先日、学位審査が行われました。
「学位審査」とは、博士号を授与するに足る学術能力を有するかを審査する場のことです。
博士課程で研究した内容をプレゼンし、研究内容について質疑応答を行います。
審査員は一般的に研究領域の近い教授複数人から構成され、今回は3人の教授に依頼しました。
発表は、2022年9月に出版された論文をもとに行いました。
https://academic.oup.com/ageing/article/51/9/afac210/6730557
審査に数時間かける大学も少なくないようなのですが、
私の場合は発表15分、質疑応答15分の計30分で比較的短時間の審査でした。
審査自体はつつがなく進み、無事に合格をいただきました。
単位の取得漏れや提出書類の不備などなければ、これで博士課程は修了です。
ようやく研究者としての緒に就くことができます。
入学当初は臨床を中心に据え、その傍らで研究する予定でしたが、
いくつかの偶発的な出来事が重なり、予想外に研究にどっぷり浸かる3年間になりました。
来年度も現在の研究室に所属し、研究を進めていく予定です。
この3年間、学際的な研究環境にいたおかげで研究テーマは増え、
思いも寄らなかった方向に進みつつあります。
つい先日も「城下町」が新たな研究テーマのリストに加わりました。
どんな研究に育てられるのか、楽しみです。
これから益々研究に邁進したいと思います。
引き続きご支援いただけますと幸いです。
0人が支援しています。
(数量制限なし)
0人が支援しています。
(数量制限なし)
0人が支援しています。
(数量制限なし)