こんばんは、いしざかです。
いつもご支援いただき、ありがとうございます。
みなさんは、ごはんを食べた後に眠気に襲われることはありませんか?
今日は、なぜ食後に眠くなるのか?ということを体の仕組みにそって考えてみましょう。
(ちなみに、春はどう頑張っても眠いので、いつもより多く寝る自分を許しています。)
食後に眠気がくる原因の一つには、血糖値の落差があります。
血糖値が上がって下がることで眠くなるということです。
食事をすると(厳密にいうと糖質を摂ると)、血糖値が上昇します。
体には一定の状態を保とうとする性質があるので、
血糖値が上がると、インスリンという血糖値を下げるホルモンを分泌します。
すると、インスリンの分泌量に応じて、体内の血糖値が下がります。
ここで血糖値が一気に下がる(=急激な低血糖を起こす)ことによって、体がだるくなります。
つまり、食後に眠くならないようにするためには、
【血糖値を緩やかに上げて、急降下を防ぐ】
というのが重要だと考えられます。
血糖値を急上昇させない方法としては、ベジタブルファーストという方法が有名です。
食物繊維を多く含むものから食べ始めると、血糖値の上昇が緩やかになるというものです。
例えば、
サラダ
↓
主菜(肉や魚)
↓
主食(お米やパン)のような順です。
そして、もう一つ考慮しなければいけないことがあります。
【消化には血液がめちゃくちゃとられる】ということです。
安静時の血液分布は、全身の血液量に対して
脳:15%
消化管:30%
といわれています。
食事をすれば当然、消化管が必要とする血液量が増えます。
しかし、脳を使うにも回復させるにも、血液循環が重要ですよね。
つまり、消化管と脳で血液を取り合っているイメージを思い描いてください。
だんだん「眠くなりたくないけど休憩したい」というのが、
だいぶ無茶をいっているということがわかってきたでしょうか。
それでも眠くならずに休憩したいというご要望を実現するために、
おすすめする方法を書いておきます。
・食べる順番に気をつける
・糖質を多く含むものばかり食べない
・消化しやすいものを選ぶ
・よく噛む
・潔く30分以下の仮眠をとる
・でも食後にうつぶせで寝るのは危険です逆流します
・ていうか普段の睡眠から見直してください
というわけで、(なるべく)眠くならないための食事のとり方でした。
ぜひ自分の身体に合った方法を見つけてみてください。
2023.4.18
いしざか
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