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大谷康太/渡部 綾一/山本 希/桑水 隆多
聖ヶ丘保育専門学校、専任教員/Kyoto University、研究員/Kyoto University、研究員/筑波大学、助教
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Profile

大谷康太、渡部 綾一、山本 希、桑水 隆多

大谷 康太(おおたに こうた)
筑波大学体育系 非常勤研究員(本務:聖ヶ丘保育専門学校 専任教員)
京都大学大学院を修了後,高校英語科教員や特別支援学校教員,小学校教員を経て現職。教育現場と基礎研究の橋渡しをする存在を目指して活動しています。
プロフィール詳細はこちら: https://researchmap.jp/kota_psycho_

渡部 綾一(わたなべ りょういち)
京都大学大学院文学研究科 研究員
クオリアや意識の発達を研究しています。「わたしとは何か」「生きるとは何か」「世界とは何か」といった主観的な問いを子どもの時からずっと考えてきました。子どもたちが見ている世界、感じている世界を皆さんと共有したいです。応援よろしくお願いいたします!
プロフィール詳細はこちら: https://researchmap.jp/wtnbr

山本 希(やまもと のぞみ)
京都大学大学院文学研究科 研究員
他者とのかかわりの中で生じる感情、認知、行動の発達について関心を持ち、研究してきました。今後は、瞳孔といった生理指標など、メンバーの知見を掛け合わせながら、子どもの内的世界をさらに解像度高く明らかにしていきたいと思います。
プロフィール詳細はこちら: https://researchmap.jp/nozomi-yamamoto

桑水 隆多(くわみず りゅうた)
筑波大学体育系 助教
身体運動に伴う実行機能向上効果のメカニズムについて、神経科学・生理学的手法から研究してきました。最近では、幼児を対象とした認知行動発達研究も進めるとともに新たに意識の研究にも興味を持っています。今回はさらに子どもの内的世界という難題に力を合わせて挑戦します。
プロフィール詳細はこちら: https://researchmap.jp/kuwamizu_ryuta

あなたが研究を通して成し遂げたいことはなんですか?

「子どもにしか感じることができない世界はあるのでしょうか?」
「幼少期のあなたの眼には、世界がどのように映り、一体どのようなことを考えていたのでしょうか?」

私たちは皆、子どもの頃を経験してきたにも関わらず、いつの間にか、あの時の感覚を忘れ、目の前の子どもの言動にしばしば不思議な感情さえ抱かされます。ひとりでぬいぐるみに話しかけたり、何でもないものがすごく怖かったり、素朴な疑問に夢中になったり...。

私たち4人が目指すのは、そんな子どもが感じていることや考えていること、すなわち「心の中の世界(内的世界)」を明らかにすることです。

これまで子どもの研究の多くは、大人の認識できる客観的な現象や外界に表出される言動を対象としてきました。しかし、子どもの内にある思考や感情、あるいは意識は、大人の想像を遥かに上回るような豊かさを持っている可能性があります。そして、それはあなたが子どもの頃に経験した不思議な記憶、あるいは目の前の子どもの不思議な言動と関係しているかもしれません。

私たちのプロジェクトは、内的世界の発達的起源という、これまで科学が立ち入ってこなかった領域への開拓を意味するものです。さらに、子どもの能力を最大限引き出す未来の実現と、大人が子どもの頃を追体験できる可能性を示すものでもあります。子どもの行動が大人にさまざまなヒントを教えてくれるように、子どもの内的世界を調べることは、大人の世界観を大きく変革するヒントが隠されているかもしれません。

どのようなアプローチで実現しようとしていますか?

乳幼児の内的世界に迫るための研究手法は、現時点ではほとんど存在せず、まるで雲をつかむような難しさがあります。この問題に取り組むためには、内的世界を可視化・定量化する新たな行動実験モデルの確立に加え、神経・生理学的手法との融合、さらにはそれらの結果を解釈するための理論的枠組みの構築が不可欠です。

これまで私たちは子どもの内的世界に関して、行動実験による研究はもちろんのこと、瞳孔の大きさや瞬き、脳活動の計測などの神経生理学的アプローチによる研究を行ってきています。

1. 幼児の内言を行動から評価する課題の開発:
子どもが心の中で言葉を使って思考する過程を捉えるため、内言を行動面から測定する課題を開発しました。この研究により、5歳頃には心の中で数字を唱える能力が備わってくることが示されつつあります。

2. 成人の内言に伴う生理的反応の測定:
内言の生理的兆候を探るため、成人を対象に、心の中で数字を数える課題中の瞳孔サイズの変化を測定しました。声に出して数える場合には瞳孔が拡大する一方、内言では顕著な変化が見られないことが示されており、今再現実験を進めています。瞳孔や瞬きは脳・精神状態と密接に関係するとともに、大きな装置をつけたり実験の邪魔になりにくいため、この方法は将来的に子どもの内的世界の状態を予測する指標として応用できるのではないかと期待しています。

子どもの内的世界は未知に包まれた存在です。しかし、このように複数の専門領域の研究者や多くの人の支援が集まって、このブラックボックスに挑戦することに意味があると考えています。

上に挙げた内言に関する研究以外についても、内的世界の研究アプローチについて駄案を恐れず議論を重ね本分野を大きく前進させるような実験モデルを提案することを目指していきます。

今回のプロジェクトで行う研究テーマはなんですか?

