こんにちは!アカデミストの柴藤です。
おかげさまで昨日、3期生たちのプロジェクト8件が始動しました。
若手研究者8名のプロジェクトは下記となります。
ぜひ情報拡散をはじめとしたご支援をいただけますと幸いです。
・人間の「協力行動」を説明するメカニズム解明に挑む!
https://academist-cf.com/fanclubs/126
・世界最短の詩、俳句を通して、美しさの多様性と核心を解き明かしたい
https://academist-cf.com/fanclubs/264
・クイズ×認知科学:早押しクイズに潜む人の知性を実験的に検証したい
https://academist-cf.com/fanclubs/300
・居場所になってくれるロボットを共に創りたい
https://academist-cf.com/fanclubs/309
・AIを活用し、近未来の社会に向けて「自ら語る史料」を残したい!
https://academist-cf.com/fanclubs/310
・異質な他者と自分を探究できる異分野交流を目指して
https://academist-cf.com/fanclubs/311
・材料科学における簡易的な自律的実験遂行システムの確立
https://academist-cf.com/fanclubs/312
・ニューロダイバージェント当事者が生きやすい場所へと世界を変革する
https://academist-cf.com/fanclubs/313
今後1年間かけて、皆さまをはじめとしたステークホルダーの方々と共に「AI×◯◯学」の可能性を考え、新しい価値創出を目指していきます。ひきつづき、よろしくお願いいたします。
こんにちは!アカデミストの柴藤です。先日(8/30)を持ちまして academist Prize 第3期のサポーター募集期間を終了いたしました。ご参画いただいた皆さまには、改めて御礼申し上げます。
プロジェクトページにも記載したように、第1期と第2期では法人サポーターのみを対象に募集していましたが、第3期では多様なステークホルダーの方々の参加を通じて、プログラムをさらに充実したものにしたいと考えています。
実際にクラウドファンディング形式で応募した結果、想定外の方々からのご支援があったり、支援依頼をするなかで的確なフィードバックをいただいたり等、第3期を盛り上げるエネルギーを蓄積することができたように思います。
活動報告欄は継続的に更新しますので、ぜひ引き続きご覧いただけますと幸いです。
こんにちは!アカデミストの柴藤です。先日、東大・川原教授、阪大・橋本教授、富士通・中尾研究員のお三方をお招きし、オンラインイベント「AI社会の未来設計」を開催しました。今日はその様子をダイジェストをお伝えいたします。当日の動画はこちら → https://www.youtube.com/live/iFvEVPjzPSg?feature=shared
■ 参加者層
約140名の方々に事前登録いただき、当日もYoutube Liveと合わせて100名程の方々にご参加いただきました。所属も大学・研究機関が50%、企業が25%、学生・自治体・フリーランスが25%と多様でした。
■ AIのつくる未来
はじめに川原さんに「AI×◯◯学」を長期で考える意義について、技術的な意義、各研究者にとっての意義、国としての意義の3点を軸に整理いただきました。なかでもChatGPTは、文章の翻訳の精度改善のみならず、対話・要約・生成などで従来不可能であったレベルまで達成できた点で、エポックメーキングな出来事であり、研究者にも驚きをもって受け入れられているとのお話がありました。
そして日本はここ10年間の深層学習のブームには乗り遅れたものの、まずは1-2年で諸外国に追いついたうえで、AIを情報分野に閉じずにあらゆるサイエンスの領域で活用することで、ノーベル賞級の発見を目指していこうという展望を語っていただきました。
■「AI×◯◯学」の現在
次に橋本さんに「AI×◯◯学」の具体的事例として、AI×物理学(学習物理学)の事例をご紹介いただきました。学習物理学は、5年ほど前に物理学会の講演会場を(各領域の機械学習の講演を聞くために)走り回っていた研究者たちで立ち上げた研究領域で、現在は国からの支援を受けて研究を進められているものの、当時は情報交流の機会も少なく、若手研究者の芽が見つかりにくい課題があったようです。
また一言で「AI」と言ってもなかにはたくさんあるため、どの技術とどの分野の相性が良いのかを網羅的に見極める重要性についても、お話いただきました。これは「AI×◯◯学」の共通する問題で、それぞれの分野で興味関心の近い研究者たちが情報交流することが必要となります。
