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地域の歴史を住民自ら継承する博物館を作る - 滋賀から始めるコミュニティ・ミュージアム -

#日本生活学会50周年
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SUCCESS
近江コミュニティ・ミュージアム研究会
支援総額: 1,124,600 円
目標金額: 1,000,000 円
達成率
112 %
サポーター
85
残り時間
終了
募集期間は終了しました
クラウドファンディングが終了しました!

近江コミュニティ・ミュージアム研究会の武田です。11月15日17時をもちまして、クラウドファンディングが終了しました。この度は多くの方々よりご支援をいただきまして、目標金額を達成することができました。本当に安堵しております。サポートしていただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。

これからいよいよプロジェクトを開始します。今後も継続的に活動について発信いたしますので、高島市・栗東市・近江八幡市・米原市と滋賀県各地において展開される、コミュニティ・ミュージアムにぜひ足を運んでいただければ幸いです。また各地のこうした活動の交流を通してノウハウや知見を共有し、さらに新たな活動を生み出す波及効果をも生み出すことができればと考えております。書籍の方も楽しみにしていただければと存じます。

引き続き、私どものプロジェクトにご注目ください。何とぞよろしくお願いいたします。

武田 俊輔 / 2023年11月15日
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#017 目標金額を達成できました

 このプロジェクトのメンバー(統括・ネットワーキング担当)の武田俊輔です。
 ご支援いただいた皆さまのお力により、つい先ほど目標金額を達成することができました。心より感謝申し上げます。皆さまに託していただいた思いをしっかりと形にすべく、研究活動を始めていきます。

- 住民が民具や史資料の発見や解読、調査を通して自らの生活の来歴を見つめ直し、自発的な地域づくりにつながる資源や価値を見出していくこと
- 住民と研究者・学生との出会いや協働が互いの学びあいをもたらし、持続的な地域づくりの活動の基盤となること
- 各地のコミュニティ・ミュージアムの担い手同士がその活動を互いに知り、刺激しあい、新たな活動の展開を生み出していくこと

 今回のクラウドファンディングは、そうした目指す未来に向けての第一歩です。その最初のステップを、こうしてクリアできたことをとても嬉しく思います。ぜひ引き続き、私どもの活動を何とぞよろしくお願いいたします。

 なおクラウドファンディングは11月15日まで継続中です。さらなるご支援もお待ちしております。

武田 俊輔 / 2023年11月11日
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#016 新規リターン(連携参加)の追加

こんにちは、メンバーの笠井賢紀です。
この間、進捗報告の更新が滞っておりましたが、クラウドファンディングの挑戦も残り1週間を切りました。

私たちメンバーから、いろいろな方にメールがこの数日間に届いたのではないかと思います。
そうした中、新たに寄付してくださる方も増え、とてもありがたいです。
現在、目標金額の60%を達成しています!

さて、ラストスパートということで、タイミングがやや遅くなりましたが、本日、新規に33万円(税込)のご寄付に対応した新たなリターンとして「連携参加」を追加しました。

プロジェクト自体は、私たちが地域住民の皆様を支える形で実施していきます。それに加え、専門的な知見を持っている個人・団体の方がより積極的に私たちのプロジェクトと連携していただける枠組みをつくろという狙いです。

引き続きのご寄付・ご支援をよろしくお願いします。

笠井 賢紀 / 2023年11月10日
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#015 日本民俗学会公開シンポジウムに市川秀之が登壇

本日2023年10月21日、日本民俗学会第75回年会の1日目、成城大学にて

公開シンポジウム「民俗学でつながる、民俗学をつなげる―フィールドワークのこれからを考える―」にて市川秀之が「フィールドワーク教育を通じた地域社会とのつながり」と題してパネリスト報告を行いました。

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<学会で本プロジェクトを知って来てくださった皆様へ>

ぜひプロジェクトページや「進捗報告」の過去記事もご覧ください。そして、ご寄附やSNS/口コミでの周知を歓迎します。

当日、学会会場には武田俊輔/市川秀之/笠井賢紀がいます。

X: https://twitter.com/ohmi_comuseum
Facebook: https://www.facebook.com/ohmicomuseum/

