みなさん、量子フェスへのご支援をありがとうございます。「量子 x 音楽」誕生秘話の続編をお届けします!
この度の量子フェスの交響曲を作曲されたのはYannick Paget(ヤニック・パジェ)さんです。
https://www.yannickpaget.com/about/
ここで、パジェさんをご紹介しましょう。パジェさんは、指揮科と打楽器科でパリ国立高等音楽院を卒業されました。マレク・ヤノフスキ、佐渡裕、ヨルマ・パヌラ、ゾル ト・ナジー、デビッド・ロバートソンの各氏に師事すると共に、英国王立音楽大学に在籍し指揮を学ばれました。その後、パーカッション奏者としてデビューを果たし、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、グスタフ・マーラー・オーケストラ、他多数の演奏活動をなさり、一方で、指揮者としてのデビューはパリで、交響曲、オペラ、コンテンポラリーなどの分野で幅広いレパートリーを活かした指揮活動をされました。ラムルー管弦楽団で5年間、佐渡裕氏のアシスタントを務め、その後来日、2008 年より大阪教育大学合唱団、オーケストラの首席指揮者を務めるかたわら、2010 年からは関西シティフィルハーモニー交響楽団にも客演指揮者として参加し、大阪をはじめとする関西圏で毎年数々のコンサートをこなしています。京都在住にして日本全国とヨーロッパで主に活躍され、最近では演劇の指揮と作曲も多く行っていらっしゃいます。
作曲理論と指揮そして演奏者としてのプロフェッショナルであるパジェさんは、私も参加した舞台芸術で、宇宙を支配する量子の考え方について、興味を持ちました。音楽も実は和音の総体として構成され、その背後には理論があります。宇宙も量子の総体として構成され、その背後には素粒子の標準模型があります。素粒子が理論として統一されている様を知ったパジェさんは、その調和に基づいて、そして音楽理論に基づいて、パジェさん自身の手により、音楽的宇宙を素粒子論に基づくモチーフによる交響曲で構築しようと決意されたのです。
そこで、私たちは共同研究を始めました。素粒子を和音に翻訳してみて、そして素粒子の相互作用を和音の連続に翻訳してみる、という極めて実験的な作業となっていったのです。これが、量子を音楽にする、という共同作業の始まりでした。(続く)
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