

Challenge period
2022-11-01 - 2027-10-31
Final progress report
Sun, 31 May 2026 20:59:11 +0900
Progresses
74 times
Supporters
30 people
Elapsed time
Tue, 01 Nov 2022 10:00:00 +0900

先日、ある大学の学長・理事の方々と、ファンドレイジングについて議論する機会がありました。
これは非常に重要なことです。
以前、本プロジェクトの#28で報告していた論文では、トップマネジメントの関与がいかに重要であるか、ということを論じていました。
https://researchmap.jp/watanabe-fumitaka/published_works
もしも、その大学とともに寄付募集のアクションリサーチができるならば、「組織の上層部が理解してくれないから」という理由での失敗はありえないことになります。
一方で、このプロジェクトにおいて、同様の環境をつくりだしてアクションリサーチに臨んだのは、「自ら研究機関を立ち上げようとしている人々」と共に行った研究でした。
自分で組織を立ち上げようとしている人々ですから、彼らには上司がおらず、自分がトップであるわけです。
これは昨年11月に米国のARNOVAという学会で発表したのですが、その示唆は主に、ゴールの策定やルーティンの設定、法人格の決定といった決断をすることがいかに重要であるか、というものでした。
決断はその後の行動の方向性を狭めることになりますが、同時に、行動の量や質を高めるための前提を整えることにもなります。
学長・理事がするような「決断」に伴走するというのは、非常に責任の重い行為です。
しかしここを避けて通れば、日本の大学の10年後を変える、という当初の志から遠ざかることは間違いありません。
心して準備し、提案してみたいと考えています。