Challenge period
2022-06-15 - 2025-06-12
Final progress report
Fri, 22 Nov 2024 05:21:17 +0900
Progresses
24 times
Supporters
27 people
Elapsed time
Wed, 15 Jun 2022 10:00:00 +0900
松原です。
7月度の活動報告を行います。
何かコメントなどありましたらTwitter等でご連絡ください。
○数学について
最近は「連接層の導来圏」に関する論文を読んでいます。
連接層の導来圏とは、代数多様体上の連接層の複体を
コホモロジーが同じものを同一視して作った圏です。
かつては単なる道具と思われていた(導来)圏ですが、
超弦理論(ミラー対称性)の研究から
(最も古いものでは向井先生のアーベル多様体に関する研究から)
(導来)圏からもとの代数多様体の幾何学的情報を復元できることが知られています。
もともとは数物セミナーという団体の合宿が8月末に行われる予定でした。
そこで「導来圏が同じ代数曲面の分類」に関する論文を読んだまとめを発表するはずでした。
しかしCovid-19の影響により合宿自体は中止となってしまいました。
ただ、勉強したことの発表の場をいただくことができたので、
オンラインで発表しようとと思っています。
許可が出れば録画してサポーターの方々にも公開しようと思います。
また、サポーター限定公開の動画を準備中です。
他にもサポーターの方々には自主ゼミの録画を公開しようと思います。
「導来McKay対応ゼミ2022_8_7」
https://www.youtube.com/watch?v=6wu3Z2awNVE
○留学について
現在考えている出願先の候補は以下の通りです
Bridgeland(シェフィールド)
Simpson(ニース)
Frenkel(UCバークレー)
Ben-Zvi (University of Texas at Austin)
Donagi, Pantev(ペンシルベニア)
Arinkin(マディソン)
Loray(レンヌ)
Dennis Gaitsgory(Max Plank)
Motohico Mulase(UCデービス)
Macri(Paris-Saclay)
Bayer(エディンバラ)
Thomas(インペリアル)
Pandharipande(ETH Zurich)
Pantev先生に去年の出願書類を添削していただきました。
それをもとに、他の大学へ提出する出願書類を作成していきます。
○英語学習について
TOEFLを7/31に受験しました。
結果は
Reading 25/30, Listening 22/30, Speaking 19/30, Writing 23/30
合計89/120
でした。
奨学金申請のラインが90/120なのであと1点足りず…
なのでまた9/4に受験します。
約4時間のテスト、まだまだ途中で集中が途切れることがあるので
もう少し本番形式の練習が必要そうです。
今後ともよろしくお願いいたします。