みを整えていきたいと思います。
・キジバトとカワラバトの食性比較の詳細はこちら
https://blog2.bird-research.jp/?p=287
ハトは糞害など問題になることも多い野鳥ですが、そのような人と生き物の軋轢を考える際にも種ごとの生態情報が役立ちます。カワラバト・キジバトも食性情報はまだ充分とは言えません。研究を進めるために応援をよろしくお願いいたします!
私達バードリサーチは野鳥の調査・研究を行っています。
野鳥は、研究対象として興味深いのはもちろん、生物多様性をはかる指標(ものさし)とされることが多い生き物です。野鳥は昆虫・植物・魚・鳥や哺乳類など多様な食性を持っており、それぞれ生態系ピラミッドの上位種に含まれます。野鳥を調べることでエサとなる昆虫や植物といった自然の豊かさを知ることができるのです。
また、野鳥はあらゆる場所に生息しており比較的観察がしやすい生き物です。バードウォッチャーの方も全国にいらっしゃるため、全国規模の調査が可能です。私たちが全国のバードウォッチャーの方と一緒に取り組んだ野鳥の調査・研究は、他の研究や環境保全に活用されています。
一方で、自然は時間をかけてゆっくり変化することがあります。長い目で変化を見定めるためには継続的な調査が必要です。今回の食性研究も日本中の観察者の方と共に、データを集め続けることを目指しています。多くの方と継続して調査を続けるために、より簡単に楽しく参加できる基盤を構築します。
ぜひ、クラウドファンディングの目標達成に向けて、引き続き応援の程お願いいたします。
鳥の食性研究を応援していただき、ありがとうございます。
下記の内容でオンラインイベントを実施するため、お知らせします。
申し込みは不要です。ぜひラジオ感覚でお気軽にご視聴ください!
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日程:8月20日(火)20:00~
場所:オンライン(Youtubeライブ配信)
※申し込みは不要
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食性研究の紹介と鳥の食性をテーマに、大人も子供も楽しめる自由研究プランを考えます!
自由研究プランは、本日以降にバードリサーチのX(@BirdResearch)でアンケートや意見の募集を行い、その内容を見ながらお話する予定です。詳細はXでお知らせします。また、ゲストとして市民科学を研究されている福岡大学教授 森田先生にもご参加いただきます。
連日、暑い日が続いておりますが、体調にお変わりないでしょうか?熱中症など体調に気を付けてお過ごしください。
こんなに暑いと生き物への影響も気になりますが、猛暑が生き物の食性にどのような影響を及ぼしていくのかを知るには、今のデータと猛暑が続いた先のデータが必要になります。そういった意味でも、私たちは普通に見られる種の、普段の食性を蓄積し続けることが大切だと考えています。
また、普段の食性がわかるからこそ珍しい記録もわかってきます。先日、カワウが哺乳類であるドブネズミを捕食したという記録が協力者の方より寄せられました。これは初めて直接観察で記録されたものです。カワウは漁業との軋轢もあり、食性については世界中で膨大な量の研究が行われてきました。だからこそ、今回の記録が普段とは違う大変珍しい記録であることがわかったのです。
■研究誌新着論文:カワウによるドブネズミの捕食
https://db3.bird-research.jp/news/202405-no1/
カワウなどの一部の種を除いて普段の食性記録はまだまだ充分ではありません。鳥の食性研究の推進のため、引き続き、ご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。
当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。
お礼のメール、活動報告メール、寄付金受領証明書発行
90
人
が支援しています。
(数量制限なし)
プロジェクトのウェブサイトにお名前掲載 他
50
人
が支援しています。
(数量制限なし)
オンラインサイエンスカフェに招待 他
25
人
が支援しています。
(数量制限なし)
バードリサーチオリジナルフィールドノート(2冊セット) 他
4
人
が支援しています。
(数量制限なし)
バードリサーチの生態図鑑と研究誌(PDF) 他
7
人
が支援しています。
(数量制限なし)
個別ディスカッション 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)
1日調査同行または、リモートでの調査報告 他
0
人
が支援しています。
(数量制限なし)