今月は前半に北海道、湧別町へ発掘調査&サンプリング調査に行ってきました。台風直撃であったため計画通りにはいきませんでしたが、飛行機が飛んで良かったです。具体的にはシブノツナイ遺跡における擦文時代の住居遺構で検出されたカマド構築材と考えられる繊維痕のある固い粘土塊と、柔らかな白色粘土塊、遺跡の近くに堆積している白色粘土、住居床面の土壌サンプルを取得しました。試料化作業は進んでいますが分析は暫く先になりそうです。
さて、残りの8月後半期は数学と書類作業を行っていまして、なかなかつまらない報告となります。なので、来月(9月)の研究の予定をお知らせします!皆さんそう言えば「メキシコ展」に行ってきました? そこでも展示されていましたが、マヤには「エキセントリック」と呼ばれる黒曜石やチャートなどの石材を複雑に加工したものがあります。この遺物の社会分布を確認してみようと思っています!乞うご期待!