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皆様のおかげで目標額の30パーセントを到達しました。
既に寄附くださった皆さんも、周りの方にも本プロジェクトについて広めてくださると嬉しいです。

▼写真:パネリストとしてディスカッションに参加する市川

笠井 賢紀 / 2023年10月21日
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#014 地域社会にとっての大切な史資料とは

はじめまして!
笠井ゼミに所属している、花牟禮(はなむれ)と申します。
この度は学生ボランティアとして、お手伝いさせていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。
大学では学芸員課程におりまして、これまでに大学博物館での展覧会の展示に関わらせていただいたり、文化財レスキューに参加をしてきました。

今回のコミュニティ・ミュージアムプロジェクトでは、地域に残された史資料を「再」発見することを目標に活動しています。
私たちの言う史資料では、文化財に指定されているかどうか、ということは重要ではありません。地域社会にとっての歴史を伝える、有形・無形の文化遺産すべてが、住民の方々にとって大切になってくると考えています。
私自身も、実は、地域の歴史を伝える資料を持っているのです。

写真に写っている資料はいったい何だと思いますか?
現在でも街中でも見かけるものです。白いかたまりで、円形で……。
机の上で考えていても、なかなかわからないかもしれません。街に出てみましょう。
さて、ほとんどのみなさんは、家を出ると道路に出会うと思います。もしかしたら、その後電車に乗るかもしれません。そこで、上を見上げてみてください。(前方に注意して!)
電線の間に、円形の白いかたまりがありませんか。
写真の資料は、これです。碍子と言われるものです。

この碍子、作られたのは昭和初期と判明しています。
戦時下の軍需工場で使われたものです。統制陶器と言われるこれらの資料は、文化財に指定されることもなく、少なくとも地域の歴史からは忘れかけられていました。
ところで、この資料を最初に目にしたとき、碍子だと気づいたのは、街で同じようなものを見かけた記憶と結びついたからです。
地域の歴史を伝える資料は、私たちのすぐそこに隠れています。それを「再」発見して、未来へつなげていきませんか。
私たちは、地域にとって大切な史資料を受け継いでいくお手伝いをしていきます。

引き続き寄付を募っています。
ぜひご協力をよろしくお願いいたします。
(街で資料を見つけても、拾ってはいけませんよ!)

Yuta Hanamure / 2023年10月18日
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#013 食べられる展示 目川田楽(その3)

「食べられる展示 目川田楽」その1,2 では次のようなことを書きました!

・新しいコミュニティ・ミュージアムの候補地に街道筋集落がある
・その集落には名物の豆腐田楽があり昔のレシピを再現して提供されていた
・提供していた施設もイベントもなくなり、今は食べられる機会がない…

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旧東海道で休憩できる「ほっこり庵」や、そこで提供されていた「豆腐田楽」でしたが、昔のレシピを再現して作ってくれていた「めがわ田楽保存会」の活動も休止状態になってしまいました。

そこで、空き家の利活用などを手掛けるNPO法人くらすむ滋賀が「ほっこり庵復活プロジェクト」を始めました。
https://kurasumu-shiga.org/8517/

NPO法人くらすむ滋賀では、本プロジェクト(コミュニティ・ミュージアム)のメンバーである竹山和弘が理事長、木村敏が副理事長を務めています。くらすむ滋賀では、保存会から直接レシピを継承してもらうほか、博物館の学芸員に街道筋の歴史を学ぶ講座を開催しています。

本プロジェクトでもくらすむ滋賀の活動と連携し、歴史も学びつつ「いま、ここで」だからこそできる工夫を展示に取り入れていきたいと考えています。

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そこでようやくタイトルの「食べられる展示」の出番です。ふつう、博物館の展示品は――貴重だからこそ展示されているので――大事に扱わなくてはなりません。でも、食べ物はやはり食べてこそわかるもの。

「え、こういう味付けなんだ、意外!」とか「菜飯と田楽、すごく合う!」とか「お豆腐だけど、けっこうおなかはいっぱいになるから、たくさん歩くときにはいいかも?」とかいった、想像だけではわからないことを体験して考え・語らうことができるはずです。

本プロジェクトの掲げる「地域社会の思い出や歴史を地域の中で語らったり展示したりする個性的なコミュニティ・ミュージアム」に、いかにもピッタリな取り組みではないでしょうか。

