皆さん、こんにちは!
クラウドファンディング開催期間中のサポート・応援ありがとうございました!
京都大学大学院文学研究科で意識の発達を研究しています渡部です。
おかげさまで、3/25に、京都大学博士 (文学) の学位を取得しました。
academist10周年おめでとうございます!
academist10周年イベントの一環として、過去・現在のクラファンチャレンジャーが、活動報告/近況報告を書いています。
今回のテーマは、”academist の活用を通じてあなたの行動や価値観が変わったエピソード”です。
academistの活用を通じてあなたの行動や価値観が変わったエピソード
私がacademistの活用で最も意識したことは、”大学院生の日常や研究をオープンにする”ことでした。
そのために、YouTubuやX (ツイッター)、ブログで、私の日常や研究を紹介してきました。
なぜこれを意識し、活動したかというと、以下の3つに気づいたからです。
①ほとんどの人は、大学院生の日常を知らないし、そもそも興味がない。
②ほとんどの人は、研究を知らないし、そもそも興味がない。
③大学院生の日常や研究を知り、興味を持ってくれる人は、希少である。
クラファンを始めてすぐ、連絡先を知っている知り合い全員に、サポートのお願いの連絡をしました。
その後、SNSを通して、たくさん宣伝をしました。
しかしながら、必ずしもサポーターになってくれる人ばかりではありませんでした。
詐欺じゃないかとか、怪しいことをしているとか、返信をくれない人もいました。
これらは、一見悲しいことのように思えます。
しかし、私たちも、自分とは関係ない領域については、よく知らないし、興味がないことも多いのではないでしょうか。
まして、興味がないことには、お金を払うことはできません。
お金がほしいと言われたら、距離を置くかもしれません。
そもそもお金に余裕がないこともあります。
研究の意義を理解し、サポートしてくれることは、当たり前ではないのです。
しかしながら、知ったら意外とおもしろいことは世の中にはたくさんあります。
ある人と仲良くなったら、その人のやっていることに興味を持つこともあります。
つまり、知ること・知り合うことで、研究・研究者に興味を持つことがあるのです。
“綾一の研究は難しくてよくわからないけど、綾一が頑張っていることは良く知ってる。だから、応援するよ!”
といって、サポートしてくれた知り合いもたくさんいました。
そうやって、研究を社会に受け入れてもらえるようになっていったら良いなと思っています。
そんな活動や姿勢を応援してくれる人も増えました。
大学院生や研究者も社会人の一員です。
研究者も社会に歩み寄る必要があります。
それがアウトリーチなのかなと思っています。
academistの活用を通して、"社会を意識した研究"を考えるようになりました。
これは大きな変化ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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