久しぶりの進捗報告となります。
3月はオンラインサイエンスカフェ、そして、2回のオンライン講座を開催させて
いただきました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
ARICA の状況ですが、データの送受信とも成功できていない状況が続いております。
定期的に小さいサイズのデータの送信を試みていますが、ARICA でデータが処理された
形跡はありません。引き続き、小さいサイズのファイル送信を続けながら、ARICA
からのデータを待つという運用を続けます。
青学として独自の超小型衛星開発を継続して行っていく体制を構築するため、多くの
他学部、他学科の先生方や外部の先生方にもご協力いただき、学内に「超小型宇宙機
研究所」という超小型衛星の開発拠点を設置しました。そして、このセンターの最初の
プロジェクトとして、ARICA の再挑戦ミッション ARICA-2 の開発を行っていくことに
なりました。ARICA との通信がこのままできないという最悪の状況を想定し、一方で、
ARICA で達成しようとしている科学目標は今でも非常に大切なものであるため、是非
達成したいという思いでの ARICA-2 の開発となります。ARICA-2 の目標は、ARICA
と同じく、民間衛星通信を用いた突発天体速報システムの実証です。ただし、ARICA に
は不足していた、通信の冗長性を考慮し、民間衛星通信機器に加え、アマチュア無線帯を
利用した送信機の搭載を検討しています。また、衛星のオンボードコンピュータとして、
JAXA 革新2号機の RAISE-2 のコンポーネントとして現在、実証が行われているソニー
の Spresense というオンボードコンピュータの利用などを考えています。まだ、打ち上げ
は未定ですが、開発としては 2024年度の打ち上げを目指して行っていく計画です。
ARICA-2 は多くの青学の先生方にご協力いただきながら、オール青山で開発を進めて
まいります。ご期待ください。
今後も、ARICA に加え、ARICA-2 の進捗についても、こちらの academist のページにて
ご報告させていただければと考えております。引き続き、ご支援の方をよろしくお願い
いたします。
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研究報告レポート
47
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が支援しています。
(数量制限なし)
研究報告レポートにお名前掲載 他
53
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(数量制限なし)
オンラインサイエンスカフェ参加権 他
40
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論文謝辞にお名前掲載 他
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オンライン講座受講権 他
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研究室ホームページにお名前掲載 他
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個別ディスカッション権 他
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