学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」
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人とAIが健全な関係性を築くために、技術と社会の両軸を横断したい

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SUCCESS
中尾悠里
株式会社富士通研究所、研究員
支援総額: 1,529,719 円
目標金額: 830,000 円
達成率
184 %
サポーター
156
残り時間
終了
募集期間は終了しました
クラウドファンディング、あれから4年

この度、academist様が10周年ということで、「academist の活用を通じてあなたの行動や価値観が変わったエピソード」というテーマで進捗報告を、とのお願いがありました。

早いものでご支援を頂いてから4年たちました。ご支援いただいたおかげで2022年に『AIと人間のジレンマ』という書籍を出版することができました。その後、書籍を読んでいただいた研究者の方や学生の方から、登壇や議論の依頼を頂くことも何度もあり、新たな研究に繋がっています。一人の力では難しかった、届けたいものを届いてほしい人に届ける、ということができていると実感します。これも、ご支援いただいた皆様のおかげです。

クラウドファンディングの後も、プロジェクトのページに書いたような、人の選択肢を拡張するためにAI技術はどうあればいいか、どのようなプロセスで技術が作られるべきか、ということを探求しています。
その過程で、JSTの研究費の採択や国際誌での論文採択など、成功することもありました。一方で、国際会議での論文の度重なるリジェクトや賞の落選も経験し、一筋縄ではいかないことを思い知っている最中です。考えることは無限にできても、それを実行にうつす時間と力は無限ではない、ということを最近は実感します。これを書いている今も、以前にリジェクトされた論文を数か月間に渡り手直しを続けている最中で、自分のやろうとしていることを正確に人に伝えることの難しさと向き合っています。

しかしながら、時間がたってもサイト上で語っていたビジョンは変わっていません。世の中に見える形で成果を還元するのに、予想の何倍、何十倍の時間がかかってしまっていますが、見守って頂けると嬉しいです。一段落つきましたら、しっかりとお礼も言わせてください。

今こうしていろいろな活動ができているのは書籍出版にお力を貸して頂き、0の状態を1にしてくださった皆様のおかげです。このプロジェクトにこれだけのご支援を頂いた、ということを忘れずに、今後も活動していこうと思います。

皆様のご健康とご多幸を願っています。今後ともよろしくお願いいたします。

中尾悠里 / 2024年04月09日
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YouTubeライブへの出演

「人とAIが健全な関係性を築くために、技術と社会の両軸を横断したい」のトピックに関連して、メイカームーブメントやクリティカルデザイン、人工知能といった領域に関係する方々と一緒に、YouTubeライブのイベントに参加させて頂きます。ご興味がある方はぜひご覧ください。
【xTalk #33】小林茂×中尾悠里×遠藤謙×菅野裕介×島影圭佑 / JST CREST xDiversity
https://www.youtube.com/live/oGmFLk6lDm8

中尾悠里 / 2023年12月21日
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書籍が完成しました!

ご支援いただいている皆さま、いつもありがとうございます。
本クラウドファンディングのゴールの一つである書籍の見本が昨日出版社より届きました。
7月末-8月初週頃店頭に並ぶ予定です。アマゾンでもすでに予約可能となっております(https://www.amazon.co.jp/dp/4805112646)。
また、書籍をリターンとして頂いている方には、アカデミスト様の方で準備でき次第、発送頂けることになっております。

本書では、AIがどのように人間の他者なのか、AIの権力性を乗り越えるためにどう技術開発を進めるべきかを科学技術社会論等を踏まえて議論しています。
AIや科学技術社会論に初めて触れる方にも読んで頂けるよう心がけました。いろいろな方にお手にとって頂けると幸いです。

本書を執筆することができ、また出版に至りましたのは、ひとえに本クラウドファンディングにご支援頂いた皆様のおかげです。重ねて、感謝申し上げます。

今回、幸運が重なって本書を刊行させて頂く運びにはなりましたが、まだまだ研究者として何かを成し遂げたかと言われると、道半ばの身だと思っています。今後とも、より一層のご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。引き続き、リターンやコメント返しなども続けさせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。