くらすむ滋賀は「住み継ぐ」をテーマに、建築物が暮らしの中で生き続けることを目指しています。今回は「食べ継ぐ」もいいですよね、というお話しでした。ですから、古いレシピが残っていなくても、地域社会で食べられていたものを思い出しながら作って提供してみるのはいいかもしれません。

私(笠井)は生活史をよくうかがいますが、同じ街道筋で次のようなお話を聞いたこともありました。

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◆報恩講のときの料理

昔はね、僕の知ってる限りでは空豆っていうんかな、豆の炊いたのであったり、それからあと、煮物ですね、それとお浸しとかね、でも、もちろんお漬物。

あと何出たやろ、当然お菓子類は出てましたけど、要するに小腹が膨れる程度のもん。ご飯は出なかったですけどね。僕らの知ってる範囲ではね。

ただね、お寿司を作ってはったな、「ばら寿司」言いましてね。
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◆葬式のときの料理

なす、きゅうりを全部塩でね、あと、おもりをつけて、1年中腐らないように一応してかはるんです。

葬式ができたら、それを出してきて、その、きつい臭いがしますので、その塩抜きかけてね、全部その水に浸けて、塩抜きをして、ほして、すぐそれを炊かはるんです。

なすとかきゅうりの塩押し(しおし)してるやつを。それが「お力落とし」っていうお料理なんです。変わった、私もびっくりしたんですけど。
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◆嫁いできて知った地域の食べ方

大きいきゅうりがなりますでしょ。あのほら、いくつもできて、きゅうりがたくさんあって、お漬物やらに漬けるのにちょっと細いめのきゅうり漬けますよね。それを放っとくとおっき、おっきなります。

このぐらいなったり。それを炊いて、それ皮剥いて炊いてね。種も取って。で、あの、あれですわ。炊いて、味付けして、最後に片栗粉でちょっとこうとろみをつけて。ええ。それを食べはります。
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最後の例などは、料理名もなく、それこそコミュニティ・ミュージアムだからこそ展示(実食!)しやすいかもしれません。

▼写真は、めがわ田楽保存会(左3名)から、田楽の調理法や盛り付けの工夫を学ぶNPO法人くらすむ滋賀のメンバー

笠井 賢紀 / 2023年10月12日
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#012 食べられる展示 目川田楽(その2)

前回の投稿(その1)では次のようなことを書きました

・新しいコミュニティ・ミュージアムの候補地に街道筋集落がある
・その集落は往時は「立場」と呼ばれ休憩できる場所だった
・名物の豆腐田楽があり江戸時代のレシピ集にも掲載されている

[お詫びと訂正]
江戸時代の豆腐レシピ『豆腐百珍』を漫画化された作者を誤って「花福小猿」さんと表記しておりましたが正しくは「花福こざる」さんです。申し訳ありませんでした。

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昔の目川立場があったあたりに、「田楽茶屋 ほっこり庵」があります。建物にはトイレもあり、東海道ウォークをする方たちが立ち寄れます

この施設は栗東市と協力しながら、地元の自治会を中心とする住民の皆さんが運営してきました。住民グループ「めがわ田楽保存会」は、文献を基に往時の味を再現しました
(参考にしたレシピは『豆腐百珍』とは異なるもののようです)

そして保存会の皆さんは「ほっこり庵」で、豆腐田楽と同じく名物であった菜飯(なめし)なども付けて定食にして提供していたのです

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ところで、目川立場のあった目川・岡の二つの自治会で「東海道ほっこりまつり」というお祭りを2006年に始めていました。1年に1度、旧街道を歩行者天国にして往時の東海道の雰囲気を楽しもうというものです

私(笠井)が龍谷大学に着任し、笠井ゼミが東海道ほっこりまつりを共催させてもらうことになった2012年には「100人同時に目川田楽!」という企画を学生が発案し、「めがわ田楽保存会」からつくり方のレクチャーも受け、雨が降る中で無事に企画を達成しました

