皆さま、こんにちは!メンバーの渡部です。
私たちのプロジェクト「乳幼児の内なる世界を読み解く」にご関心を寄せていただき、ありがとうございます。
今回は活動報告第4弾として、先日参加した「スポーツニューロサイエンス研究会」での発表についてご紹介します。
9月16日(木)、立命館大学びわこ・くさつキャンパスにて開催された「第7回スポーツニューロサイエンス研究会」に、運営スタッフとして桑水、発表者として渡部が参加しました。発表テーマは、「子どもにおける時間情報処理の発達 ―スポーツニューロサイエンスへの応用可能性」 です。
この研究では、子どもが、見たものや聞いたものの、「時間」や「順番」をどのように認知・理解しているのかを調べています。たとえば、「パソコン画面に2つの〇が順番に出る」「スピーカーから2つの音が順番に聞こえる」といった2つの出来事があったとき、どちらが先に起きたのかを子どもはどのくらい正確に判断できるのか、を研究しています。
今回の発表では、そうした渡部が進めてきた発達研究の知見を紹介しつつ、スポーツニューロサイエンスへの応用も議論しました。というのも、この能力はスポーツや日常生活でよく耳にする「動体視力」と深く関わるからです。
渡部は、こうした時間や空間の認知が、子どもの内的世界や意識を形づくる大切な要素だと考えています。時空間認知が発達することで、子どもの「内的世界」もどんどん広がっていくのではないでしょうか。
ちなみに当日は「スポーツニューロサイエンス」にちなんで、ゴールドジムのTシャツを着て気合十分で発表してきました。
当サイトは SSL 暗号化通信に対応しております。入力した情報は安全に送信されます。