中尾悠里 / 2022年07月24日
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【お知らせ】ワークショップ参加者の募集

いつもお世話になっておりますサポーターの皆様。
本日は進捗報告と異なり、現在募集しておりますワークショップ研究の参加者の募集をさせて頂きます。

これまでにもシェアさせて頂いておりましたが、私は現在、東京大学大学院の総合文化研究科の博士課程に在籍しております。

その研究の一環として、現在、5月14日を締め切りとして、ワークショップ研究に参加頂ける方を探しております。こちらのワークショップの主な内容はインターネット上の検索システムに関するヒヤリングですが、技術に詳しくない方にもご参加頂けます。
詳細は下記のリンク先にございます。
https://drive.google.com/file/d/1R755WwwVKC_sW_1BOeFSDc1y7Y3UfxRk/view?usp=sharing

5月、7月、8月にそれぞれ半日から1日開催と時間が長いのですが、謝金もございます。
もしご参加いただける方がいらっしゃれば是非私の方までご連絡下さい。(メールアドレスも資料中に書いております。)
また、ご参加いただけなくても、もしよろしければお知り合いの方にシェア・拡散頂けますと大変助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。

中尾悠里 / 2022年05月03日
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進捗のご報告

ご支援いただいている皆さま、いつもありがとうございます。
短いスパンでのご連絡を失礼いたします。
先日脱稿しました書籍の原稿の初稿ゲラが出版社から届き、現在出版に向けて修正作業を行っております。
ここから、何回かの修正・反映や索引の追加などを行って最終版を作っていきます。
写真が初稿ゲラです。ここに手書きで修正を反映していきます。
簡単になりますが、皆様のご支援によってできている本ですので、進捗をお伝えさせて頂きます。
いつもありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

中尾悠里 / 2022年05月02日
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進捗のご報告

ご支援いただいている皆さま、いつもありがとうございます。
本クラウドファンディングの最終ゴールである書籍の原稿を先週月曜に無事脱稿いたしました。
ここから編集作業があり、今年の夏ごろには出版させていただく見込みとなっております。
内容としては、私の専門である科学技術社会論の観点から現代社会に溶け込んだAIと人間の付き合い方を考え、人・社会を考えたAIの技術開発を行うには何をこれから考えればいいのか、ということを議論するものになっております。
また、現在滞っておりますご支援者の方へのコメント返信も再開させて頂きたく思います。
前回の進捗のご報告でもお伝えしたとおり、本クラウドファンディングに関連した研究は今も続けております。今後とも見守って頂けますと幸いです。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。

中尾悠里 / 2022年04月14日
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進捗のご報告

ご支援いただいている皆さま、大変ご無沙汰しております。
現在、本クラウドファンディングの最終ゴールである書籍出版の原稿の最終章を執筆しております。
非常に長い時間がかかってしまい、また、ご支援者の皆様には進捗の共有が滞ってしまい、非常に申し訳ございませんでした。
書籍完成まで、もう一息というところまで来ております。無事書きあがりましたら、またこちらでもお知らせさせて頂きたく存じます。
厚かましいお願いではありますが、最後まで見守って頂ければ幸いです。

また、皆様にお知らせしておりませんでしたが、2021年4月からは東京大学大学院の科学技術社会論の研究室に所属し、社会人博士として研究を行っております。(昨年末に、現在の進学に至った経緯をこちらのnote記事にいたしました。https://note.com/interlogic/n/n8df13965f91d もしよろしければお読みいただけると幸いです。)

さらに、昨年の9月には科学技術振興機構(JST)のACT-Xという研究費も獲得し、「AI と人の相互作用による技術哲学の創出」という研究課題に取り組んでおります。(https://www.jst.go.jp/kisoken/act-x/project/111F003/111F003_2021.html#2f20f2f324b7be6cc6c178c3d293a6f0

これら、博士課程やACT-Xの研究内容は今回クラウドファンディングさせていた内容に深く関係するものです。書籍内ではこれらの研究に関しても触れさせていただいております。
皆様のご支援のおかげで、研究を進めさせていただけております。重ねて感謝いたします。引き続き、何卒宜しくお願い致します。