参加者の中には石川県能美市で「能美ほっこりまつり」を開催されていた仏大寺町の方たちもいました。偶然にも同じ名前のお祭りを行っていたために交流を続けていたためです

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いよいよ「食べられる展示」に近づいてきましたが…

実は「めがわ田楽保存会」は2017年に担い手不足などを理由に活動を休止され、「ほっこり庵」での田楽・菜飯定食の提供もなくなってしまいました。さらには「東海道ほっこりまつり」も、COVID-19の影響で中止され、私たちが目川田楽を食べられる機会はまたも失われてしまったのです

どうなる、目川田楽!(その3に続きます)

▼写真
 左:目川田楽の作り方を保存会から学ぶ学生たち(2012年10月6日 笠井撮影)
 右:2012年「100人同時に目川田楽!」の様子(2018年10月18日 栗東市「うますぎる栗東」掲載)

笠井 賢紀 / 2023年10月11日
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#011 食べられる展示 目川田楽(その1)

私たちが新しいコミュニティ・ミュージアムを作りたいと検討している地域の一つに、昔の東海道が通っていた街があります。街道沿いなので「街道筋の集落」と呼ぶこともあります。

敢えて「昔の」とつけるのは、現在の東海道は(車であれば)国道1号線だからです。昔の東海道のことは、旧東海道とか旧道とか呼びます。今も「東海道ウォーク」は人気があり、週末にもなると旧道を歩いている人の姿はよく見かけられます。

「東海道五十三次」というように、東海道には53この「宿場(しゅくば)」がありました。大名が泊まる本陣や、旅人たちが泊まる旅籠を中心に大きな賑わいを見せたことでしょう。宿場の間はそれなりの距離があるので、間には「間の宿(あいのしゅく)」とか「立場(たてば)」と呼ばれる休憩できる街もありました。

冒頭であげた候補地の一つは、目川(めがわ)という立場で滋賀県栗東市にあります。市内にはほかに「和中散(わちゅうさん)」という薬が有名だった梅木(うめのき)という立場もあります。史跡となっている和中散本舗、特にそこにかかる「ぜさいや」という看板についてはいずれメンバーの竹山に書いてもらいたいと思っています。

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さて、目川立場は豆腐田楽(でんがく)で有名だったようで、いろいろな書物に描かれています。歌川広重が石部宿の名前で描いているのも目川立場の田楽茶屋です。当時、この田楽が人気を博し、各地に目川(女川)と名乗る田楽の店ができたそうです。

おもしろいところでは、『豆腐百珍』という江戸時代18世紀末に出された豆腐料理レシピ集があります。この続編『続 豆腐百珍』の第5番目に目川田楽が紹介されています。また、同書の挿絵にもやはり目川の田楽茶屋があります。

この書物は国立国会図書館デジタルコレクションに所蔵されているので、いますぐ読むこともできます。
https://dl.ndl.go.jp/pid/2536546/1/1
※茶屋の絵は5コマ目、目川田楽は16コマ目

このデジタルコレクションのように、貴重な資料をデジタル化したり、それを公開したりする「デジタル・アーカイブ」はどんどん増えています。新しい博物館法でもデジタル・アーカイブに言及されており、私たちのプロジェクトでもぜひ挑戦したいことの一つです。が、この話もまたいずれ。

豆腐百珍、おもしろそうだけど読むのは疲れそうという場合、花福小猿さんという方が漫画化もされています。
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781615882
※リンクは続編

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だいぶ話が長くなってきたので、続きは次回!

▼画像は国立国会図書館デジタルコレクションより
 -目川田楽を茶屋で楽しむ人たちの様子
 -茶屋の軒には前の記事で紹介した「講」の人たちを歓迎する板も並ぶ
 -左端にあるのは藤棚
 ※国立国会図書館デジタルコレクションの画像はすべてが無断転載可能なわけではありません。
  本画像は転載可能なものでした。

笠井 賢紀 / 2023年10月10日
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#010 さわれる展示(笠井)

博物館展示というと、貴重なものも多く劣化や破損を防ぐため
ショーケースの中に入っていたり
写真を撮ることができないこともよくあります

もちろんモノは大事にすべきなのですが
必ずしもそういう運用を必要とする展示物ばかりで
なくてもいいかもしれません

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農機具など生活の道具は場所を取るモノも少なくありません
現在、少子化などの影響で日本では廃校が増えており、
大きなモノを展示する場として活用するケースもあります

