「虚数を量子情報に活かす!」、最後の進捗報告となります。11月には「ネットワーク上の虚数がどれだけ頑固か」の詳細を詰めながら、研究紹介のスライドを作りました。
ある特別な量子ネットワークについて、虚部を消すために必要な通信量を調べています。前月までの研究で、そのネットワークの虚部を無くすためには量子通信が必要だとわかっていましたが、その通信量がはっきりしていませんでした。数値計算(コンピュ
11月17日(木)19:30からzoomの研究報告会を行います。
プロジェクト後半で重点的に取り組んだ「ネットワーク上の虚数の頑固さ」について、結果をご報告します。数学的な説明には入らず、この研究がどのように応用され得るか話す予定です。下記リンクからご参加ください。
(注:私のzoomアカウントでは40分が限界ですので、予定時間前には参加できません。ご了承ください)
トピック: 研究結
「虚数を量子情報に活かす!」プロジェクト終了予定まであと1カ月余りに迫りました。研究内容の前に、今後の予定についてお話したいと思います。
12月中ごろに、プロジェクトを計画通り終了します。academistの挑戦者には計画を延長される方もいるのですが、私は予定通り終えることにしました。
一番の理由は、研究を続けられる環境ができたことです。来年度、立命館大学の研究室に客員研究員として登録
今年のノーベル物理学賞は、量子的相関がありうると実験的にも示した3人に授与されました。量子情報界隈には毎年のように「今年こそは、Aspect教授らに受賞してほしい」という声がありました。私自信も彼ら(や他の研究)の示した量子的相関に興味をそそられて量子情報科学を研究することにした面があります。
引き続き「量子ネットワーク上の虚数の頑固さ」を研究しています。8月から、量子ネットワークの各点間で古
お盆には60軒程のお宅に伺い、3ヵ寺のお施餓鬼にも参加しましたが、コロナには罹らずに厳修できました。年配の方に会う機会が多いのでヒヤヒヤしていました。
8月にはこれまでの結果をまとめ、共同研究者と気になる問題について議論しました。
以前から、ネットワーク全体で見ると虚数が無いような量子系でも、各部分系にしかアクセス出来ない場合、見せかけの虚数が出てくるという話をしていました。これまで(1)
浜松にて七月盆を修行し、およそ半年間のお寺の補佐業務を修了しました。7月下旬に福井県に帰り、西方寺の手伝いに戻っています。これから八月盆です。
「ネットワークにおける虚数の頑固さ」の研究がひと段落したので、7月はレポートの形にまとめる作業を進めました。4月に、光の状態に虚部が無いことを線形光学だけで判定できるか、という問題に取り組みましたが、難しくて頓挫していました。6月には、実数量子論におい
全国のほとんどの地域でお盆は8月だと思いますが、浜松は主に7月です。今年私は浜松で七月盆を、福井県で八月盆を修行することになりそうです。
今月は引き続き「ネットワークにおける虚数の頑固さ」の研究を行った他、依頼されたオンラインセミナーの準備をしておりました。8月2日の発表予定ですが、7月はお盆行持などに集中したいので、今のうちにやっておきたかったです。大学院生や現役研究者向けに、虚数と量子情報
5月30日・31日に、量子情報技術研究会(QIT46)があり、ポスター発表を行いました。5月は予稿集・発表資料作りと、先月から引き続き数学の勉強に費やしました。私が大学院を修了したのはコロナ前の平成29年で、修了後初めての研究会に加えて、初めてのオンライン研究会でした。
研究発表には口頭発表とポスター発表の二つがあり、今回はポスター発表に応募しました。参加者が自分の興味あるポスターを見に行き、
5月16日は光の国際デーらしいですが、私は3月終わりごろから、光の虚部について調べています。前回まで取り組んでいた「ネットワーク上の虚数の頑固さ」を発展させた内容です。苦手な数学が必要になってしまい、4月はほとんど勉強に費やしました。
光には、大きく分けると2種類、線形光と非線形光なるものがあります。線形光は、光を分ける半鏡(ビームスプリッタ)など比較的簡単な装置で作れます。対して非線形光は、
年度が変わり、卒業・入学・就職などにより生活が変わる方がたくさんいらっしゃいますね。ちなみに僧侶が僧堂で修行(安居)を始める時期というのは大体2月3月、又は9月10月が多く、4月というと花まつり(佛降誕会)の印象が強いです。
私は引き続き、ネットワーク全体で見ると虚数が無いはずなのに、部分部分で見ると虚数があるように見える、という現象について研究しています。
前回のzoom報告会で使用
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