今回のプロジェクトでは、具体的に次の4つの点に取り組みます。

1. 幼児の内的世界の発達過程を評価する質問紙の開発:
幼児の内的世界を調べるためにまず欠かせない方法は「何を考えているか質問すること」です。しかし、幼児に対する内的世界の質問方法はまだ、確立されていません。そこで成人向けの内言質問紙である The varieties of inner speech questionaire - Revised(VISQ-R)を参考に、幼児がわかりやすく答えられる質問紙を開発します。これにより、幼児の内的世界の多様性や大人との違いを示すことを目指します。

2. 幼児の「内言」と「感情」との関わりを明らかにする研究:
感情が高まると心の中の言葉はどのように変わるのでしょうか? 上述の私たちの取り組みから開発した「内言を行動面から測定する課題」を応用し、「感情」の高まりによって、子どもたちの内言が変化するのか・その変化が生理反応や行動等にも反映されるのかを調べたいと考えています。また、内言に操作を加える(たとえば「誰かになりきってもらう」など)ことで、内言がどのように変化するのかについても検証します。

3. 幼児の内言を客観的に測定するための生理指標の開発:
内言と瞳孔の大きさとの関連性が幼児でも示されるのかを検証し、子どもにとってより非侵襲的で安全かつ簡便な手法で内言を測定する方法を確立します。また、光を使った脳活動計測法も組み合わせることで、より信頼性と妥当性の高いデータを取得することを予定しています。

4. 内的世界解明のための継続的議論
幼児、あるいはより年齢の低い子どもの内的世界を包括的に理解することは極めて難しいテーマであり、すぐに完結するものではありません。だからこそ、「議論を重ね、新しいアイディアを出していく」ということも今回の重要な活動のひとつとして位置付けています。4人の専門領域を生かし、どのようにすれば乳幼児の内的世界をより高い解像度で明らかにできるのかを徹底的に議論するとともに、研究成果を国内外の学会や学術誌で発表しながら、世界の研究者とも議論を重ねます。そして、内言以外のさまざまな領域を視野に含め(視覚的なイメージなど)包括的に子どもの内的世界の全体像を理解するための研究を模索していきます。

Why we need your support

私たちが挑む「内的世界の研究」は、すぐに教育現場に応用できるような成果を生むものではありません。しかし、確かな基礎研究の積み重ねこそが、信頼できる教育的応用へとつながり、子どもたちの未来をより良いものにすると信じています。

だからこそ私たちは、academistを通じて、乳幼児の保育や教育、幼児体育、そしてご家庭での子育てに関わる皆さまに、私たちの研究の道筋や成果達成を見守っていただきたいと願っています。そして、日々子どもたちに寄り添い、「この子たちは何を考えているのだろう」と感じている皆さまと一緒に、研究をさらに前に進めていきたいと考えています。子どもたちの可能性を最大限に引き出し、大人が子どものころの感覚を追体験できる未来を実現するためには、「内的世界」の基礎研究が不可欠です。皆さまのご支援が、子どもたちの心の奥底に秘められた輝きを明らかにし、未来を拓く大きな力となります。
 
いただいたご支援は、貴重な研究費として子どもたちの「内的世界」の解明に不可欠な調査参加者の確保、最先端の知見を得るための実験機材や機器の購入、そして得られた成果を世界に発信するための論文の出版費や国内外の学会での発表資金として、大切に活用させていただきます。皆さまのご支援が、まだ見ぬ子どもの心の宇宙を明らかにし、未来の教育と社会に貢献するための確かな一歩となることをお約束します。内的世界の冒険に、皆さまのお力添えをお願いいたします!