■ AIと共存する社会
最後に中尾さんに科学技術社会論の立場から「AI×◯◯学」の2つの観点についてお話いただきました。1つ目は、AIモデルからのアウトプットをモデルの中身が明らかでなくても正解と扱う考えかた(例:高次元科学など)です。2つ目はAIモデルの仕組みの分析を通じて現象を探る考えかた(例:構成論的アプローチ)で、ここではモデルの中身を明らかにすることもひとつの研究目的となります。
この立場の違いは「科学的事実」の定義によるものであり、科学技術社会論ではAIモデルの研究の社会実装において公共的な判断が発生する際は、このブラックボックスを許容するかどうかという視点があるというお話をしていただきました。
■ 短期・中期・長期の反復から全体構想をつくる
お三方のお話を伺うなかで、日本発の勝ち筋を見つけるキーワードは「境界を溶かすこと」ではないかと感じました。「AI×◯◯学」を推進するためにまずは同じ分野の研究者どうしの境界を(1-2年)、AIと社会のより良い共存のために情報発信者と受信者の境界を(3-5年)、そしてノーベル賞級の結果を出すには産業界とアカデミアの境界を(5-10年)溶かすことが求められているように思います。
私たちは、境界を溶かすひとつの方法が「多様なステークホルダーが参画するコミュニティ」と考えており、academist Prize 第3期ではそのプロトタイプを作りたいと考えています。今回の議論をベースに第3期を盛り上げ、2024年8月末のFINALイベントで面白い進展を共有できるようプロジェクトを進めていきますので、ぜひひきつづき応援よろしくお願いいたします!
■ サポーター募集〆切まで…
残り2日となりました。ご参画いただける方々を絶賛募集しております。もし皆さまのまわりに本プロジェクトにご参画いただける方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけると幸いです!(イベント名に名前の付く冠スポンサーも募集中です🤲)
https://academist-cf.com/projects/299?lang=ja
おはようございます。アカデミストの柴藤です。
academist Prize 第3期の開始まで【残り2週間強】となりました。
第3期では、2023年9月〜2024年8月の1年間で、若手研究者8名を起点に「AI×◯◯学」の可能性を模索していきます。全ての法人サポーターの方々、一部の個人サポーターの方々にも「AI×◯◯学」コミュニティにご参加いただくことで、多様なバックグラウンドの知見を織り交ぜながら、新しい価値創出の機会を作っていくことを目指します。
来月から始まる第3期を盛り上げていくために、8月25日(金)20:00よりオンラインイベント「研究者と描くAI社会の未来設計」を開催することが決まりました!
日時:2023年8月25日(金)20:00〜21:00
場所:Zoom / YoutubeLive
定員:100名(Zoom)
当日の流れ
20:00:開会・趣旨説明
20:05:AIのつくる未来 - 「AIの望ましい未来とは」(東京大学・川原圭博教授)
20:15:「AI×◯◯学」の現在 - AI×物理学(京都大学・橋本幸士教授)
20:30:AIと共存する社会 - 科学技術社会論から見る「AI×◯◯学」(富士通株式会社・中尾悠里研究員)
20:40:質疑応答・ディスカッション
20:55:academist Prize 第3期の紹介
21:00:閉会
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScMw7WVwKq7fd_ZI1oTBCB6WnaVFLej1vd7ayC2OqL2VuxQzQ/viewform
ぜひご参加いただければ幸いです!
こんにちは。 アカデミストの阿部です。
先日の活動報告でお伝えしたacademist Prize 第3期のねらい、分散型研究所構想について、たくさんの方から反響をいただきました。
そこで、X(Twitter)のスペースにて、参加者からのご質問にお答えしながら、その内容を深堀していきました。
▼ 音声はこちら!
https://twitter.com/i/spaces/1OdJrzjWANAJX
▼ 分散型研究所構想Ver.0に関するnoteはこちら!
https://note.com/rshibato/n/ncae3510c33e5
本日は、当日のQ&Aをご紹介します。
Q1. 今回の「AI×〇〇学」コミュニティでは、AIの活用についてどのようなディスカッションを想定していますか?また、今後の分散型研究所構想にどのようにつなげていこうと考えていますか?
