リリースから7日で、目標金額を達成することができました。これにより本プロジェクトの根幹である防水ドローン購入の目処がたちました。ご支援を賜った皆様、周知に御協力頂いた皆様、academist社の皆様方、「長崎大学マッコウクジラ調査グループ」の仲間に深く感謝いたします。本当にありがとうございました。現状では応援コメントをいただいた方々へ対しての簡単なお返事しかできておりませんが、このクラウドファンディングへの挑戦が終了し次第、御支援を賜りました全ての支援者の皆様に改めて御礼をさせて頂きたいと思っております。御礼とご挨拶が遅れますことをご容赦下さい。
目標金額は達成しましたが本プロジェクトは、2018年2月6日まで継続しますので、引き続き御支援と周知の為の御協力を賜りますようよろしくお願い致します。この先賜ります支援金は調査船の傭船料と調査地までの交通費に充てさせていただきたいと考えております。五島沖の調査海域は陸地から50km以上離れた場所にあり、調査のために傭船をすると燃料費を含めて1日10万円以上の費用が必要となります。より多く調査を実施し、少しでも多くの成果を得るために引き続き御支援を賜りたいと考えております。今後共応援宜しくお願い致します。
Ryosuke Shibato
マッコウクジラは、歯を持つクジラのなかで最大の種です。マッコウクジラのメスとコドモは低緯度の温暖な海域で、個体の変動が少ない安定的な群れを形成しています。メスは生涯母親の群れに留まるのに対して、オスは性成熟する前に母親の群れを離れ、年齢の近いオスと新しい群れをつくります。
これまでの生態調査によって、メスとコドモの群れの構造や行動に関する理解は進んできました。しかし、出自群を離れた後のオスの群れの構造や個体間関係、コミュニケーションのようすなど、オスのマッコウクジラが成長と共にどのような社会性の変化を遂げるのかということは、未だ明らかにされていません。
私たちは、クジラの体長を正確に測ることで、クジラたちの社会性の変化を調べていきたいと考えています。さまざまな体長の個体がそれぞれどのような行動をするのか、他の個体とどれくらい一緒にいるのかというデータを集めることができれば、成長段階ごとの行動の特徴がわかり、最終的には成長に伴う社会性の変化を明らかにすることができるはずです。
過去にも、洋上でクジラの体長推定を試みた研究はいくつもあり、マッコウクジラについてはカメラと距離計を用いて体長を推定する方法が一般的になっています。しかし、この方法は測定誤差が大きく、データが取れる機会も限られてしまいます。そこで私たちは、上空・水中での撮影と海面からの離着陸可能な防水ドローンを用いて上空からクジラを撮影し、体長を測定したいと考えました。
この方法であれば、既存の方法よりも測定誤差が小さく、より正確な測定が可能になると考えられます。また船上からではクジラの身体の一部しか確認することができないため、その行動を詳細に観察することは困難ですが、防水ドローンを使って上空または水中でクジラを撮影することができれば、船上からは知ることのできないクジラの行動や生態を明らかにすることができるのではないかと期待しています。
ドローンを用いた鯨類の生態研究は発展途上であり、体長推定や行動観察の手法も確立されていないため、本研究も世界に先駆けた研究となり得ますが、防水ドローン等の調査機材購入だけでも30万円以上の費用がかかり、個人の力だけで研究を遂行することは困難な状況にあります。そこで、ぜひとも皆さまからご支援を賜りたく、今回のプロジェクトを立ち上げました。
ご支援いただいた方々には、調査で撮影した数々の美しい写真や、実際に撮影したドローン映像、五島列島沖マッコウクジラ観察会など、私たちの調査研究にまつわるお礼をたくさん用意しておりますので、応援よろしくお願いいたします。
小林駿
Date | Plans |
---|---|
2017年12月 | クラウドファンディング挑戦 |
2018年3月 | 調査機材購入 |
2018年4月 | 調査開始 |
2019年9月 | 学会発表 |
ご支援いただいた皆様に、お礼のメールをお送りいたします!
研究進捗レポート / お礼のメッセージ(電子版)
1 supporters are supporting with this reward. (No quantity limit)
ドローンから撮影した画像を厳選して3枚、メールにてお送りいたします。空から見たマッコウクジラは、どのような様子なのでしょうか。お楽しみにお待ちください!
ドローン画像厳選3枚(電子版) / 研究進捗レポート / お礼のメッセージ(電子版)
9 supporters are supporting with this reward. (No quantity limit)
私たちのチームも愛用している研究室オリジナルキャップをお届けいたします。
研究室オリジナルキャップ / ドローン画像厳選3枚(電子版) / 研究進捗レポート / お礼のメッセージ(電子版)
10 supporters are supporting with this reward. (No quantity limit)
ドローン映像(解説付き) 研究室オリジナルキャップ ドローン画像厳選3枚(電子版) 研究進捗レポート お礼のメッセージ(電子版)
ドローン映像(解説付き) / 研究室オリジナルキャップ / ドローン画像厳選3枚(電子版) / 研究進捗レポート / お礼のメッセージ(電子版)
18 supporters are supporting with this reward. (No quantity limit)
今回の研究成果を直接ご報告いたします。時期は2018年6月〜7月、場所は長崎県内を予定しています。当日お越しいただくことが難しい方々には、Youtubeの動画URLを共有いたしますので、そちらをご覧ください。
研究報告会 / ドローン映像(解説付き) / 研究室オリジナルキャップ / ドローン画像厳選3枚(電子版) / 研究進捗レポート / お礼のメッセージ(電子版)
3 supporters are supporting with this reward. (Limited to 10)
マッコウクジラの観察ツアーにご招待します。2018年6月〜7月に3回程度実施予定で、ご希望の日程にご参加いただけます。詳細は支援者の皆様に個別に連絡いたします。例年、新上五島町を8時に出発して15時頃港に戻ります。この航海中に調査チームのメンバーからさまざまな解説を行う予定ですので、楽しみにしていてください! (注)観察会は、天候や気象条件によって延期になる場合がございます。また、観察会に参加される方の集合場所までの交通費は実費になりますので、あらかじめご了承ください。
マッコウクジラ観察ツアー / 研究報告会 / ドローン映像(解説付き) / 研究室オリジナルキャップ / ドローン画像厳選3枚(電子版) / 研究進捗レポート / お礼のメッセージ(電子版)
3 supporters are supporting with this reward. (Limited to 5)
SSL encryption communication is used in this Web site, and the informations filled out are safely transmitted.
お礼のメッセージ(電子版)
1
supporters
back
(No quantity limit)
ドローン画像厳選3枚(電子版) and others
9
supporters
back
(No quantity limit)
研究室オリジナルキャップ and others
10
supporters
back
(No quantity limit)
マッコウクジラを空から眺めよう!ドローン映像(解説付き) and others
18
supporters
back
(No quantity limit)
研究報告会 and others
3
supporters
back
(Limited to 10)
五島列島沖マッコウクジラ観察ツアー and others
3
supporters
back
(Limited to 5)