皆さん、こんにちは。今月の作業は……①スーパー(某3店舗)における定点観測(カップラーメンと500ml緑茶ペットボトルを対象)を続け、そのデータ入力をしました。実は論文執筆予定でしたがまだ書いておらず、6月初頭のデータ取得&入力を経て論文化したいと考えています。また論文執筆を完了したとしてもこの定点観測自体は続けようかなと思っています。
それと②ティカルの全財分布論文作成のためのデータ入力作業(建造物グループごとの各種の遺物の出土量を時期別に入力)はのんびりと継続しております。こちらは6月末までにデータ入力を完了させ、7月にデータ整理に向かおうと思っています。
そして③として科研費で様々な書籍を購入できたので、タイトルにあるように今月は読書に時間を費やした月であったと思います。購入した本は歴史動態力学という私のMME(物質文化マクロ生態学)と似たような方向性の数理研究のピーター・ターチンの書籍「エリート過剰生産が国家を滅ぼす」と、MMEの理論に利用しているマーク・ベレンドの「生物群集の理論」、あとは研究会でおすすめされた「万物の黎明」と、あとは物理学の基礎勉強本をシリーズまるごとです。
正直そこまで読みたくもないんですけど(笑)、ターチンと万物の黎明は、あらすじを聞いた感じではMME側から批判するには最適な対象だと感じているので、一般書をとりあえず読んで基礎知識を得ること、MMEに応用できるアイディアを抽出することを目的に読もうと思ってます。他方でベレンドの生態学の教科書はMMEとしては必読書になります。もうほとんど読み終えましたが、やはり生態学は難しいなと感じています。他方で最初に読み込む生態学書としては良本かなとも感じています。また元の論文を読んでいるだけでは気付けなかった、ベレンドの考え方とMMEの相性の良さや、考え方の違いについて勉強できたかなと思っています。
さて、ということで、来月(6月)はスーパーのデータ取得と論文執筆、ティカルデータ入力完了、ホヤ・デ・セレンの建造物グループサイズのデータ入力を目標に研究を続けていきたいと考えています。応援よろしくお願いします!

クラウドファンディング後の研究活動
2025/09/01 研究成果 Tikal - Reporte de Excavaciones No.2: “Artefactos en el Hotel Jungle Lodge”
2025/06/02 メディア掲載・講演など 埋蔵遺物量推定研究から物質文化システム論の構築へ ―考古学における統一的方法論の確立―
2025/04/01 研究成果 Tikal-Reporte de Excavaciones N0.1: “Grupos en 6H”
2024/04/01 研究成果 マヤ文明における「顔・身体付き道具」の社会分布
2024/04/01 研究成果 ティカルのうわさ vol.2
2023/04/01 資金調達 村田学術振興財団 研究助成
2023/04/01 資金調達 髙梨学術奨励基金 若手研究助成
2023/04/01 研究成果 ティカルのうわさ vol.1
2022/10/06 メディア掲載・講演など 未発掘マウンドの埋蔵遺物量の予測モデルの構築 - 古代国家ティカルにおける階層性と経済格差 -
2022/05/31 メディア掲載・講演など 2021年度調査速報 —ティカルの社会格差—
2022/04/01 資金調達 髙梨学術奨励基金 若手研究助成
2021/04/01 資金調達 JSPS科研費 特別研究員奨励費
2021/04/01 研究成果 マヤ文化 ―― 先古典期と古典期
2019/04/01 資金調達 JSPS科研費 研究活動スタート支援
2017/04/01 資金調達 共生の人文学プロジェクト
2015/04/01 資金調達 JSPS科研費 特別研究員奨励費
2014/04/01 資金調達 共生の人文学プロジェクト
2013/06/13 メディア掲載・講演など 考古学とは何か 古代日本と古代マヤの相違点とその魅力について