→ まずは3期生8名から、それぞれの専門分野におけるAIの活用状況をご共有いただくところを出発点とします。その後、多様な分野の研究者の方々へのヒアリングも実施しながら、各分野のAI活用に共通すること / 共通しないことは何かを整理し、アカデミアにおけるAIの活用可能性を俯瞰します。また「AI×◯◯学」コミュニティには、アカデミア以外からもさまざまな専門職の方々にご参画いただいています。多様なバックグラウンドを持つ方々と共に「AI×◯◯学」を考えること自体がひとつのチャレンジであり、今回のアウトプットをもとに今後の分散型研究所構想につなげていきたいと考えています。
Q2. 「分散型研究所」の定義について、研究資金源が多様であることの他に、どのようなことを考えていますか?
→ 私たちの考える分散型研究所では、コミュニティ参加者が運転資金を(クラウドファンディング的に)持ち寄り参加する仕組みにしています。そうすることによって、研究資金源が多様になるのと同時に該当テーマへの関心度合いの強い方々が参画するため、コミュニティの質があがるのではないかと考えています。現段階では「分散型」は「研究資金源が分散している=多様なステークホルダーが参画できる」という点のみを定義し、運営を進めていくつもりです。ただ将来的には、この仕組みをだれでも運用できるようにサービスとして実装し、研究所自体も「分散」している状況にしていきたいと考えています。
Q3. 「分散型研究所」の組織メンバーの境界は、どこにあるのでしょう?また、メンバーに求めることはなんでしょう?
→ メンバー間の境界は、academist Prize 第3期の場合は、運営スタッフ、3期生、サポーターの大きく3つの区分(役割分担)があります。メンバー(サポーター)の方々には、積極的にオンラインコミュニティでの情報共有や意見交換にご参画いただきたいですし、私たちもさまざまな仕掛けを準備していきたいと考えています。
こんにちは!アカデミストの柴藤です。第3期生が決まりましたので、academist Prize 第3期のねらいについてnoteに整理しました。ぜひご一読いただきX(Twitter)にてご感想などいただけると嬉しいです。
■アカデミスト分散型研究所構想 ver.0 - 新時代の研究スタイルを探究する
https://note.com/rshibato/n/ncae3510c33e5
■コメント・ご感想お待ちしております!
https://twitter.com/RShibato/status/1686508055532335106?s=20
academist Prize 第3期のコミュニティ参画メンバーもすこしずつ増えてきております。募集期間が【残り29日】となりました。皆さまの周りにご関心をお持ちいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお声かけいただければ幸いです。
こんばんは。アカデミストの阿部と申します。
本日、academist Prize 3期生となる若手研究者8名が決定いたしました!
そこで、今回は8名のご紹介をしていきます。
第8位:【AI × イノベーション】待井長敏さん(東京工業大学)
「楽しかった」で終わらない、研究者の成長を促進する豊かな異分野交流を目指し、AIを活用することでより効果的な交流方法を探求します。
第7位:【AI × 社会学】梅谷凌平さん(筑波大学)
人間社会とAIの安定した共存による豊かな社会を実現するため、AIに組み込むべき社会規範の解明に取り組んでいきます。
第6位:【AI × 認知科学】白砂大さん(追手門学院大学)
AIとは異なる「人ならではの知性」とは何か? 不十分な情報量から判断を下す「早押しクイズ」に着目し、明らかにしていきます。
第5位:【AI × 歴史学】菅原薰仁さん(学習院大学)
史料からこぼれ落ちてしまいやすい「個人の記憶」を伝えるAIを作成し、多様で複線的な未来の歴史学の実現を目指します。
第4位:【AI × ロボティクス】大道麻由さん(大阪大学)
日々の生活をより豊かなものにするため、ロボットが人間の新たな居場所となることを目指し、生成AIを用いて「飽きないロボット」を生み出そうとしています。
第3位:【AI × 心理学】櫃割仁平さん(京都大学)
美の核心を解き明かすため、AI生成俳句と人間作俳句の比較から、人の芸術鑑賞スタイルや美意識について検討していきます。
第2位:【AI × 材料科学】石崎一輝さん(早稲田大学)
AIとロボットを組み合わせた自律的な実験遂行システムの実装ハードルを下げ、実装例を増やしていくことで、実験の自動化の一般化を目指します。
第1位:【AI × ダイバーシティ】Kana Graceさん(ロンドン大学)
ニューロダイバージェント者にとってより生きやすい社会の実現に向け、AIを活用することで当事者が研究に参加しやすい環境を作ります。
今回採択された8名の若手研究者は、9月から1年間、研究活動を発信しながらAIとの協働について考え、研究を加速させていきます。
皆さま、応援よろしくお願いいたします!
