支援者の皆様
今回の進捗報告では核図表を用いた書籍「ニホニウム」の案内をさせていただきます。
(1)書籍「ニホニウム」の紹介
本クラウドファンディングでは「1校に1枚核図表」として、核図表を通した理科教育及び科学の普及を目指しています。
そしてその導入として、本HPでは、「ニホニウム」の話題を導入として原子核の世界の紹介をしました。
この度、その「ニホニウム」を解説した書籍を刊行することとなりましまたのでご紹介いたします。
「ニホニウム―超重元素・超重核の物理―」(基本法則から読み解く物理学最前線 【24】巻)
小浦寛之
共立出版
ISBN:978-4-320-03544-7
2021年6月10日刊行
https://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320035447
本書では私が関わった「ニホニウム」合成・発見を含む、「超重元素・超重核の物理」について記述しました。
この本では「核図表」を用いた説明が全体を通してなされています。核図表を手にとっておられる方々には本書をより深く理解を得ることができるのでないかと思います。
本書は大学の理系の学部学生向けに作成しています。ですので全体として少々難しい内容になっていますが、第1章については「ニホニウム発見物語」として記載いたしましたので(所々専門的な話は含まれますがそこは適当に流していただいて)、理系に興味がある高校生(本クラウドプロジェクトの対象です)であれば内容が物語のように読めるのではないかと思います。
また、最終章第7章は「元素・原子核はどこまで存在するか」という問いへの(私なりの)答えを用意しました。興味のある方は是非本書をご覧ください。
(2)出張講演について
本クラウドファンディングプロジェクトでは出張講演を企画していますが、その柱の一つ「ニホニウム」はまさに本書の第1章の内容を紹介する構成になっています。
出張講演を検討されている方は、本種をご覧頂き、ご検討いただくのもよろしいかと思います。実際の出張講演では、本書で紹介していないない写真、動画、原子核オブジェを用いながら実演、演習を行っていきます。
出張講演では、その他「宇宙の錬金術(本書第7章に一部関連事項があります)、「身近な放射線」の講演テーマも用意しています。併せてご検討ください。
以上よろしくお願いします。
小浦寛之
支援者の皆様
「1校に1枚核図表」を! 原子核の世界観を届けたい
のプロジェクトにご支援頂きありがとうございました。
核図表の普及に関しての現在の活動について報告いたします(2021年4月15日現在)。
(1)核図表マニュアルの作成
核図表の利用マニュアルを作成しました(1月下旬)。全部で34ページ17枚(表紙・裏表紙も含めて)になります。
この利用マニュアルは配布対象の高等学校・高等専門学校に対して核図表1部とともに同封しています。また、出資いただいた方々へのリターンの一部とさせていただきます。
このマニュアルは今後内容を拡張して一般向けにも印刷・配布できないかを検討しています。進捗次第ですが、引き続き検討していきます。
(2)核図表配布
2月上旬
・茨城県の高校への配布:
2月中旬
・福島県の高校への配布:
*3月下旬に福島県教育委員会教育長から原子力機構宛として書面にて丁寧なお礼の手紙を受け取りました。
2月下旬
・全国のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)高校への配布
・クラウドの出資者においてマニュアル配布相当のリターン対象者への配布
4月中旬
・高等専門学校(高専)への配布
(3)オンライン講演
3月27日(土)
「つくばScience Edge 2021」にワークショップ参加を行い、核図表を用いたオンライン講演を行いました。
https://www.jtbbwt.com/files/user/ScienceEdge/contest/workshop.html
(4)出張講演について
出張講演を検討している方や、心当たりの方がいましたら是非ご連絡ください。
現在の新型コロナの状況は厳しいものではありますが、収束することを願いつつ、可能な限り準備を進めていきたいと思います。
以上よろしくお願いします。
小浦
支援者の皆様
「1校に1枚核図表」を! 原子核の世界観を届けたい
のプロジェクトにご支援頂きありがとうございました。
核図表の普及に関しての現在の活動について報告いたします。
(1)核図表の完成およびサポーターの方々への先行配布
皆様のご支援で作成した核図表がこの度完成し、12月中旬に1,200部の納品を受けました。
つきましてはサポートしていただいた方からリターンの対象となる方々に作成した核図表を12月24日付でお送りしました。
受け取られた皆様には是非お手元にとってご確認してください。そして一度16ページの核図表を全て広げて、その大きさを実感してください。
今回作成した核図表は日本語で作成しました。加えて、裏面には日本版の周期表を最初に置き、次いで核図表の解説と少々のトピックを掲載しました。原子核および核図表の理解の助けとなれば幸いです。
(2)高校への核図表の配布スケジュール
さて、年が明け、2021年に高等学校への配布を開始します。1月下旬〜2月を目処に福島県、茨城県の高等学校、およびスーパーサイエンスハイスクール(SSH)対象高校、そして高等工業専門学校(高専)に配布いたします。配布の際には核図表の利用マニュアル(簡易綴じ版)を同封する予定です。リターンで核図表の利用マニュアル対象の方々にも同時期に改めてお送りする予定です。
(3)出張講演の状況と今後
この12月は核図表を用いた出張講演を2件行いました。
茨城工業高等専門学校(12月4日)1時間
茨城県立土浦第三高等学校(12月25日)1時間半
今回の核図表が間に合わなかったので旧版核図表を用いた講演でしたが、「宇宙の錬金術」というタイトルで、宇宙における元素の起源について核図表を用いた解説を行いました。それぞれの先生からコメントをいただきましたが、生徒は非常に刺激を受けたようでした。
