7/13〜18にポーランド クラクフで開催された天然物に関する国際学会ICNPR(INTERNATIONAL CONGRESS ON NATURAL PRODUCTS RESEARCH)に参加しましたので、そのことについてご紹介したいと思います。
今回初めてポーランドを訪問したのですが、クラクフは日本の京都のような都市(旧都)で、第二世界大戦の戦火をのがれたこともあって昔の街並みが残るとても綺麗な所でした。これまでクラクフという都市は知りませんでしたが、アウシュビッツの近くと聞いて大戦中は大変なところだったんだなぁと改めて思いました。
学会ですが、日本の他、ヨーロッパやアメリカなどの生薬、天然物に関係する学会が共同で開催したもので、世界で生薬、天然物の研究がどのように行われているのか、日本の生薬、天然物研究が世界でどのような位置にあるのかを知ることが出来ました。エッセンシャルオイルに関する研究報告もあり、ヨーロッパを中心にエッセンシャルが精力的に研究されていることも改めて確認できました。
学会参加を通して驚く事が多かったですが、日本からの参加者がほとんどいなかったことと、アジア諸国からの参加者がとても多かったことが印象的でした。言葉の壁があることも事実ですが、韓国からは学生さんらしき方も多く参加していたので、少し考え方を変えないと世界から取り残されちゃうなぁと感じました。この先も国際学会に積極的に参加していきたいと思います。