第2回近未来ワクチンフォーラムにつきまして
登録画面のみのご案内となっておりました。失礼しました。
プログラムなどの詳細はこちらをご確認ください。
https://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/2023/10/008786.html
皆様の御支援によりスタートした「動的エピトープ理論」に基づく研究の成果がこのたびAMED-SCARDAのワクチン・新規モダリティ研究開発事業に採択されました(https://www.amed.go.jp/koubo/21/02/2102C_00004.html)。
2024年1月23日(火)13:30~17:10に「第2回 近未来ワクチンフォーラム(https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_fnnFzfkMSkS8_LG2AZlrUQ)」
においてその概要などをオンライン(無料)で紹介いたします。
2023年1月19日に北海道大学学術交流会館でシンポジウムを開催いたします。
今最もホットな研究課題である「ワクチン」と「エクソソーム」の世界トップクラスの先生お二人に講師として登壇いただきます。
コロナウイルスの予防や治療法の新たな戦略を含めて貴重な研究成果をお話しいただく予定です。私達の抗体医薬の研究成果も含めて皆様と議論できる大変良い機会になることと思います。
スパイクタンパク質の弱点を攻撃する新薬についての研究成果をもうすぐ報告できそうな状況です。なかなかご報告ができずに申し訳ありませんでしたが、やっとこのアプローチ「動的エピトープを標的にする」の有効性と汎用性が証明できそうな状況になってきました。
資料は昨日の朝刊の記事です。
こちらはがん転移における「糖鎖の重要性」を発見したという内容ですがウイルスの行き先を決定するという意味においてコロナウイルスの感染においても全く同じような役割を果たすことを示す結果と考えています。
引き続きご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。
がんの転移と糖衣(糖鎖パターン)についての記事が日経バイオテクに掲載されました。このメカニズムはウイルスも共有しているので、がんの転移を想定した治療薬とウイルスの集積する臓器組織をターゲットとする創薬のコンセプトは非常に重要な戦略となります。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/release/21/12/22/12278/
抗接着性のナノソームというウイルスより小さなナノ微粒子を利用した研究により,がんの転移のしやすさや転移先(臓器・組織指向性)はがん細胞が分泌する「エクソソーム」というナノサイズの細胞外微粒子の表面を覆う「糖衣(glycocalyx)」とよばれる糖鎖のパターンが決定していることを世界で初めて明らかにしました。
この結果から,糖鎖を用いた薬物送達システム(DDS)によってがんの転移を先回りして防ぐという全く新しいタイプのがん治療薬の開発が期待できます。https://www.hokudai.ac.jp/news/2021/12/post-963.html
実は、新型コロナウイルス治療薬についてのコンセプトにそっくりの戦略で進めています。
9月6日に厚労省に承認申請していたソトロビマブが昨夜超特急で特例承認されました。
ソトロビマブの認識する主要なエピトープはT333からI358までに位置しており、その中心部には糖鎖修飾されるN343が含まれています。ソトロビマブが糖鎖(コアFucとアスパラギンに結合したGlcNAc)の領域と根元のペプチド領域を同時に、すなわち糖ペプチドからなる「動的エピトープ(ダイナミックな翻訳後糖鎖修飾により新たに生成する抗原構造)」を特異的に認識して結合している様子については9月7日の解説を参照してください。また、この領域ではアルファ株、デルタ株、およびラムダ株のいずれにおいても変異は見られず、ソトロビマブはこれらの変異株に対しても有効な治療薬となることが期待できます。
しかし、エピトープの一部がN440とN441を含むレセプター結合領域にも跨っていることも明らかになっており、この領域での変異がこの抗体の治療効果に影響する可能性も否定できないようです。
sotrovimab(ソトロビマブ)の動的エピトープについてもう少し詳しい情報です。ACE2レセプターとの結合領域の440ー500あたりのエピトープが一部跨っていることがわかりますね。
英製薬大手グラクソ・スミスクラインの日本法人は6日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として、抗体を使った点滴薬「ソトロビマブ」を厚生労働省に承認申請したと発表した。審査期間を短縮する「特例承認」を求めている。
同社は、ソトロビマブはウイルスの変異しにくい部分に作用するため、変異株でも効果が落ちにくいとしている。
本日、高分子討論会にて招待講演しました。
講演題目「動的エピトープ理論-翻訳後糖鎖修飾が惹起するタンパク質の脆弱性」コロナウイルススパイクタンパク質の最大の弱点としての「動的エピトープ」についての報告とこのクラウドファンディングプロジェクトの取り組みについてアピールしました。
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