以前私が訪れたある村でも廃校となった小学校を
郷土資料館にしていました

普段は開館していないので、中を観たい旨を伝えたところ
村の議員さんや職員さんが同行して案内してくださいました

昔の黒電話(私も子どものころ使っていました!)が
部屋の端と端に置いてあって通話できるように
線をつないであったのは楽しい仕掛けでした ▼写真参照▼

「なるほど、【体験コーナー】と書いてある!
 さわれるようにしてあるものもあるのか…」と思っていたら、
案内役の方が「この農具はこうやって引っ張って…」と
それ以外の展示物もどんどん動かして使い方を教えてくれます

村が意図した本来の運用かどうかはわかりませんが
(もしかしたら本当は触るのは禁止されているのかも?)
私は「これはありだな」と思いました

ある世代までは当たり前に使い方がわかって、懐かしさを
感じる道具であっても、使ったことがない人にはわかりません

実際にその道具が使われていたのと同じように使えるのが
一番ですが、そうでなくても「さわってみる」「動かしてみる」
が許される展示をもっと増やしていきたいですね

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縄で粘土に模様をつけて縄文土器の作り方を考えてみるとか
駕籠(かご)を棒で担いで歩いてみるとか
蓑(みの)と笠(かさ)を身に着けてみるとか
既にいろいろな展示の工夫が全国でされてきたはずです

「さわれる展示、こういうのがおもしろかったよ」という
情報提供も歓迎です!SNSではコメントも残せます

Facebook: https://www.facebook.com/yoshi.kasa/
X: https://twitter.com/ohmi_comuseum

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今回の私たちのプロジェクトではケースの購入も希望しています
ただ、それは大事なものを適切に守るための「方法の一つ」に過ぎません
地域の皆さんと相談して「これは使わなきゃ/さわれなきゃ」と
いうものは、使える/さわれる展示も積極的に取り入れてみたいです

次の私の投稿は「食べられる展示」…の予定です!

笠井 賢紀 / 2023年10月09日
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#009 NPO法人くらすむ滋賀と「住まいの記憶史調査」(その1)

こんにちは。このプロジェクトの一員として参加している、NPO法人くらすむ滋賀の竹山和弘(たけやまかずひろ)です。

▼NPO法人くらすむ滋賀のウェブサイト
https://kurasumu-shiga.org/

くらすむ滋賀では、地域にある美しい建物や空き家等の家主さんやそのご家族に、建物への想いや思い出をお聴きしながら、また家屋の間取りや建替の経過を辿り、当時の暮らしや思い出を振り返る活動を「住まいの記憶史調査」と呼んでいます。こうした想いや思い出を含めた「住み継ぎ」を通じて、空き家や家屋が次の住まい手に引き継がれていくことで、「住み手よし、借り手(買い手)よし、地域よし」の三法よしの実現を目指しています。

また、くらすむ滋賀では、住まいの記憶史調査を通じて、その家屋のある地域の暮らしや歴史を学ぶことにつなげ、これらを地域のまちづくりに活かしていきたいと考えています。このコミュニティ・ミュージアムの取組を通じて、地域に向けた関心を寄せるきっかけを創り、シビックプライドの醸成に寄与できればと考えています。

竹山 和弘 / 2023年10月08日
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このプロジェクトは、 2023年09月29日(金) 10時00分 から 2023年11月15日(水) 17時00分 までの間に目標金額1,000,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード(VISA, Mastercard)、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
追加支援について
リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

1,100 円(税込)

お礼メッセージ

20 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

研究成果となる書籍(冊子)にお名前掲載

8 人 が支援しています。
(数量制限なし)

11,000 円(税込)

研究成果となる書籍(冊子)の送付

53 人 が支援しています。
(数量制限なし)

33,000 円(税込)

オンラインレクチャーへの招待

2 人 が支援しています。
(数量制限なし)

55,000 円(税込)

プロジェクトメンバーによる講演

0 人 が支援しています。
(数量制限なし)

110,000 円(税込)

出張調査

1 人 が支援しています。
(数量制限なし)

330,000 円(税込)

【追加リターン】連携参加権(要相談)

1 人 が支援しています。
(数量制限なし)

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