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SUCCESS
駒込 武
京都大学、教授
支援総額: 1,178,000 円
目標金額: 1,000,000 円
達成率
117 %
サポーター
75
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終了
募集期間は終了しました

台湾映画「無言の丘」無料上映会のお知らせ/第2回オンライン読書会のリマインド

自主講座「認識台湾 RenshiTaiwan」のサポーターのみなさま

 駒込武@自主講座「認識台湾 RenshiTaiwan」実行委員会、です。
 今年度最後の企画として台湾映画「無言の丘」無料上映会のお知らせと、第2回オンライン読書会のリマインドを送らせていただきます。

〇「無言の丘」無料上映会&アフタートークのお知らせ

 台湾ニューシネマを牽引した監督ワン・トン(王童)の〈台湾近代史3部作〉から「無言の丘」を上映します。1992年製作ですが、黄金と菜の花が印象的な映像、植民地主義に鋭く切り込んだストーリーはいまも斬新な輝きに満ちています。
 自主講座「認識台湾 RenshiTaiwan」の2024年度の企画の多くは台湾と沖縄(沖縄本島だけでなく琉球弧の島々の総称として)という主題にかかわってきました。『台湾と沖縄 帝国のはざまからの問い』を出版することでもきました。映画「緑の牢獄」では八重山における台湾人が描かれていましたが、日本統治下の台湾における琉球人女性に光をあてた映画「無言の丘」はその締めくくりにふさわしいものと思います。
 日本での劇場公開は昨年始まったばかりです。3時間におよぶ大作ですが、どうか貴重な機会をお見逃しなく!

日時:2月14日(金)18時~21時半(17時半開場)
会場:京都大学 吉田キャンパス 総合研究4号館 2階 共通講義室3
アフタートーク(21時ごろから):
三澤真美恵(日本大学教授、オンライン参加)「王童と台湾ニューシネマ」
駒込武(京都大学教授)「黄金・藤田組・天皇制」

※通常教室での上映ですので、映画を視聴する環境としては「しょぼい」ことをあらかじめご了解ください。途中からの参加、途中退出も可能です。

参加費無料・事前申込み推奨
下記のフォームより事前申込みをお願いします。
https://forms.gle/eApBD5SgxTXWpjfi6
事前申込みは必須ではありませんが、事前申込みをされていないない場合、日程あるいは会場を急に変更をせざるをえないケースでもご連絡できないこと、当日資料が足りなくなった際にお配りできないことをご了解ください。アフタートークのライブ配信はしませんが、後日録画配信を予定しています。
※「無言の丘」上映会のチラシをこちらからダウンロードいただけます。
https://drive.google.com/file/d/1W4HG8f_u8i5VejuNgfUb6n0r1HmudJPV/view?usp=sharing
主催:京都大学駒込研究室・自主講座「認識台湾 Renshi Taiwan」

『無言の丘』《あらすじ》
 日本統治下の台湾。ゴールドラッシュの噂を聞きつけたチュウとウェイの兄弟は村を抜け出し、金瓜石へと向かった。夫を亡くしたズーの家に部屋を借りながら、藤田組が管理する鉱山で金採掘に従事する。
 劣悪な環境で働く鉱夫たちの多くは、近くの九份街の娼館で「女を買う」ことに楽しみを見出していた。 弟のウェイは娼館で下働きする「琉球娘」の富美子に惹かれ始める。富美子は館の雑用係・アンバー(赤目)を兄のように慕っていた。娼館の主は、鉱夫たちが持ち出してきた金を街へ持って行っては現金に換金し、私服を肥やしていた。
 やがて金の無断持ち出しに対する藤田組の取り締まりが厳しくなると、捜査は富美子たちにも及び…

――『悲情城市』の脚本家・呉念真による日本統治下の台湾で苛酷な運命に立ち向かう人々の物語。
――高妍(Gao Yan イラストレーター・漫画家)
台湾語の発音では、「無言」と「無縁」はとても近いです。結ばれる運命にない“無縁”だからこそ、私たちは言葉ではない形で、一緒に過ごした時間を大切な想い出として心に残すことができます。
「台湾巨匠傑作選2024」予告編動画https://eiga.com/movie/101763/video/より
※映画全体にわたって性的描写、性暴力表現があります。ご注意ください。
※仲里功さんが『沖縄タイムス』に寄稿された[琉球電影列伝/記憶と夢のスクランブル]のなかで「「無言の丘」/琉球人の台湾体験描く/第三項的な介在」という文章を記されています。オンラインで読むことができます。
https://www7b.biglobe.ne.jp/~whoyou/retsuden.htm
 
〇第2回オンライン読書会のリマインド

 第2回オンライン読書会は、1月28日(火)19時半より行います。
 今回とりあげるテキストは、張彩薇「悲劇の循環を乗り越えるために」です(張彩薇さんがコメントの対象としている呉叡人さんの講演「帝国の狭間の中の台湾民主」にもあらかじめ目をお通しください)。

 このテキストに質問がある場合には、1月21日(火)までに自主講座「認識台湾RenshiTaiwan」事務局(renshi.taiwan.seminar@gmail.com)までメールでお寄せください(質問は必須ではありません)。読書会では、まず著者が事前に寄せられた質問・感想について応答するところからお話を始めたいと思います。
 参加を希望される方は下記からお申し込みください(まだ参加申込みは可能です)。
 https://forms.gle/kwKZga1M85DAWNcZ6

映画「無言の丘」上映と、オンライン読書会をもって本年度の企画はほぼ予定通り終えたことになります。資金的にサポートしてくださったみなさまにあらためて感謝申し上げます。
 引き続き自主講座「認識台湾 RenshiTaiwan」をよろしくお願いします。

 自主講座「認識台湾 RenshiTaiwan」  事務局 駒込武
 E-mail: renshi.taiwan.seminar@gmail.com

駒込 武 2025年01月
このプロジェクトは、 2024年03月13日(水) 10時00分 から 2024年05月09日(木) 17時00分 までの間に目標金額1,000,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
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『台湾と沖縄をめぐる対話』(仮題)1部謹呈

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