明日2月19日~23日の期間、上野の森美術館で開催される「第28回日本の美術」にポリ乳酸繊維布で制作した作品が展示されます。
作品は『幻花』と名付けました。ポリ乳酸繊維布に収縮加工とグラデーション染色を施した作品です。ご都合がよろしければ、上野散策のついでにお越しいただけますと幸いです。
以下のInstagramで作品を紹介しています↓
https://www.instagram.com/artwork_tomohana
昨年の今日は、学術系クラウドファンディングのチャレンジの最終日でした。
1年前の今日のことを今でも覚えています。ご協力に感謝し、責任の重さを痛感しました。1年がアッという間に過ぎたという印象です。チャレンジしたことにより、得られたチャンスがいくつもありました。その成果はこれから少しずつ現れてくるのかなと思っています。
改めて、感謝申し上げます。
Minerva in Londonが8月24日~27日に開催され、ポリ乳酸繊維布で制作した作品が展示されました。
展示の様子を、Facebookや以下のInstagramにアップしています。
今回の作品もロンドンから戻り次第、アップします。
是非こちらの作品のInstagramもチェックしてみてください😊↓
https://www.instagram.com/artwork_tomohana
7月4日(月)に「日仏繊維協力WG」の会合でサスティナブルファッションの話題提供ということでポリ乳酸繊維の収縮加工に関する研究のプレゼンをしました。日本からは、経済産業省と日本化学繊維協会、日本繊維学会、フランスからは、経済財務省と繊維クラスター2つが参加しているWGです。プレゼンでは、クラウドファンディングでご提示した内容を英語でシンプルにお話ししました。英語でのプレゼン準備は私にとっては、大変な作業でしたが、楽しい時間となりました。更に、研究を進めなければ…p(^^)qという思いも高まりました。ポリ乳酸繊維を衣服に展開できる可能性をお伝えすることができ、少しでも多くの方にご理解いただければ嬉しく思います。今回、このような貴重な機会をご提供くださった繊維学会のご関係の皆様に感謝申し上げたいと思います。
6月19日(日)にミウィ橋本で開催された「さがみはら環境まつり」に生活デザイン学科の1年生17名と共に実行委員として参加いたしました。
このイベントは神奈川県相模原市の産官学民の協働により開催されているイベントです。
本学からの参加企画は、『私たちの生活を見直してみよう!-持続可能な循環型社会を考える-「生分解性ポリ乳酸繊維布でコサージュを作ろう!」』です。プラスチック製品の使用や廃棄の問題に着目し、その解決策の一つとしてポリ乳酸繊維の活用を提案するものです。学生がオリジナルキャラクターを考えて、その概要を説明するパネルを制作しました。更に、ポリ乳酸繊維を触る!知る!をテーマに、コサージュ作りの体験教室を開催しました。地域の方の環境学習の促進と学生への環境教育と体験学習の機会と捉え取り組んでおります。
6月8日~10日に繊維学会の年次大会がハイブリットで開催されました。今回は年次大会実行委員でもあったため、8日、9日の担当セッション開催の期間は会場でオンサイトとオンラインの対応をしました。
私自身も「混合溶媒法により収縮加工したポリ乳酸繊維布の染色性に及ぼす良溶媒種の影響」というテーマで口頭発表をしました。3種の良溶媒と貧溶媒の混合溶液で収縮加工したポリ乳酸繊維布を3種類の分子構造の異なる分散染料で染色した結果、染着量は良溶媒種と染料の分子構造の影響を受けることが明らかとなりました。現象を整理するため、収縮現象と染色現象を分けて考察しました。収縮現象については、良・貧溶媒の分子混合体が繊維分子と接触することから始まると考えられることから、繊維側から見た時の良溶媒の見え方を良溶媒の表面積分率という値で定義して考察したところ、収縮率と良溶媒表面積分率は直線的な関係となりました。即ち、収縮には繊維側から良溶媒がどのように見えているのかということが密接に関係していると考えられます。染色性については、分子鎖配列が乱れた方が染着量が増大するという考え方を支持する結果となりましたが、なぜそうなるかについては、現時点では明確な回答が得られず、更に検討の余地が残されています。
5月28日、29日に日本家政学会の年次大会がオンラインで開催されました。今回は、家庭科教員志望の学生が地域連携活動「さがみはら環境まつり」(神奈川県相模原市で開催)に関わり、環境教育について取り組んだ成果を報告しました。1・2年次の活動と3・4年次の活動を2段階の問題解決型学習(PBL)として、各々PBLの6つのステップに沿って整理しました。第1段階(1・2年次のPBL)のテーマは『生分解性ポリ乳酸繊維(PLA)を環境負荷低減素材として一般の方(特に子供たち)に認知してもらうには…』でした。この取り組みで、プラスチック問題を簡潔に伝えるためのパネル制作や実際に繊維に触ることを目的にしたコサージュ作りの体験教室を企画しました。第2段階(3・4年次のPBL)のテーマは『家庭科教育における環境教育の検討』でした。現場の先生方へのインタビューや学習指導要領の変遷、家庭科教科書について調査しました。新たに獲得した知識の活用として、地域連携のオンライン講座でのミニ講義とポリ乳酸繊維を使ったコサージュ作りの体験学習の実施、そのためのテキストや音声付資料を作成しました。終了後に社会人基礎力評価の指標を活用して、学生の自己評価を行ったところ、前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力のいずれも大きく向上したと自己評価し、教員になることへの自覚の高まりを確認できました。この学生は4月から中学校の教員になり、夢への第一歩を歩きだしました。
学生への環境教育と子どもたちへの環境教育はいずれも大事な活動だと思っています。
現在、この活動を引継ぎ、本学生活デザイン学科1年生が6月19日開催の「さがみはら環境まつり」に向けて準備を進めています。
本日5月5日から作品制作(Art work)に特化したinstagramを開始しました。
まずは今まで制作したポリ乳酸繊維布を使った作品の紹介から始めます。なるべく易しい言葉で説明します。URLは以下の通りです。フォローよろしくお願いいたします。
今回の作品は、第25回日本の美術展で桂由美賞を頂いた「Flower」です。
https://www.instagram.com/artwork_tomohana
本日「ポリ乳酸繊維の活用で、衣服の環境負荷低下へ!」について、CBCラジオ「燃えよ!研究の志士たち」(小堀勝啓のトークジャンボリー)の収録がありました。
オンエアは、2週にわたり、3月6日(日)、13日(日)いずれも午前11:40~11:55です。
衣服用のテキスタイルを制作した一例です。収縮率を変化させると染着量が変化し、その変化の挙動は染料によって異なることを応用したテキスタイルです。円型の板で挟んで収縮液が浸透しないようにした布帛を収縮率10%になるよう収縮加工した布帛(ブラウスに使用)と収縮率20%になるように収縮加工した布帛(スカートに使用)を赤と青の染料を混合した染料液で一度に染色すると、板で挟まれていた収縮率0%の部分と併せて4色に色に染色することができます(0%&10%は微妙な差ですが…)。染色中の寸胴の中でも、色の違いが分かります。面白いでしょ…(^^)
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