古代マヤ文明・ティカル遺跡に眠る未発掘の遺物量を推定する！

第19回進捗報告　建造物グループごとのデータ整理をのんびりと……

　図の緑色に示した範囲のデータ化を終了しました。青枠の範囲が高精度の測量図面がある範囲で9枚に分かれていることを以前にお伝えしましたが、9枚中4枚までは終わったということになります。

　ペースとしては予定より遅れております。7月半ばより現在も尚、国内調査で忙しくしておりまして、南は奄美大島と沖縄本島、北は北海道湧別町と日本を飛び回っております。東京に戻るのは8月半ばとなりますが、8月中に3枚ほどのデータ化を終えたいと考えています。
そして次回に発掘対象となる各マウンドの、当時建っていた建造物の特徴や出土する遺物の種類と量について推測値を紹介しようと思います。今年度調査は10月末から12月初旬に実施予定ですが、その時に答え合わせが出来るかと思います。

　また今回は進捗が予定より少なかったことと出張中のネット環境の不備によって、個人で連絡があった場合に各ご支援者様への報告を行いましたが、全体への実施が難しい状況にあります。そのためいつものZoomによるご支援者様全体への進捗報告は今月についてはお休みとして、8月末にまとめて報告したいと思います。どうぞよろしくお願い致します。