Recommender's comment

森口 佑介
京都大学文学部 教授

本研究は、従来の発達科学が見過ごしてきた子どもの内的世界という未踏の領域に、気鋭の若手研究者たちが挑む意欲的な計画です。客観的な観察では捉えきれない、豊かな内的世界の起源を探求することは、人間の理解に大きく寄与すると考えられます。本研究の成果は、教育実践への貢献に留まらず、大人が忘れた子ども時代の感覚を再発見する貴重な機会をもたらすでしょう。この独創的な研究を心から推薦します。

川﨑 聡大
立命館大学産業社会学部 教授

子どもの「内なる世界」を本気で解き明かそうとしている若者たち!臨床の現場では、表に見えない「小さな気づき」が支援の「大きな鍵」になります。彼らの挑戦は、その源を科学的にとらえる試みです。未来の支援の地盤になる研究です。ぜひ応援してください。私も、現場の人間として心から期待しています。

櫃割 仁平
ヘルムートシュミット大学 研究員

今年第1子となる息子が産まれました。目が合うように感じたり、言語と呼んでいいか分からない声で応答し合ったり、毎日驚きと癒しを貰っています。赤ちゃんの発達のスピードも聞いていた以上で、日々変化を感じます。そういうわけで、大谷さん達の研究テーマ、加わりたいくらい興味があります笑 着眼点のみならず、同大学で切磋琢磨していたからこそ分かる4人の研究力も確かなものです。プロジェクトの成功を確信しています。

平賀 大一
筑波大学体育系 研究員(運動生化学研究室)

修士時代からの旧友・桑水君を通じて、「子どもの内的世界」に迫る大谷君らの開拓精神と異分野融合的なアプローチに深く惹かれました。そのブラックボックスを紐解く鍵の1つが「目」です。最先端の脳イメージングでさえ現場応用には限界がある中、瞳孔や瞬きといったアイマーカーがダイナミックな身体運動に伴う脳活動や認知増進を予測するという斬新な発見をしています。まさに「目は口ほどにものを言う」です。果たして、無垢な子どもの目にも、その内的世界が映し出されるのでしょうか?彼らの「動向 (瞳孔)」から、今後も目が離せません。

岩嵜 唱子
京都大学大学院文学研究科 研究員

目まぐるしく変化する現代社会の中でも、子どもたちは子どもらしく、たくましく育っています。どの時代でも、子どもは環境に育てられてきました。乳児期から幼児期にかけて、子どもたちは社会の中で学びながら、未来に向かって成長しています。言葉でうまく表現できなくても、子どもたちは感じ、考え、まわりとつながりながら日々を生きています。今回の4人の挑戦が、そんな子どもたちの姿をより深く理解し、家庭や教育機関だけでなく、社会全体で子どもを支える新しい一歩になることを心から願っています。未来を育む大切な一歩として、研究の進展を楽しみにしています。

Project timeline

Date Plans
2025年秋〜 実験準備(実験パラダイムの開発,研究協力者募集等)
2025年9月 現時点の成果を日本心理学会大会にて発表
2025年冬〜 実験実施,データ収集
2026年 年初 国際学会 (Budapest CEU Conference on Cognitive Development 2026等)にてチームの成果を発表
2026年3月 研究成果を日本発達心理学会大会にて発表
2026年春 国際誌に論文投稿
2026年夏 オンライン・サイエンスカフェにて研究成果の報告

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今回のプロジェクトに関する報告と意見交換を行う会をオンラインにて4人で実施します。こちらに優先的にご参加いただくことができます。
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オンライン研究報告&意見交換会へのご招待 September, 2026
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オンラインでのセミナー(講演会,トーク)を実施いたします。4人のうちから,研究テーマにご関心のある1名をお選びいただくことができます(時間は1時間程度を予定しております)。ご関心や用途に合わせて,トーク内容や形式をご指定いただけます。
日程や内容の詳細につきましては,後日メールにてご相談ください。
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オンラインセミナーの実施 September, 2026
オンライン研究報告&意見交換会へのご招待 September, 2026
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4名によるオンラインでのセミナー(講演会,トーク)を実施いたします(時間は1時間程度を予定しております)。ご関心や用途に合わせて,トーク内容や形式をご指定いただけます。
日程や内容の詳細につきましては,後日メールにてご相談ください。
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4人によるオンラインセミナーの実施 September, 2026
オンライン研究報告&意見交換会へのご招待 September, 2026
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ご指定の現地でセミナー(講演会,トーク)を実施いたします。4人のうちから,研究テーマにご関心のある1名をお選びいただくことができます(時間は1時間程度を予定しております)。ご関心や用途に合わせて,トーク内容や形式をご指定いただけます。
日程や内容の詳細につきましては,後日メールにてご相談ください。
※交通費等(必要に応じて宿泊費)は,恐れ入りますが別途頂戴いたします。
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オンライン研究報告&意見交換会へのご招待 September, 2026
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Featured : 4人による現地出張セミナーの実施(任意)

4名でご指定の現地でセミナー(講演会,トーク)を実施いたします(時間は1時間程度を予定しております)。ご関心や用途に合わせて,トーク内容や形式をご指定いただけます。
日程や内容の詳細につきましては,後日メールにてご相談ください。
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※交通費等(必要に応じて宿泊費)は,恐れ入りますが別途頂戴いたします。

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オンライン研究報告&意見交換会へのご招待 September, 2026
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