

挑戦期間
2024/09/03 - 2030/03/31
最終活動報告
2026/10/15 18:35:38
活動報告
60回
サポーター
39人
経過時間
2024/09/03 08:00:00

みなさん、こんにちは。つっちーです。
いつも温かいご支援・応援、本当にありがとうございます。
今回は、最近出版された論文について、ひとつご報告です!
このたび、国際学術誌 Journal of Disaster Research に、共著論文 “Pluralistic Caring in Disaster Contexts: Lessons from the Noto Peninsula Complex Disaster and its Restoration”(災害における多元的なケア――能登半島複合災害とその復興からの示唆)が掲載されました!
この論文は、2024年の能登半島地震とその後の豪雨災害を背景に、災害時や復興の過程における「ケア」とは何かを、さまざまな視点から考えたものです。
災害支援というと、被災した人を誰かが助ける、支援するという関係を思い浮かべるかもしれません。けれども、実際の被災地では、必ずしも支援する側とされる側が明確に分かれるわけではありません。誰かの傍らにいること、声に耳を傾けること、ともに時間を過ごすこと。日常のささやかな関わりのなかにも、多様なケアのあり方が見えてきます。
今回の論文では、そうしたケアの多元性に目を向けながら、制度や専門職による支援だけでは捉えきれない、人びとの関係性やともに生きることの意味について考察しました。
京都大学防災研究所で続けてきた「日常と災害とケア研究会」での議論や、能登でのフィールドワークを通して考えてきたことが、こうしてひとつの論文として形になったことを嬉しく思います。
論文は英語ですが、どなたでも無料で読むことができます。翻訳ツールなども活用しながら、ぜひご笑覧いただければ幸いです!
▼▼▼論文はこちら
https://doi.org/10.20965/jdr.2026.p0979
こうした研究を続けられているのも、日頃から活動を支えてくださっている皆さまのおかげです。
研究成果を論文として発表するだけでなく、フィールドで出会った人びととの関係を大切にしながら、これからも調査や実践を続けていきたいと思います。
最後に、もうひとつ近況報告です。
この10月から、東京大学での日本学術振興会特別研究員(PD)としての任期を終え、慶應義塾大学に特任助教として着任しました!
新しい職場では、長期的な洪水予測技術に関する研究プロジェクトに参加し、科学技術社会論(STS)や倫理的・法的・社会的課題(ELSI)、科学コミュニケーションなどの観点から研究に取り組んでいきます。
所属や研究環境は変わりましたが、これまで続けてきた能登やスリランカでのフィールドワークも、引き続き大切にしていきたいと思っています。
新しい研究とこれまでの活動を行き来しながら、少しずつ研究の幅を広げていければと思います。
環境が変わり、まだまだ慌ただしい日々ですが、無理をしすぎず、一つひとつ取り組んでいきます。
これからも活動を温かく見守っていただければ嬉しいです。
引き続き、応援をどうぞよろしくお願いいたします!
それでは、また。
つっちー

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