現在の新型コロナの状況を見ると、出張講演に対する見通しは厳しくなりつつあるように思いますが、可能な限り進めていきたいと思います。皆様の中で出張講演を検討している方や心当たりの方がいましたら是非ご連絡ください。
以上よろしくお願いします。
小浦
支援者の皆様
「1校に1枚核図表」を! 原子核の世界観を届けたい
のプロジェクトにご支援頂きありがとうございました。
核図表の普及に関しての現在の活動について報告いたします。
現在、科学技術振興機構(JST)ではサイエンスアゴラ2020を開催しています。科学と社会の関係を深める10日間という事で、今年度は「Life」をテーマに科学に関する企画を出展しています。
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2020/
当クラウドファンディングプロジェクト「「1校に1枚核図表」を! 原子核の世界観を届けたい」
としても、これを核図表の一般向けオンライン講演の一環として利用したいと考え、出展を行いました。タイトルは
「核図表で感じるLife:身のまわりの原子核と生命」
です。URLは以下の通りです。
サイエンスアゴラ側のURL:
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2020/planning/planning_y-04.html
原子力機構側のURL:
https://www.jaea.go.jp/news/event/scienceagora/2020/
内容は40分ほどの核図表を用いた科学講義の形式を取っています。
参加費・参加登録不要ですのでご気軽に視聴ください。
11月13日(金)〜14日(土)がプレ期間で、15日(日)から22日(日)が本期間です。皆様にもお時間がありましたらアクセス下さい。
上記URLですが、原子力機構側のURLからは核図表のPDFファイルがダウンロードできます。是非手元におきつつ動画を視聴ください。配信動画の内容がより深く理解できると思います。また、原子力機構側のURLでは感想欄を設けてありますので感想をいただければありがたいです。
なお、現在作成中の日本語版核図表ですが、今日校正が終了しました。来週から印刷作業にかかります。12月中旬に完成予定です。完成し次第皆様に発送させていただきます。
以上よろしくお願いします。
小浦
支援者の皆様
「1校に1枚核図表」を! 原子核の世界観を届けたい
のプロジェクトにご支援頂きありがとうございました。
現在の進捗についてご報告致します。
ファンディング終了後に核図表作成に取り掛かるところでしたが、新型コロナウイルスの関係で作業が遅れています。
それでもようやく目処が立ち、9月末時点で印刷に向けて具体的な作業を進めています。現時点での工程は10月下旬より校正開始、11月後半に印刷開始、そして12月中旬の完成を予定しています。完成し次第配布を作業を進めさせていただきます。
一方、出張講演ですが、現在の新型コロナウイルスの状況では当初の想定のままの実施は難しいところがあります。
しかしお申し出があれば前向きに出張講演を検討いたしますので(12月中旬過ぎとなりますが)、その際はご相談ください。Zoom, Teams, WevExなどのリアルタイム動画配信もご相談させていただきます。
合わせて、現在オンライン動画で核図表の配信ができないか検討しているところです。これについてはまとまり次第ご報告致します。
なお、本クラウドファンデイングにつきまして、原子力機構広報誌「未来へげんき」第56号p.10−11にてご報告をさせて頂いております。ご覧下さい。
https://www.jaea.go.jp/genki/56/
引き続きよろしくお願いします。
開始からちょうど7週間目にあたる3月19日で目標額である150万円に達しました。今回の企画に賛同していただき、サポートしていただいた方々には大変感謝いたします。
現在新コロナウイルスの関係で企画していた核図表を用いた講演会やイベント(つくば市、東海村)が中止になっています。大変な時期でありますが状況が収束することを願いつつ、今後の制作および講演の内容を練って行きたいと思います。皆様にも健康に気をつけてお過ごしください。
まだ3月26日まで期間があります。目標額を超えた分も部数拡大および出張講演の増進などに利用いたします。引き続きよろしくお願いします。
小浦寛之 https://researchmap.jp/read0208830/?lang=japanese
1月30日に開始した今回のクラウドファンディングですが、3週間を過ぎた2月22日で50%を超えました。今回の企画に賛同していただき、サポートしていただいた方々には大変感謝いたします。
今回の企画については、私が所属している学会部会や、地元の関係団体などできるだけ広く紹介しています。2月14日には科学新聞に紹介記事が掲載されました。
目標までまだ半ばですが今後も情報発信を続けて行きます。
引き続きよろしくお願いします。
小浦寛之
https://researchmap.jp/read0208830/?lang=japanese
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活動報告レポート(電子版)、寄付金受領証
5
人
が支援しています。
(数量制限なし)
核図表1部贈呈、寄付金受領証
83
人
が支援しています。
(数量制限なし)
核図表3部贈呈、寄付金受領証
54
人
が支援しています。
(数量制限なし)
核図表3部贈呈+核図表の利用マニュアル、寄付金受領証
12
人
が支援しています。
(数量制限なし)
核図表5部贈呈+核図表の利用マニュアル+講演会ご招待、寄付金受領証
1
人
が支援しています。
(数量制限なし)
出張講演、寄付金受領証
2
人
が支援しています。
(数量制限なし)