8月10日はハトの日です。私たちの身の回りにいるハトと言えば、カワラバト(ドバト)とキジバトです。この2種は同じハトといっても見た目や生態など多くの点で異なっていますが、とったり食べたりする行動にも違いがあるようです。
※写真の右側がカワラバト、左側がキジバト
食性データベースにはこれまでにカワラバト40件、キジバト29件の記録が寄せられています。このデータを見てみると、両種間で食性が多少違っていそうだということがわかってきました。キジバトはカワラバトよりも多様な種子や果実を食べているようで、カワラバトは植物以外に加工食品(ヒトの食べこぼし等)の記録が比較的多くあるのが特徴です。
また、餌を食べる場所にも違いがみられます。カワラバトは地上で餌をとったり食べたりしている情報が多いですが、それと比べるとキジバトは植物の幹の上などでも採餌をすることが多いようです。まだまだ記録数が少ないので、今後もっと情報が集まると傾向が違って見えてくるかもしれません。今回のクラウドファンディングで、より投稿をしやすい仕組みを整えていきたいと思います。
・キジバトとカワラバトの食性比較の詳細はこちら
https://blog2.bird-research.jp/?p=287
ハトは糞害など問題になることも多い野鳥ですが、そのような人と生き物の軋轢を考える際にも種ごとの生態情報が役立ちます。カワラバト・キジバトも食性情報はまだ充分とは言えません。研究を進めるために応援をよろしくお願いいたします!
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