学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」
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土田 亮

東京大学、特別研究員PD

挑戦期間

2024/09/03 - 2025/08/31

最終活動報告

2025/01/24 20:15:50

活動報告

22回

サポーター

77人

経過時間

2024/09/03 08:00:00

活動報告#016 1,000 True Fansを目指すこと、その今の本音

みなさん、こんにちは。つっちーです。
いつも温かいご支援・応援、本当にありがとうございます。
 
メリークリスマス!
今滞在しているスリランカもいろんなところでクリスマスを感じます。
スリランカだと普通に休日になっていて、「あ、そっか」とハッとしたところがありました。
このクリスマス前後くらいで都会にいる人びとは実家や地元の街や村に帰るためにバスや鉄道、車などに乗っていき、各々年末年始を暮らします。
ゆえに、道もインフラも交通も激混み、イライラも込み込みでクラクションが激しいです。
みんなどんなルートや気持ちで帰っていくのだろう。
 
タイトルについて。ちょっと前置き長いけどね。
先週12/20(金)にacademist主催のOpen Academia Summit2024(OAS)が開催されました!
今回はスリランカでの調査のため、オンライン参加でした。対面でご支援いただいているみなさんに会える格好のチャンスだったはずでした。
本当にごめんなさい、また今度の機会にぜひ顔を合わせて声を交わしてお会いしましょう!
そこでは私や他のacademist Prize4期で挑戦している6名に加え、これまでacademist Prizeや研究クラウドファンディングに挑戦してきた人たち、学術界隈を盛り上げんとする人たちが集まって、90秒で今取り組んでいる研究に対する熱意=研究visionのピッチトークを行いました。
OAS終了前、このピッチトークに対する企業賞に渡部さんとかなこさんが受賞してかっこいい!素晴らしい!と思う反面、もっとできたな、また今度!と反省の意もありました。
 
ほんでね、つっちーは何を思ったか、勝手にXのスペースでこのOASの二次会を開きました!
いやあ、酔ったんですよね、雰囲気に。お酒全く飲めないしその日飲んでないし、対面の懇親会にも参加してないのにね。なんか、こう……ね、情が乗っちゃったのよね。
どういうこっちゃ。その雰囲気を知りたい人は下記のリンクから拝聴できるので、もしお時間ある人はぜひ。前半は一人漫談で、途中からacademist Prize4期で頑張っている人たちもスピーカーとして登壇してくれたり、裏で支えてくれているスタッフの人たちも含めたチャットも紹介していたりしています。
▼▼▼勝手にOAS2024の振り返り雑談(二次会)
https://x.com/dothen74boc/status/1870099920059019572
 
後半の後半で、しっぽりとした時間のなかで、「なんで1,000true fansを目指しているの?」という興味深くて、深い話題になりました。
よく考えると、1,000という数字はとんでもないんです。
最初はacademis Prize4期の同僚も最初意気込んで色々作戦を考えたり打ち手を施したりしたけど、やっぱりすんごい難しい。1,000という数を分かろうと知ろうとするほど、遠く思えちゃう。本当にできるのかなとも思っちゃう。
 
 
そんな迷いのさなか、先日、今このPrizeで多くサポーター数を集めているじんペーくんと、それを踏まえて、アカデミスト株式会社代表取締役CEOの柴藤さんがすごく大事な投稿をしてくれました。
▼▼▼なぜ1000人の方に研究ファンになって貰いたいのか?
https://x.com/jimpe_hitsuwari/status/1871192931169710271
 
▼▼▼なぜ研究者の”1,000 True Fans”を打ち出したのか?
https://x.com/RShibato/status/1871448058137022832
 
これはめっちゃ熱い。重要な思考のきっかけです。自分なりにも今の思い出コールアンドレスポンスした方がいいなって思って、勢いで書いてます。
 
改めて、なぜこの私が1,000 True Fansを目指したいのか。
一番は声なき声やかすれそうな声を聞くことや身をもって知ることという潜在性をプラットフォームから広げたいからです。
 
はじめは一対一で、本当にこれでよかったのか、聞いてよかったのか、正しいのか、伝わるのかと迷いやためらいを含みます。
インタビューってすごく怖いんです。いつも、今でも。
事実はどうとか、認識や対等な立場、安全性がどうとか、どう報告するのかとかも。
それはこの私とそこにいる人という一にはいろんな感じ方や捉え方があるからだと思うのです。この私もそこにいる人も、この一はあなたに置き換えることができます。
一の声を聞くってすごく難しい。でも、そこに命を賭けている、賭けた人もいる。そういう人を私は直接でも、声だけでも、本でも出会ったことがある。その声に対して怒った人も、泣いた人も、逃げた人も、飛ぶように喜んでくれた人も私は知っている。
一の声を出すためには、いろんな距離がある。たった数センチのこの身体とその身体との隔たりや空気でさえも、人によっては例えとして何光年かくらいの距離を感じられる人だっている。そのためだけにずいぶん長い時間を賭けた人もいる。距離を作ることも、壁を作ることも、勇気を出すこと出せないことも、いろんなことができる。
 
まずは、一の声を聞くことのできる人としての一の存在でありたい。
サポーターやビジネスパートナーなんてもんじゃない、存在としてあるということ。
そうした声や拾い上げづらい物も含めた言葉を交わすことの一対一も、その大切さもずっと変わらなくて、そこにたくさんの一がつながっていく、知ろうとしてくれることに小さな喜びを感じる。そういう回路のプラットフォームとして私やこの場は存在したいし、声を届けたい。
1,000は目標であることに変わりはなく、一対一のコミュニケーションや声や風景、熱量の感じ方、知ることの肌理がいかようにもありうることを心から大事にしたい。それがこの私とそこのあなたに加えて、隣のあなたにも届いてつながれたらそれは本当に望外の喜びで、たくさんのかかわり方があることの一つだと思います。
その一つは学術だろうし、こういった学術系クラウドファンディングだろうし、市民参加型科学とかオープンサイエンス/アカデミアだろうし、それ以外のやり方でも、どうとでもありうる形で人びとに届けられると思うんです。可能性はいかような形にでもありうる。それに今、挑戦してみたい。
 
これは大切にしたくて、今の気持ちをみなさんにお伝えした次第でした。
たぶん、ここに書いた言葉たちにもいろんな感じ方があって、その一対一のコミュニケーションがあると思います。
ここに関わってくれているみなさんも、声が響き合ったら、それぞれの形で応答してくれたら嬉しいなと思います。
 
それでは、またね。
 
 
今回の写真のお裾分け。
今泊まっているホストファミリーの部屋の一角にて。
猛烈に暑くなる前の、ゆっくりと朝日が木漏れ日や窓ガラスを通して差し込むひんやりとした朝の時間が絶妙に好きです。

つっちー

土田 亮 2024/12/24 22:27:19
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