中尾悠里 / 2022年02月15日
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論文発表をさせていただきます

ご支援いただいている皆様、ご無沙汰しております。
この度、本クラウドファンディングについての論文「個人の重要な意思決定を助ける批判可能なシステムの実現に向けて」を来る2021年度人工知能学会全国大会にて発表する運びになりました。(学会発表URLはこちらです。https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2021/subject/4H1-GS-11b-03/tables?cryptoId=
発表時間は6月11日の9:40-10:00です。すでに学会の予稿は投稿しており、「学会発表資料の謝辞にお名前掲載」のリターンを選んでいただいた方のお名前を論文中の謝辞に掲載させていただいております。
また、お名前掲載のリターンをご希望頂いた方に、発表後には発表資料もお送りしようと考えています。
こちらの論文を含め、多くの方のご支援で研究を進めることができております。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

中尾悠里 / 2021年05月16日
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ご無沙汰しております。
コロナとの関連でデジタルと人間という二項対立を目にする機会が増えました。科学哲学や科学技術社会論といった目線からそうした二項対立に関して思うことをnoteに書きましたので支援者の皆様にも共有させていただきます。

「デジタルvs人間という構図に思うこと」
https://note.com/interlogic/n/nb7779b2ed0a7

中尾悠里 / 2021年01月18日
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ご支援頂いている皆様、大変ご無沙汰しております。クラウドファンディング「人とAIが健全な関係性を築くために、技術と社会の両軸を横断したい」を実施させて頂いていた中尾悠里です。

現在、研究活動と執筆を並行して行わせて頂いております。いくつかの研究を同時並行で行っているなか、もともと申し上げていた進捗に遅れがあり、執筆完了に関しては年内をめどに、学会発表に関しては来年前半をめどに進めてさせて頂いております。コメントへのご返信やnoteの更新が滞っておりますが、近日中に再開させて頂きたいと思っております。なかなか予定通りに進まず大変申し訳ございません。もう少しお待ち頂きたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

(下記の内容はサイエンスカフェをご希望頂いた方のみへのご連絡となります。私の方から皆様への連絡チャネルが他にないため、こちらからのご連絡となります。他のリターンを選択頂いている方には無関係なご連絡となってしまうことをお詫びいたします。)
さて、この度リターンの中のサイエンスカフェを10月10日(土)に実施する運びとなりました。サイエンスカフェの入ったリターンをご支援頂いている方にはすでに事務局よりメールをお送りしていると思います。
送られているメールの中で実施時間が2時間刻みとなっておりますが、ご都合が悪ければ途中参加・途中退場も可能です。何卒、事務局からのアンケートへのご協力をどうぞよろしくお願いします。

早く皆様に具体的な進捗をご紹介できるように尽力してまいります。引き続き何卒よろしくお願いいたします。

中尾悠里 / 2020年09月30日
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このプロジェクトは、 2020年01月15日(水) 10時00分 から 2020年03月16日(月) 19時00分 までの間に目標金額830,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。
お支払について
お支払にはクレジットカード(VISA, Mastercard)、銀行振込、コンビニ決済、Pay-easy、PayPalをご利用頂けます。
追加支援について
リターンの金額に加え、追加支援をすることができます。追加支援分には消費税がかかりません。
セキュリティについて

当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。

1,100 円(税込)

研究報告レポート(PDF版)

43 人 が支援しています。
(数量制限なし)

5,500 円(税込)

オススメ文献リスト(PDF版)

66 人 が支援しています。
(数量制限なし)

11,000 円(税込)

学会発表資料の謝辞にお名前掲載

29 人 が支援しています。
(数量制限なし)

33,000 円(税込)

書籍の贈呈・出版書籍謝辞にお名前掲載

13 人 が支援しています。
(限定 85 個)

55,000 円(税込)

サイエンスカフェ参加権

3 人 が支援しています。
(限定 20 個)

110,000 円(税込)

個別相談

1 人 が支援しています。
(限定 8 個)

220,000 円(税込)

出張講演

1 人 が支援しています。
(限定 5 個)

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