ご無沙汰しております.
表題の通り,博士論文本審査に合格しました!
1月30日に本審査があり,1月中はその準備と質疑応答の対策に追われ焦燥感に駆られていましたが,無事,博士号を勝ち取ることができました!
11月に予備審査がありましたが,本審査ではそこで要求された追加の解析や考察をメインに発表しました.
その結果,博士論文自体は全体で188ページの超大作になり,本審査のために作成した発表スライドも100ページを超えました.
私の博士論文が正式に公開されるまではまだ時間がかかりますが,公開日が決定しましたらご報告いたします.
本審査では,私の指導教員を含む5名の先生方に対して研究に関する発表を行い,発表後に1人1人の審査員の先生方からの質問に回答します.
博士号を取得するためには,自分が扱う研究分野に関する深い知識だけでなく,研究成果も必要です.
そのため,実験の解析を行う際にはいつもドキドキしていました.
もちろん予想通りの結果が出ない時もありましたが,指導教員や研究室のメンバーの助言もあり,新しい知見を得たという前向きな気持ちで,更なる追加の実験や解析に取り掛かることができました.
その甲斐もあってか,本審査では審査員の方に,限られた時間で多くのことをしているとお褒めの言葉をいただけました.
また,事業化を検討した方が良いのではというご意見も頂きましたので,来年度は本格的に商品化と社会実装に向けた活動に取り掛かろうと思います.
そのためには,研究に関する知識だけでなく,起業家としての心構えやスキル,つまりアントレプレナーシップが必要となります.
東京大学には起業を支援してくださる団体もあるため,セミナーに参加することを考えております.
来年度の予算を獲得できたため,博士課程修了後も研究を続けていく予定です.
本審査の後も,再来年の予算を獲得するための申請書を作成し,応募書類を提出しました.
本審査に合格して気持ちに余裕ができたからなのか,自分の好きなことをとことん追求して取り組めていることに嬉しさを改めて強く実感するようになりました.
本審査と予算獲得のための申請書作成を終えたので,少し気を休めることができます,これからも研究活動を続け,最終的には自分の研究室を持つことを目指します.そのため,卒業式までに研究成果を論文化し,学会に投稿することを考えています.
今は,本審査前以上に研究に対するやる気が満ち溢れていますので,この調子でこれからも研究を発展させていきたいと思います.
本審査に合格したことを家族や友人に伝えたところ,皆さんにおめでとうと言ってくださいました.
私が合格できたのは,研究に協力してくださった方々や家族の支えだけでなく,私の研究に興味を持ち,報告を毎回読んでくださる皆様のご声援のおかげだと考えております.
研究について興味を持ってくださったり,報告書を読んでくださったりすることが自分の研究の励みとなっています.
改めて,お礼申し上げます.
ロボットが人間のパートナーとしての立ち位置を獲得し一緒にQOLを向上させられるよう,引き続き夢に向かって突き進んで参りますので,これからも活動を見守ってくださればと存じます.
本当にありがとうございます.
0人が支援しています。
(数量制限なし)
0人が支援しています。
(数量制限なし)
0人が支援しています。
(数量制限なし)