こんにちは。アカデミストの阿部と申します。
さて、先週21日にacademist Prize 第3期の募集期間が終了いたしました!
社内での1次審査を通過した若手研究者は、これから2次審査へと進みます。
2次審査は、現在こちらのプロジェクトにご参画いただいているサポーターの皆さまと、academist Prizeの1期生・2期生で実施します。
「審査」となってはいますが、「模擬支援」のようなイメージで参加者の皆さんにイチオシ研究者を教えていただきます。
※ サポーターの皆さまには、別途メールをお送りしているので、ご確認お願いいたします。
そして7月28日(金)には、いよいよacademist Prize 第3期生が決定します。
これから1年間、それぞれの研究分野とAIの可能性について考えていくメンバーのお披露目です。
サポーターはまだまだ募集しておりますので、採択者発表会で「推し研究者」をみつけた方は、ぜひご参画いただければ幸いです!
academist Prize 第3期 採択者発表会
【日時】7月28日(金)20:00-20:30
【場所】YouTube Live: https://youtube.com/live/nUM3_Zeyn-k?feature=share
アカデミストの柴藤と申します。本日で academist Prize 第3期のサポーター募集開始から11日が経ちました。ページをご覧いただいた皆さま、そして第3期にご参画・ご支援いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
プロジェクトページにも少し記載しましたが、academist Prize 第3期では、多様なバックグランドを持つ方々が参画する「AI×◯◯学」コミュニティを形成していきます。具体的には、全3回のマイルストーンイベントごとに、ゲスト研究者や個人サポーター、法人サポーター、3期生となる若手研究者たちと共に「AI×◯◯学」に関する議論を行い、新しい価値創造のヒントが得られる場を創っていく予定です(すでに、研究者や起業家、AI関連会社、弁護士の方など、アカデミアだけではなく幅広い業種の方々にご参画いただいています!)。
「AI×◯◯学」によってアカデミア、そして社会がどのように変わっていくのか、長期的に構想することにご関心のある方は、ぜひご参画いただければ幸いです。ひきつづき、応援よろしくお願いいたします!
当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。
【個人向け】支援証明書 他
14
人
が支援しています。
(数量制限なし)
【個人向け】 オンラインサイエンスカフェ参加権 他
5
人
が支援しています。
(数量制限なし)
【個人向け】 「AI × ○○学」コミュニティ参加権 他
3
人
が支援しています。
(数量制限なし)
【個人向け】 LPにお名前掲載 / イベントでスライドにお名前掲載 他
1
人
が支援しています。
(数量制限なし)
【個人向け】academist Prize 運営チームとディスカッション権(60分) 他
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)
【法人向け】ブロンズスポンサー 他
4
人
が支援しています。
(限定 10 個)
【法人・個人向け】シルバースポンサー 他
2
人
が支援しています。
(限定 5 個)
【法人・個人向け】ゴールドスポンサー 他
2
人
が支援しています。
(限定 3 個)
【法人・個人向け】プラチナスポンサー 他
0
人
が支援しています。
(限定 1 個)