年の瀬のお忙しい中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本日、ヒヒ神像の分析報告書が届きました。
この報告書は、9月1日-2日にわたって、東京電機大学の阿部善也博士、筑波大学の村串まどか博士、そして東京芸術大学の高橋香里博士との共同研究で行った分析の結果です。
なんと総ページ数59頁。立派な刊行物になります。こんなに詳細な報告書はめったに頂戴できるものではありません。心からお礼を申し上げたいと思います。
今回の分析は
ヒヒ神像の顔料(青・赤・白・黄色)の分析と同定、接着剤の役割をしていた白色物質の同定、金属の推定、ヒヒ神様の目(白目と黒目)の材料推定を行いました。
2日間の調査時間でしたが、車に装置を積んでやってきて、スーツケースから装置のパーツを取り出し、何もないところから装置を組み上げて効率よく調査し、ものの30分程度で装置を分解し、元のスーツケースに納めて車に積んで去って行かれました・・・見事な手際でした。
さて、ヒヒ神像の表面情報を解明するために使った分析手法は蛍光X線分析、粉末X線回折分析、FORS分析、蛍光分光分析、高倍率顕微鏡撮影、そしてマルチスペクトルカメラによる撮影でした。報告書には順番に結果が描かれているようです。
これから結果を拝読します。お正月の楽しみが増えました。この調査報告は年度末のレポートの形で反映させていただきますね。お楽しみにお待ちください。
やまはな
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